![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/da/590df981b46bd7f04e49b9a7b069ee06.jpg)
「日本一」の観覧車は外国人にウケる? エキスポランド跡地に建設計画
【ビジネスの裏側】
万博記念公園(大阪府吹田市)の遊園地「エキスポランド」跡地に、三井不動産が高さ約130メートルと日本一の大型観覧車を建設する計画を進めている。平成27年の開業に向け、ショッピングセンターや飲食店、シネコン(複合型映画館)など約300店の娯楽・商業施設もオープンし、年間約2000万人の来客を見込む。ただ、同社は、高さ「世界一」の当初計画を断念した。2020年の東京五輪開催時に外国人観光客を呼び込める集客の目玉となり得るのだろうか…。
■「世界一」から「日本一」に規模縮小!?
観覧車の高さは、旧エキスポランドの観覧車「テクノスター」(85メートル)の1・5倍の約130メートルを予定している。
葛西臨海公園(東京都江戸川区)の「ダイヤと花の大観覧車」(高さ117メートル)、天保山ハーバービレッジ(大阪市港区)の「天保山大観覧車」(同112・5メートル)を抜く計画で、「日本一の観覧車で関西の活性化を目指す」という意欲的なプランだ。
ところが、昨年までの当初計画では「世界一」を目指していたという。
その高さはなんと170メートル。現在、世界最大の「シンガポール・フライヤー」(シンガポール、165メートル)を上回る華々しさだっが、「計画を再考した結果、130メートルに縮小した」(三井不動産)という。
同社は、詳しい理由を明かさなかったが、高さ世界一の観覧車の建設費は100億円を上回るとみられ、投資回収を見込めなかったのではないかとみられる。
実際、ダイヤと花の大観覧車で約20億円、天保山大観覧車で約25億円の建設費が掛かっている。
2020年夏季五輪の開催地が東京に決まり、今後は工賃や鋼材価格の急騰も懸念される。
計画のさらなる見直しを迫られる可能性もありそうだ。
※ジジイのたわごと
土壇場になって、観覧車の建設中止にならないのを祈る。
※次も本日のブログです