先日、デジタル音源をもとにして、次のような曲集を作った。
①坂井泉水(ZARD)「揺れる思い」
②森田童子「ぼくたちの失敗」
③中村貴之(NSP)「始発電車」
④もんたよしのり(もんた&ブラザーズ)「DESIRE」
⑤大橋純子「たそがれmy love」
⑥加藤和彦(・北山修)「あの素晴らしい愛をもう一度」
⑦村下孝蔵「ゆうこ」
⑧河島英五「時代おくれ」
⑨りりィ「オレンジ村から春へ」
⑩天野滋(NSP)「お休みの風景」
⑪谷村新司「陽はまた昇る」
⑫松原みき「真夜中のドア」
⑬新井満「ワインカラーのときめき」
⑭須藤薫「セカンドラブ」
⑮尾崎豊「I LOVE YOU」
⑯忌野清志郎(RCサクセション)「SUMMER TOUR」
⑰鈴木ヒロミツ(モップス)「晴れ時々にわか雨」
⑱大塚博堂「めぐり逢い紡いで」
⑲大瀧詠一「幸せな結末」
⑳冨所正一「お前まだ春らかや」
この歌い手たちの名前を見ると、どういう曲集を作ったかは、一目瞭然ですな。
そう。故人となってしまった人たちが歌っていた曲集なのだ。
曲集を作るときには、一番のヒット曲だけにしようかと思ったのだが、ベストヒットだと聴き飽きるくらい聴いたものもある。
そこで、2番目に好きな曲を入れたものも多い。
ZARDなら「負けないで」だろうけど、「揺れる想い」。
もんた&ブラザーズなら、「ダンシングオールナイト」でなく「DESIRE」。
村下孝蔵は、「初恋」のところ、「ゆうこ」。
RCサクセションは、「雨上がりの夜空に」を「SUMMER TOUR」に。
りりィは、「私は泣いています」でなく、明るい「オレンジ村から春へ」がいい。
NSPの天野滋は、「夕暮れどきはさびしそう」でなく、なんとなく「お休みの風景」がいい。
モップスは、「たどりついたらいつも雨ふり」だろうけど、「晴れ時々にわか雨」。
そんなふうに違う選曲をした。
ところで、最後の冨所正一については、知らない人が多いはず。
彼は、新潟県人で、デビュー前に自ら川に身を投げてしまったのだった。
それについては、また機会があるときに綴ってみたいと思うが、「お前まだ春らかや」を知らない人は「YOUTUBE」で聴くことができるので、検索して聴いてくださいな。
しまった!⤵
編集が終わった後、かまやつひろしの「どうにかなるさ」や山本コータロー(ウイークエンド)の「カリフォルニアドリーム」なども入れようと思っていたのに、忘れていたことに気づいた。
それにしても、歌う人が亡くなってしまっても、歌声は残るのだなあ、とある種の感慨にふけってしまった。
自分がこれらの人々の曲を好んで聴いて、ある時は元気づけてもらい、ある時はなぐさめてもらい、ある時は夢を抱かせてもらいしながら生きてきたのだと、自分の人生を振り返り想う。
歌い手の皆さんに感謝しながら、これからものこされた歌声を聴いていきたい。
先日、自分で編集して曲集を作っている間に、また新たに「愛は勝つ」のKANの訃報が届いた。
うーん。まだ若いのになあ…。
RCサクセション、「雨上がりの夜空に」でなく「SUMMER TOUR」チョイスって言うのは良いですね。これからもよろしくお願いします。
いつもコメントありがとうございます。
DAT…専門的ですね。そこまではできませんが、集めてしまったレコードやCDの曲たちって、自分にしかわからない大きな思い出、心の支えになっていたことを改めて思うのです。
音楽は、一番の心の癒しになっているものかもしれません。ただ、何をしても半端な自分には、クラシック音楽などのよさは感じながらも、十分には分かりきっていない弱さを感じます。
まあ、難しいこと考えず、これからもその時々で、自分が快く感じるものを受け止めて聴いたり歌ったりすることにしていきます。