日本男道記

ある日本男子の生き様

饅頭こわい(まんじゅうこわい)

2007年05月05日 | 私の好きな落語
【まくら】
落語の発達史の見本みたいな噺で、原話と思われる小噺は中国の「笑府」に「饅頭」と題して載っており、以来江戸時代の小噺本でも多く紹介されている。
落語の中では「寿限無」や「目黒のさんま」に並ぶ有名な噺。

【あらすじ】
暇をもてあました若者数名が集まり、それぞれ嫌いなもの、怖いものを言いあっていく。
皆、「蜘蛛」「蛇」「蟻」などと言ってる中にひとり、「世の中に怖いものなぞあるものか」という男がいる。
本当に怖いものは無いのかとさんざん念を押しても「ないものはない!」と言う。しかし、何度も念を押しているうちにやっと「あった!」という。
何が嫌いなのかと聞くと「饅頭」。
その男は「饅頭の話をしているだけで気分が悪くなった」と言い出し、隣の部屋で寝てしまう。
そこで皆は「あいつは気に食わないから饅頭攻めにしてやろう」と、金を出し合い、饅頭をたくさん買いこんで隣の部屋に投げ込む。
すると、男は怖がるどころか「怖いから食べちまおう」「旨すぎて怖い」などと言いながらとうとう全部食べてしまった。
怒った皆が「本当のお前の怖いものは何だ!」と聞くと「今度は濃いお茶が怖い」。
出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』

【オチ・サゲ】拍子落ち(何度か目の落ちで終わるもの)。

【語句豆辞典】
【おこり】一定の間隔を置いて熱が出る病気。多くはマラリアである。
【鯱鉾張る】江戸時代から明治期までは、行儀正しく座ったり、改まったりすると、「そんなに、しゃッちょこばるなよ」などと、からかった。語原は、城の天守閣の屋根に飾り付けられた鯱(しゃち)に由来する。

【この噺を得意とした落語家】
・五代目 古今亭志ん生
・五代目 柳家小さん
・三代目 桂三木助

【落語豆知識】 寄席(よせ)
「よせせき」「よせば」の略。 落語・講談・浪曲・義太夫・手品・音曲などを行う娯楽場。
 




Daily Vocabulary(2007/05/05)

2007年05月05日 | Daily Vocabulary
3901.commitment(義務、責務、責任、約束、確約)
They broke up because her boyfriend wouldn't make a commitment.
3902.driven to(~せざるを得ない)
I was driven to run fast.
3903.swallow one's pride(プライド[誇り・面子]を捨てる)
Sometimes, to succeed in business, you have to swallow your pride.
3904.integral part of(~に不可欠な部分)
That is an integral part of his success formula.
3905.lesser(より小さい[少ない・劣った・重要でない])
Which is the lesser of the two evils?
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