ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

なんちゃってランナー、走り初め

2023-01-05 15:21:20 | RUN
今年の走り初め。
例年なら、というより感染症禍になる前だったら、年明け早々に村上市元旦マラソンを走って走り初めとしていたのに、2年続けて中止となっていた。
今年は3年ぶりに開催されたのだが、参加を見送ったのだった。

参加見送りをして、モチベーションがなくなっていたせいもあり、ずっと走っていなかった。
調べてみると、この前走ったのが、12月13日。
なんと3週間以上も走っていなかったのである。
自らを、「なんちゃってランナー」だと思うが、それにしても間が空き過ぎだ。
昨日、歩道を歩いていたら、走っている人が気持ちよさそうにそばを通り過ぎていった。
「いいなあ。でも、今日は少し寒いし、ちょっと頭が痛いのだよなあ…。」
などと、走らない理由を探す恥ずかしい自分がいた。

今日は、昨夜雪が降ったため、道路は雪が積もっていたりぐしょぐしょになっていたりした。



雪が降ったから、昨日よりも今日の方が気温は低く、外は3℃だった。
これまた走らない理由になるのだが、今日は、なぜか昨日よりも走ろうとする気持ちが強かった。
「どれ。2023年の走り初めに出るか。」
と、車の通りが少なく、消雪パイプからの水で雪がとけている道を選んでジョギングに出た。
今日の目標は、8km。
初春なので、縁起のよい、末広がりの八キロとした。



地下道(アンダーパス)の歩道は、下りと上りがあり、片道約400m。
ここの往復と、それ以外の片道約500m。
1周すると、およそ1800m。
ここを何回か行き来した。

さすがに3週間余りも走っていないと、体が重い。
いつもよりも心拍も上がり気味だった。
それでも、走っている自分に満足する。
ああ、走るのは気持ちがいい!
ずうっと走っていなかったことを後悔してしまう。

半分ほど走っていたら、天候が急変した。
あられが降ったり雪が降ったりして、顔を上げて走るのがつらくなってきた。
冬期間、関東だとこういうことはないのだよなあ。
新潟は、その点つらいよなあ、なんて思いながら下を向いて走っていた。



やがて、急に明るくなった。
雪は降っているのに、薄日が差しているのだった。
天気雨ならぬ天気雪!?



こういう天気は、こちらではよくある。
関東では風花ならあるだろうけど、こっちは吹雪と陽射しの両方を味わえるのだぜ、なんて負け惜しみにも似た感覚ながら、胸を張って走り続けた。

もともとジョギングで楽な走りのはずだったが、今日は8kmが無理のない精いっぱい。
だが、走り終えた後の爽快感を久々に味わった。
さて、少しずつでもいいから、今年もゆっくりながら走れる体をつくっていくことにしよう。
コメント
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