マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

明暗

2013年05月21日 | 












日の夕方、外を歩いていたら、携帯電話へメールが入りました。
メールは子供から送られてきたもので、嬉しい話でした。
返事を打ちながら歩いていると、後ろから女性の声が聞こえて来ました。
彼女は、これまた歩きながら、携帯電話で話をしているようでした。
聞きたくなくても、話の内容が聞こえて来ました。
「入院したの」「リハビリ....」と、どうも誰かが入院して、リハビリをしなければならない状況のようでした。
前を歩いている私は嬉しい話、後ろを歩いている彼女は有難くない話。
明暗と言ってしまえばそれまでですが、こんなに広い世間なのに、近い距離でこんな遭遇をするとは、本当に不思議な体験でした。

写真は、タニウツギの花です。
上は、新発田市月岡温泉区の調整池付近に咲いているのを撮影しました。
こちらは、マクロレンズを使って絞り開放です。
下は、新発田市の剣龍峡で撮影しました。
こちらは、望遠ズームを使って、絞りを結構絞っています。
今時分、山を見ると、あちこちで、このピンク色が咲き誇っていて、初夏を感じさせてくれます。
でも、私の生まれ故郷では「火事花」とかぬれぎぬを着せられて、いささか評判の悪い花です。
そう言う刷り込みを受けて育って来ましたが、花を見るとついついレンズを向けてしまいます。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ライブビュー

2013年05月20日 | カメラ







等倍病の続きです。
フルサイズのイメージセンサーが普及し始めてから、フォーカスの精度が相当シビアになりました。
撮影した画像を等倍で鑑賞すると、フルサイズイメージセンサーの場合は、フォーカスの精度がモロに見えます。
画像が甘いと観ずるのは、手ぶれの他に、フォーカスがきっちりと合っていない事が原因の一つだと感じます。

デジタル一眼レフカメラは黎明期では「位相差オートフォーカス」と言われる方法だけでしたが、現在は「コントラストオートフォーカス」と言われる方法も使えます。
コントラスト方式は、ライブビューと言った方が分かりやすいかと思います。
コンパクトデジタルカメラやフォーサーズシステムの場合は、このコントラスト方式が使われています。
昔は合焦スピードに難があったのですが、相当の動きモノを別にして、通常の撮影では問題のない合焦速度になりました。
ただ、デジタル一眼レフカメラのコントラスト方式は、やはり合焦速度は遅めです。
しかし、合焦速度が遅くても、フォーカスの精度が高いと言う利点があります。

下の写真は、タニウツギです。
上の写真は、コントラスト方式で、下の写真はマニュアルでフォーカスを合わせました。
この手の被写体だと、位相差方式はフォーカスを合わせたい部分(花の場合はシベ)に合わせるのが難しいです。
コントラスト方式の場合は、三脚へカメラを乗っければ、実に凄い合焦精度を見せてくれます。

APS-Cのデジタル一眼レフカメラにもライブビューがついていたんですが、いささか操作が面倒でした。
でも、フルサイズのデジタル一眼レフカメラはライブビューの方法が改善されて、合焦スピードさえ問題なければ、実に快適です。
今までは悪いイメージがあって、この機能を使わなかったのですが、風景撮影で使ってみたら、手放せなくなりました。

一番上の写真もライブビューで撮影しました。
等倍に拡大すると、葉っぱが一枚一枚解像しています。
しかも、ライブビューの場合、ミラー上げて撮影するので、原理的にミラーショックがありません。
デジタル一眼レフカメラ特有のミラーショックがなくなるので、ミラーショックによるブレから開放されます。
一番上の写真は、絞りF11でシャッタースピードは1/13秒で撮影しました。
ライブビューを使わない場合は、ミラーアップ機能を使って撮影したとしても、多分振動によるブレが発生していたと思います。

ただし、このライブビューにも欠点があります。
それは、常にディスプレイを動作させて、ミラーをアップしっぱなしにするために、相当の電源を食います。
結果として一つの充電池で撮影できる枚数が大幅に少なくなるので、予備電池が必須です。
でも、それでも余りあると感じました。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フォーカスポイント

2013年05月19日 | カメラ










今日の空模様は、日中は曇り、夕方前から雨が落ちて来ました。
早朝、自治会の草刈り作業へ参加したのですが、雨が作業の後から降ったので助かりました。
雨だと作業が順延になるので、歓迎できませんからね。

写真は、昨日新発田市月岡温泉区の調整池で撮影しました。
帰宅して画像をチェックしたら、空にUFOが浮かんでいるのを発見しました。
一番上の写真で、左上に黒い円盤状のものが写っています。
もちろんUFOではなくて、カメラのイメージセンサーへ貼り付いたゴミです。
先日、掃除をしたばかりなのですが、早々と復活したようです。
早速掃除をしました。
調整池の撮影で、車の中でレンズを取り替えたのですが、どうもその際入り込んだようです。
レンズ交換の時、カメラを下向きにするのを忘れてしまいましたから。


デジタルカメラで、等倍病なる病気があります。
撮影した画像をパソコンの画面上で等倍に拡大して、フォーカスがシッカリ合っているか確認して、フォーカスが甘いと落ち込んでしまう病気です。
下の3枚ですが、105mmのマクロレンズを開放(F2.8)で撮影しました。
フォーカスはセオリー通り花に合わせてあります。
実は、花の上に緑色の虫が乗っかっているんですが、その虫もフォーカスが合っています。
フルサイズのイメージセンサーの場合、マクロレンズを絞り開放で撮影すると、花全てにフォーカスが合いませんし、画像が甘く見えます。
絞り開放だと、被写界深度が非常に狭いので、虫にフォーカスが合焦するまで、随分と撮影しました。
至近距離で花を撮影する場合はともかく、こんなに花が小さく写りますから、花の適当なところでフォーカスが合焦していれば実用上問題はありません。
でも、見えてしまうので、ついつい力んでしまいます。
等倍病につける薬はありません、本人の考え方次第です。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映り込み

2013年05月18日 | 五頭方面







今日は一日青空が広がって、初夏を感じさせる空模様でした。
湿気が少ないし、そんなに暑さも感じさせないので、本当に過ごしやすい日でした。

午後から、散歩がてら新発田市月岡温泉区にある、調整池へ行って来ました。
すでに、新緑の季節から、夏の装いを感じさせる風景でした。

調整池に、緑が映り込んで綺麗だったので、撮影したのが今日の写真です。
一番上の写真と、下の3枚は色合いが異なると思います。
上の写真は、池に夕日が斜めに射しこむ時間帯に撮影しました。
下の3枚は、日中日が高い時間帯に撮影しました。
少し赤みがかってしまうのですが、夕方の方が映り込みがハッキリして、綺麗でした。

下の3枚は、カメラを三脚に載せて、PLフィルターで映り込みを強調しました。
でも、夕方の写真は、手持ち撮影で、PLフィルターは使っていません。
それでもこれだけの差が発生するのですから、夕方の方が映り込みが凄いということになります。

これだけ綺麗な緑ですから、林の中を散策するのに、良い季節になりました。
せいぜい、森林浴を楽しみたいと思います。



















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまさら水仙

2013年05月17日 | 







またまた、いまさらですが水仙の写真です。
一番上のスイセンは、我が家の庭で毎年開花するスイセンです。
増えないし、年々花が小さくなっているように感じますが、今年も開花してくれました。

春先は、どこへ行っても、スイセンの花が開花しているのを見ることができます。
春を感じさせる花だし、育てやすいのか、あちこちで群生しています。
下の写真は、出かけた先で咲いていたスイセンを撮りためたものです。

スイセンと言うと、英語をイメージします。
何故かと言うと、中学校の時だったと記憶していますが、英語の副読本にスイセンにまつわる話が載っていたからです。
その本は、ギリシア神話の本だったのですが、その中にナルシスの物語がありました。
ナルシストの語源になった物語ですが、英語の方はさっぱりでしたが、スイセン=ナルシスの関係だけは、未だに記憶から消えません。





















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまさら山桜

2013年05月16日 | 






いまさらの桜続きです。

一番上の写真は、阿賀野市畑江地区で撮影した写真です。
ここに、巨大なソメイヨシノの木が鎮座しているんですが、先日訪れてみました。
さすがに今年は桜が遅いとは言え、もう満開を遥かに過ぎていて、写真程度の花が残っているだけでした。
昨年は、そこそこ咲いた姿を撮影できたのですが、今年は全く駄目でした。
来年に期待です。

下の写真は、大型連休中に撮影した、五頭山方面の山桜です。
今年は、ソメイヨシノの当たりは悪かったのですが、山桜の方は当たりました。
もう少し、帯状に集中して咲いてくれると、もっと見栄えが良いと思うのですが、こればかりは自然相手ですから、無理です。




























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまさら桜前線

2013年05月15日 | 

























今朝のラジオ番組で、桜前線の話をしていました。
いわく、昨日札幌市で桜が開花して、桜前線がやっと札幌までいたったけど、例年に比較すると凄く遅いとのことでした。
以前、札幌に住んでいた時に、桜の花見は5月の初めにした憶えがありますので、確かに開花が遅いと思います。
しかも、桜前線が終わる稚内とか釧路は、全然桜が咲く気配がなくて、今年は桜はなしかもしれないとのことでした。


5月の連休、故郷へ帰省したら、やはり桜は駄目でした。
こちらは、鳥に花目を食われてしまったのが原因だと聞きました。
一番上の写真のとおり、桜にヒヨドリが取り付いて、盛んに花目を食べていましたから、頷けます。
花目を相当食われてしまってはいましたが、部分的に見れば上の写真どおり、それなりに花見ができました。

驚いたのは、枝垂れ桜です。
こちらは花目を鳥に食われなかったようで、連休の時はほぼ満開状態でした。
下の写真はその様子です。
晴れ渡った青空をバックにして、咲き誇った枝垂れ桜、こんな綺麗な桜を見たのは、記憶にありません。

今更桜ですが、南北に長い日本列島は、桜前線も相当の幅を持っていると感じました。














































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2本増えた

2013年05月14日 | 






写真は、先週末に撮影した、ライラック(リラ)の花です。
ほぼ、満開となりました。

このライラック、台木のイボタノキに母屋を乗っ取られてしまって、3本のみになったと先日アップしました。
週末、もう一度数えてみたら、後2本ライラックの花が咲いているのを見つけました。
今のところ、合計5本が全てのようです。

2枚の写真を撮影したライラックは同じ木に咲いていた花です。
このライラックが、5本のうちで、一番元気が良いように感じました。
縦に垂れ下がった花房の景色は、何となくブドウの房に見えてしまいました。
何せ、色合いもブドウと同系統ですから。

さて、来年も5本残っている事を祈ります。








コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安いレンズ

2013年05月13日 | カメラ










上の写真は、昨日の夕方、近所の遊歩道で撮影したものです。

この写真、安いレンズがどのようなものかを、教えてくれます。
写真を撮影した環境は、菜の花の背面に沈みつつある太陽がレンズの正面に当たっている場面です。
いわゆる、逆光の状態です。
上の写真は、いわゆる「フレア」が発生して、レンズが「私はこんな場面では役にたちません!!」と音を上げている状態です。
下の写真は、なんとか写真にはなっています。

安いレンと高いレンズの違いは、こんな厳しい状況の時に性能の差が発生します。
撮影に使ったレンズは、105mmのマクロレンズです。
中古で手に入れたので、一体何年前のレンズかは不明ですが、間違いなくフイルム時代のレンズです。
ただし、腐っても単焦点レンズなので、厳しい環境で無ければ、フルサイズのデジタル一眼レフカメラで使っても、それなりの絵を出してくれます。

今販売されている高級レンズは、デジタル一眼レフカメラの性能を極限まで引き出すように設計されています。
だから、逆光の状況で撮影しても、フレアとかゴーストの発生が本当に少ないようです。
(※使ったことがないので雑誌の受け売りですが)

決め手はレンズの表面に施すコーティングなのですが、今は半導体製造技術から応用された、凄いコーティングを施したレンズが発売されています。
でも、恐ろしく高価です。
多分、普及品のレンズにもコーティングできるのでしょうが、メーカとしては高いレンズを買って欲しいですから、高級品レンズから採用しちゃうのでしょうね。
ただし、最近のレンズは、普及品であっても、昔のレンズに比較すると、フレアとかゴーストはかなり低減はされていますが。

下の2枚は、まともな環境で撮影した菜の花です。
こんな状況だったら、昔のレンズでも破綻はしません。












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デカイ!!

2013年05月12日 | カメラ








デカイなー、それが最初の印象でした。
何がデカイかと言うと、デジタル一眼レフカメラのイメージセンサーの大きさです。

大型連休中、新緑や山桜を撮影に出かけました。
青空を入れた風景を撮影した時、画面に黒い点が写り込んでいるのに気が付きました。

上の写真で、赤丸をつけた部分がそれです。
画像を縮小してあるので目立たないのですが、パソコンの大きな画面でみると、凄く目立ちます。
この黒い点は、イメージセンサーへ張り付いてしまったゴミです。
この手のゴミがイメージセンサーへ付いてしまうのが、デジタル一眼レフカメラの弱点です。

通常のゴミがイメージセンサーへ付いたとしても、今のカメラはイメージセンサーをクリーニングする装置が付いているので、超音波などでふるい落としてくれます。
だけど、カメラ内の可動部分が発生したゴミは、脂分を含んでいるようで、イメージセンサーへ貼り付くと、イメージセンサークリーニングでも落とせないことが多いです。
特に新品のカメラは、最初の数千枚を撮影する間に、この手のゴミが付くことが多いと言われいます。

カメラの取扱説明書には、イメージセンサクリーニングで落ちないゴミは、ミラーアップをしてブロアで吹き飛ばしてください。
ブロアで吹いてもも落ちないゴミは、サービスセンターへ持ち込んで清掃を依頼して下さいと書かれています。
サービスセンターまで宅配するのも面倒なので、自分で清掃することにしました。

ただし、自分で清掃する場合は、最悪イメージセンサーを傷つけてしまう場合があるので、自己責任を伴う作業です。
(※何せ、カメラで一番高い部品が、このイメージセンサーです)

レンズ用のクリーニングペーパーとイメージセンサー用のアルコールクリーナーを用意します。
クリーニングペーパーを割り箸へ巻きつけて、ペーパーの先にアルコールクリーナーを少量つけて、カメラのミラーをアップした上で、イメージセンサーを軽く拭き取ります。
最初に購入したデジタル一眼レフカメラから、見よう見まねで作業をしてきたので、なんとか綺麗になりました。
言葉で言うのは簡単ですが、結構気を使う作業ですので、メーカーのサービスセンター送りが一番面倒がありませんけどね。

しかし、フルサイズのイメージセンサーは、本当に大きです。
今までAPS-Cサイズのイメージセンサーばかりを見てきたので、驚きました。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする