本日夕方、職場に妻から電話が入った。
娘が、家で入浴中にけいれんを起こして倒れたという。
意識は戻ったが、寝かせている。早く帰ってきてほしい、とのことだった。
職場では、若い職員の相談に乗っているさ中だったが、事情を話して、職員の判断に任せることにした。
書類を作って遅くなっても届けるはずだった所に、おわびしながら届けるのは来週になると、伝えた。
ほかにも、退勤後に寄るはずだった所に断りの電話を入れた。
焦りながら、極力冷静な運転を心がけながら、家へと車を飛ばした。
家に帰ると、妻から連絡を受けた息子が、娘を風呂場から脱衣所に移動させたと言う。
救急車を呼ぶか、どうしたらいいのか迷っていると、妻は言っていたが、まずは病院に相談することを勧めた。
妻が病院に相談し、救急車を呼ぶことにし、電話を切ったとたんに、私の眼前で2度目のけいれんが起こった。
手足が勝手に動き、白目をむいた。
幸い、口で息はしていた。
救急車が近づく音がしたので、私は、外に出て救急車に向かって誘導の手を挙げた。
救急隊員が3名駆け付け、娘に向かって名前や生年月日を問うた。
名前はかろうじて言えたが、生年月日に返答はなかった。
救急車に妻が同乗して、最初に入院した病院へと娘は運ばれた。
私と息子も、自家用車で病院に向かった。
脳のCTでは異常はなかったらしい。
そう教えられても、なかなか家族は呼ばれない。
救急外来の待合室で待つこと約2時間。
ようやく名前を呼ばれ、さらに10数分待たされ、集中治療室ICUへ。
ICUでも20分近く待たされ、ようやく娘と面会できた。
ICUの病室は、1年余り前、最も長く滞在した病室であった。
「眠い。」と娘は言った。
「(家族が)みんな、いる。」と、うす目を開けながら、家族の存在を認めた。
「いいんだよ。ゆっくり休みなさい。」
そうわれわれは言って、娘を安心させることに努めた。
娘は、われわれが持って行った「ガチャピン」のぬいぐるみに顔をうずめて、寝ようとしていた。
看護師の方は、1年前に入ったことも覚えてくれていた。
とりあえず2週間くらいは入院となるらしい。
7月1日以来の発作。
去年の5月末から始まった病院生活を終え、やっと退院したのが一昨日。
まだ家での暮らしも、3日目でしかなかった。
かわいそうと思うばかりだ。
今日の午前中は、親戚からシュークリームや花など、たくさんいただいた。
ところが、娘も食べたがっていたシュークリームも、今日は食べさせることができずに終わってしまった。
悔しいかぎりだ。
いったい、どこまで娘は苦しまなくてはいけないのだろうか。
せっかく退院して自宅で暮らし始めたばかりだったのに。
あれほど望んでいた家に帰れたばかりだったのに。
本当に悔しい。
娘が、家で入浴中にけいれんを起こして倒れたという。
意識は戻ったが、寝かせている。早く帰ってきてほしい、とのことだった。
職場では、若い職員の相談に乗っているさ中だったが、事情を話して、職員の判断に任せることにした。
書類を作って遅くなっても届けるはずだった所に、おわびしながら届けるのは来週になると、伝えた。
ほかにも、退勤後に寄るはずだった所に断りの電話を入れた。
焦りながら、極力冷静な運転を心がけながら、家へと車を飛ばした。
家に帰ると、妻から連絡を受けた息子が、娘を風呂場から脱衣所に移動させたと言う。
救急車を呼ぶか、どうしたらいいのか迷っていると、妻は言っていたが、まずは病院に相談することを勧めた。
妻が病院に相談し、救急車を呼ぶことにし、電話を切ったとたんに、私の眼前で2度目のけいれんが起こった。
手足が勝手に動き、白目をむいた。
幸い、口で息はしていた。
救急車が近づく音がしたので、私は、外に出て救急車に向かって誘導の手を挙げた。
救急隊員が3名駆け付け、娘に向かって名前や生年月日を問うた。
名前はかろうじて言えたが、生年月日に返答はなかった。
救急車に妻が同乗して、最初に入院した病院へと娘は運ばれた。
私と息子も、自家用車で病院に向かった。
脳のCTでは異常はなかったらしい。
そう教えられても、なかなか家族は呼ばれない。
救急外来の待合室で待つこと約2時間。
ようやく名前を呼ばれ、さらに10数分待たされ、集中治療室ICUへ。
ICUでも20分近く待たされ、ようやく娘と面会できた。
ICUの病室は、1年余り前、最も長く滞在した病室であった。
「眠い。」と娘は言った。
「(家族が)みんな、いる。」と、うす目を開けながら、家族の存在を認めた。
「いいんだよ。ゆっくり休みなさい。」
そうわれわれは言って、娘を安心させることに努めた。
娘は、われわれが持って行った「ガチャピン」のぬいぐるみに顔をうずめて、寝ようとしていた。
看護師の方は、1年前に入ったことも覚えてくれていた。
とりあえず2週間くらいは入院となるらしい。
7月1日以来の発作。
去年の5月末から始まった病院生活を終え、やっと退院したのが一昨日。
まだ家での暮らしも、3日目でしかなかった。
かわいそうと思うばかりだ。
今日の午前中は、親戚からシュークリームや花など、たくさんいただいた。
ところが、娘も食べたがっていたシュークリームも、今日は食べさせることができずに終わってしまった。
悔しいかぎりだ。
いったい、どこまで娘は苦しまなくてはいけないのだろうか。
せっかく退院して自宅で暮らし始めたばかりだったのに。
あれほど望んでいた家に帰れたばかりだったのに。
本当に悔しい。