ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

アルビレックス新潟是永社長の辞任・社長交代の報せに

2020-11-06 19:00:39 | アルビレックス新潟
FWファビオの酒気帯び運転及びその案件で摘発された事実をJリーグに報告しなかった、例の事件に関して、Jリーグの懲罰処分が下った。
リーグ側は、アルビレックス新潟に、罰金300万円とけん責の懲罰を科すということだ。
●各国ごとに法規制の実情が異なることなどから外国人選手が犯しがちな飲酒運転について、これを適切に防止するために必要な指導、教育などの措置を講じていなかった新潟の指導不足を指摘。
●また、新潟がファビオの摘発を知った後、同件を社長、GM、監督の3者で共有するにとどめ、1か月余りもリーグに報告しなかった点も問題とした。

このような処分が下されたことを受けて、アルビレックス新潟は、臨時取締役会を開き、是永大輔・代表取締役の辞任受理を発表した。
この結果、是永社長は、17日付で取締役に異動し、しかも、12月31日をもって取締役を退任し、新潟から籍を外す予定となった。
また、後任には取締役常任顧問兼アルビレックス新潟後援会副会長の中野幸夫氏の就任も発表した。

…うーん。
あちこちで書かれているけれども、やっぱり社長の交代という事態になってしまったか。
残念だ、としか言いようがない。

J2に降格して3年目。
毎年シーズン途中で成績不振から監督交代の事態を繰り返していた新潟。
それが、今年は、アルベルト監督の下、本当にいいチーム作りが行われてきた。
選手一人一人が躍動し、見ていてワクワクする試合をするから、心から応援したいと思えるチームになっている。
それは、アルベルト監督を招聘し、玉乃ゼネラルマネージャーを登用した、是永社長の手腕があったからだということは間違いない。
また、社長になったら、自ら試合会場におもむき、サポーターの声に耳を傾ける姿を頻繁に見てきた。

このような社長の姿や実績に、それまでの社長たちとは違うものを、私たちは見てきた。
だから、私たちサポーターは、信頼感を抱き、安心してアルビレックス新潟を見ることができていたのだ。
その是永社長が、完全にチームから去ってしまうということでいいのだろうか?
社長に返り咲く中野幸夫氏は、2度社長の経験がある。
しかし、過去の在任時代の経験を考えると、よいことばかりでなく逆に不安も多い。

社長の交代ということだけで、事態の鎮静化を果たそうとするなら、それは間違いだと思う。
是永氏は、アルビレックス新潟には、欠かせない人だと思う。
そう考える人は、少なくない。
今後も、何らかの形で、新潟をサポートできるように是永氏を残してもらいたい。

そして、まさかとは思うが、是永社長に続いて、玉乃ゼネラルマネージャーやアルベルト監督まで責任を取るという形で、今季限りで辞めてしまったりすることはないようにしてほしい。
そんなことになったら、たくさんの新潟を応援するサポーターたちやスポンサーたちが一気に離れてしまうだろう。
監督の言うように、選手たちもチームも、まだ成長の途上だ。
せっかくJ2の上位で戦える、いいチームになってきたのに、その功労者たちを一気にチームから去らせてしまうようなことは、絶対に避けてほしい。

そんな最悪のシナリオになることだけは、あってはいけないのだ。


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