マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

安いレンズ

2013年05月13日 | カメラ










上の写真は、昨日の夕方、近所の遊歩道で撮影したものです。

この写真、安いレンズがどのようなものかを、教えてくれます。
写真を撮影した環境は、菜の花の背面に沈みつつある太陽がレンズの正面に当たっている場面です。
いわゆる、逆光の状態です。
上の写真は、いわゆる「フレア」が発生して、レンズが「私はこんな場面では役にたちません!!」と音を上げている状態です。
下の写真は、なんとか写真にはなっています。

安いレンと高いレンズの違いは、こんな厳しい状況の時に性能の差が発生します。
撮影に使ったレンズは、105mmのマクロレンズです。
中古で手に入れたので、一体何年前のレンズかは不明ですが、間違いなくフイルム時代のレンズです。
ただし、腐っても単焦点レンズなので、厳しい環境で無ければ、フルサイズのデジタル一眼レフカメラで使っても、それなりの絵を出してくれます。

今販売されている高級レンズは、デジタル一眼レフカメラの性能を極限まで引き出すように設計されています。
だから、逆光の状況で撮影しても、フレアとかゴーストの発生が本当に少ないようです。
(※使ったことがないので雑誌の受け売りですが)

決め手はレンズの表面に施すコーティングなのですが、今は半導体製造技術から応用された、凄いコーティングを施したレンズが発売されています。
でも、恐ろしく高価です。
多分、普及品のレンズにもコーティングできるのでしょうが、メーカとしては高いレンズを買って欲しいですから、高級品レンズから採用しちゃうのでしょうね。
ただし、最近のレンズは、普及品であっても、昔のレンズに比較すると、フレアとかゴーストはかなり低減はされていますが。

下の2枚は、まともな環境で撮影した菜の花です。
こんな状況だったら、昔のレンズでも破綻はしません。












コメント
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