「10年に1度の最強寒波」は、やはり高速や鉄道の立往生、交通事故などの災害を生んでいる。
名神高速や近畿の鉄道では、長時間その解消のめどが立たず大変だったという報道がされていた。
それに対して、新潟県では、佐渡で軽乗用車が吹雪で田に横転したというニュースはあったが、今回は、大きな混乱はなく過ごすことができたようだ。
これは、やはり先月の大雪でのことが教訓となって働いていると言える。
高速や国道を早めに通行止めにして除雪作業が行われたこともよかったようだ。
また、鉄道も、早めに運転の休止や運転時間の限定を公表していたことによって、無難に過ごせているようだ。
さて、そう言いながら、わが家でも寒波の影響は現れている。
朝、洗面所の蛇口をひねると、出てきたのは茶色く濁った水。
給湯器のシステムが、「凍結予防」作用を行ってくれたらしいが、それでも一部は凍り付いたらしい。
まず、茶色く濁った水、それが薄くなって流水が止まりそうなほど細くなったが、次第に流量が多くなり、普段通りのお湯が出るようになった。
前日夕方、2階の水洗トイレの水がよく出なくなり、やがて出てきたのは赤黒く汚い水。
どうやら水道管が凍り付き、流水と共に錆びた部分が一緒に流れ出てきたようだ。
そんなことがあったから、警戒はしていたのだが、今日の夕方、2階のトイレを利用してみたら、タンクの水は流れたが、タンクに水は補給されなかった。
どうやら、寒さのせいで水道管が完全に凍り付いたらしい。
2階ゆえ、直す方法は今のところ、なし!
こんなことは、築30余年のわが家でも初めてのことだった。
なるほど、強い寒波だ。
それもそのはず、今日は、新潟県内はすべて氷点下の真冬日を記録したそうだ。
このことは、「21世紀になってから初めて」の出来事だったと、NHK新潟の夕方のニュースで言っていた。
だから、家の2階の窓ガラスも、1日中ずっと凍り付いていた。
まるで元々からガラスにはこんな模様がついていたようになっていた。
…とまあ、こんな具合。
幸い、日中吹雪はしたが積雪は増えてはいない。
風も吹いたが、こちらでは停電が起きたりはしていない。
だが、当地の明日の最高気温は1℃の予報となっているが、暖かくはならない。
それなら雪は降るだろうし、困ったこともどれだけ解消するか、ちょっと期待薄だ。
数日、じっと我慢して耐え忍ぶしかないなあ。