ジジイのたわごと

ジジイが適当に思いついたことを書いてみます

病院火災、10人死亡=福岡

2013-10-12 06:33:02 | トピック

入院患者ら10人死亡
10月11日9時56分配信時事通信より


 安部整形外科の消火活動に当たる消防隊員ら。福岡県警博多署によると、この火事で入院患者8人、病院関係者の男女2人の計10人が死亡した=11日午前4時50分、福岡市博多区

 病院火災、10人死亡=元院長夫婦と入院患者8人-未明、初期消火できず・福岡


11日午前2時20分ごろ、福岡市博多区住吉の「安部整形外科」から出火、鉄筋コンクリートの地下1階、地上4階(延べ約665平方メートル)の1階部分を全焼し、約2時間半後に鎮火した。福岡県警博多署によると、この火事で入院患者の男性2人、女性6人、院内に居住する元院長夫婦の計10人が死亡した。

※ジジイのたわごと
 安部整形外科は、私の自宅から南へ400メートルぐらいの近距離である。
死亡者の中に元院長夫婦とあるが、元院長には、私も大変お世話になったことがあった。
40歳~55歳ごろまでは、壮年ソフトボールクラブでピッチャーをやってたので、腰を痛めるのは時々あったし、ゴルフで腰を痛めたりした時は、その都度、安部先生の治療を受けたものだ。
 安部先生は、私より2歳年上の80歳だったと思う。ガキの頃からの顔見知りということもあってか、安部先生のところへ行くと、外来患者が沢山待ってても、私の診察を優先してもらったりした。とにかく外来患者は多かった。
 御子息が安部先生の後継者となってたようだが、以前からの患者は、御子息でなく安部先生の治療を希望する患者が多く、完全に引退出来ないといった話を安部先生から聞いたこともあった。
 11日午後から火災現場へ出かけたが、規制線が張られて現場に近づけなかった。安部先生の葬儀日程を知りたかったのだが、現状は不明である。
 

「大先生」と慕われ 福岡・医院火災
 死亡した安部整形外科の安部龍秀前院長(80)は、息子の龍暢(たつのぶ)現院長とともに同医院を運営し、高齢者を中心にした患者たちに慕われていた。患者思いで、人望のある医師だったという。(qBiz 西日本新聞経済電子版)

 患者思いで、人望のある医師だったというの記事は事実だっただけに、安部先生の死亡のニュースは残念でならない。

 12日のニュースの中に下記のニュースが見つかった。

<博多・医院火災>「できる限りの責任取る」院長謝罪
 福岡市博多区の医院火災で、「8人の入院患者様、ご家族、関係者の皆さまに大変な被害を発生させてしまい、誠に申し訳なく、心よりおわび申し上げます。できる限りの責任を取りたい」。安部整形外科の安部龍暢(たつのぶ)院長(46)は11日夜、福岡市役所で記者会見し、冒頭に頭を十数秒深々と下げ、謝罪した。会見の途中「すいません。自分が患者さんを殺しました」と肩を震わせた。(毎日新聞)

 
会見中、泣き崩れる安部整形外科の安部龍暢院長=福岡市中央区で
2013年10月11日午後9時1分、田鍋公也撮影(毎日新聞)より


 安部龍暢院長は、今までは、亡き安部先生の信用の元、順風満帆の病院運営だったであろう。しかし今後は想像を絶する事態が待ち受けてることであろう。しかしこの困難を乗り越え、出来得れば、安部整形外科の再興を期待したい。亡くなられた患者さんや安部先生も安部整形外科の再興を、あの世から応援してくれるものと思いたい。