12月、今冬の高校スポーツで、新潟県の代表となって活躍したのが、バスケットボール男子の帝京長岡高だった。
前年と同じ準決勝まで進んだ。
準決勝でも、3位決定戦でも敗れてしまったが、その健闘ぶりはすばらしかった。
ところで、年末から年明けとなっても、帝京長岡高の活躍は続いている。
今度は、高校サッカーである。
大みそかの1回戦では、高知西高に、FW晴山のハットトリックをはじめとして、大量得点を記録。
6-0で大勝した。
新潟県のチームで、大会史上初めてのことであった。
この大会で新潟県の選手がハットトリックを達成したのは、97回の歴史を数える高校選手権で初めてのことなのであった。
今年の新潟県代表帝京長岡高は、強い、というイメージをもつことができた。
年が明け、昨日行われた2回戦では、北海道代表の旭川実業と対戦。
1点を先制されたが、逆転した。
逆転できるのは、強いチームならでは、と思っていたら、後半に同点に追いつかれ、PK戦に持ち込まれてしまった。
そのPK戦が死闘となった。
テレビの中継も8人で途切れてしまい、ネットを頼りに結果を追った。
すると、なんと、決着がついたのは19人目。
帝京長岡〇〇〇×〇〇〇〇〇〇〇〇×〇〇〇〇〇〇
旭川実業×〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇×〇〇〇〇〇×
17対16という激しさだった。
両チーム合わせてのべ38人がシュートを打ち合ったのだ。
帝京長岡高も旭川実業も、すばらしいと思うのは、38本のキックのすべてがゴールの枠の中に飛ばしているということ。
枠外に外したシュートというのは、1本もなかったのである。
だから、あとは、GKがいかに防ぐかということがポイントになった。
1-1で迎えた13人目、帝京長岡高のキックが、相手キーパーに防がれた。
この絶体絶命のピンチに、帝京長岡高のGK猪越は、相手のキックを見事にはじいたのだ。
そして、さらに続いたPK合戦。
19人目で帝京長岡がキックを成功させた後、猪越が3度目のすばらしいセーブを見せ、ボールをはじいた。
今年は、亥年、「越後の猪(いのしし)」のような苗字をもつ猪越の活躍は見事であった。
19人目での決着は、本大会では史上初めてということだった。
アナウンサーが、「帝京長岡高は、この大会でPK合戦を行って勝ったことはまだありません。」なんて盛んに言っていたので、気になってしまった。
もっとも、「旭川実業は、このNACK5スタジアムで勝利したことはありません。」とも言っていたけれど…。
そして、今日の3回戦は、長崎総合科学大付属高と対戦した。
対戦相手の監督は、国見高などで17回の優勝を遂げている小嶺監督。
昨日の2回戦が初戦だった長崎総大高に比べ、前日PK戦で死闘を展開した帝京長岡高は、3戦目。
前半に先制を許したが、PKで同点に追いついたものの、後半は風下。
守備に回る時間も増えていた。
それでも、試合最終盤で勝ち越しゴールを決めて、逃げ切った。
これで、ベスト8。
今大会の帝京長岡高は、毎回勝利するたびに「史上初めて」がついてきたが、ベスト8は2回目である。
そして、新潟県のチームがベスト8に進んだのは、2年連続である。
県内で長岡は、積雪の多い地域なのに、よくぞここまで強くなったものだと感心する。
次の準々決勝に勝利すれば、学校としても新潟県のチームとしても、史上初めて、ということになる。
対戦相手は、東福岡高や前橋育英高など優勝経験が多く今回も優勝候補となっている学校を、次々と破って勝ち上がってきた、福島県代表尚志高校。
帝京長岡高には、強敵だが、勝利して新しい歴史を刻んでほしいと願っている。
前年と同じ準決勝まで進んだ。
準決勝でも、3位決定戦でも敗れてしまったが、その健闘ぶりはすばらしかった。
ところで、年末から年明けとなっても、帝京長岡高の活躍は続いている。
今度は、高校サッカーである。
大みそかの1回戦では、高知西高に、FW晴山のハットトリックをはじめとして、大量得点を記録。
6-0で大勝した。
新潟県のチームで、大会史上初めてのことであった。
この大会で新潟県の選手がハットトリックを達成したのは、97回の歴史を数える高校選手権で初めてのことなのであった。
今年の新潟県代表帝京長岡高は、強い、というイメージをもつことができた。
年が明け、昨日行われた2回戦では、北海道代表の旭川実業と対戦。
1点を先制されたが、逆転した。
逆転できるのは、強いチームならでは、と思っていたら、後半に同点に追いつかれ、PK戦に持ち込まれてしまった。
そのPK戦が死闘となった。
テレビの中継も8人で途切れてしまい、ネットを頼りに結果を追った。
すると、なんと、決着がついたのは19人目。
帝京長岡〇〇〇×〇〇〇〇〇〇〇〇×〇〇〇〇〇〇
旭川実業×〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇×〇〇〇〇〇×
17対16という激しさだった。
両チーム合わせてのべ38人がシュートを打ち合ったのだ。
帝京長岡高も旭川実業も、すばらしいと思うのは、38本のキックのすべてがゴールの枠の中に飛ばしているということ。
枠外に外したシュートというのは、1本もなかったのである。
だから、あとは、GKがいかに防ぐかということがポイントになった。
1-1で迎えた13人目、帝京長岡高のキックが、相手キーパーに防がれた。
この絶体絶命のピンチに、帝京長岡高のGK猪越は、相手のキックを見事にはじいたのだ。
そして、さらに続いたPK合戦。
19人目で帝京長岡がキックを成功させた後、猪越が3度目のすばらしいセーブを見せ、ボールをはじいた。
今年は、亥年、「越後の猪(いのしし)」のような苗字をもつ猪越の活躍は見事であった。
19人目での決着は、本大会では史上初めてということだった。
アナウンサーが、「帝京長岡高は、この大会でPK合戦を行って勝ったことはまだありません。」なんて盛んに言っていたので、気になってしまった。
もっとも、「旭川実業は、このNACK5スタジアムで勝利したことはありません。」とも言っていたけれど…。
そして、今日の3回戦は、長崎総合科学大付属高と対戦した。
対戦相手の監督は、国見高などで17回の優勝を遂げている小嶺監督。
昨日の2回戦が初戦だった長崎総大高に比べ、前日PK戦で死闘を展開した帝京長岡高は、3戦目。
前半に先制を許したが、PKで同点に追いついたものの、後半は風下。
守備に回る時間も増えていた。
それでも、試合最終盤で勝ち越しゴールを決めて、逃げ切った。
これで、ベスト8。
今大会の帝京長岡高は、毎回勝利するたびに「史上初めて」がついてきたが、ベスト8は2回目である。
そして、新潟県のチームがベスト8に進んだのは、2年連続である。
県内で長岡は、積雪の多い地域なのに、よくぞここまで強くなったものだと感心する。
次の準々決勝に勝利すれば、学校としても新潟県のチームとしても、史上初めて、ということになる。
対戦相手は、東福岡高や前橋育英高など優勝経験が多く今回も優勝候補となっている学校を、次々と破って勝ち上がってきた、福島県代表尚志高校。
帝京長岡高には、強敵だが、勝利して新しい歴史を刻んでほしいと願っている。