山横目のブログ

日々のつぶやきや旅の忘れじを書き綴ります。

奈良東大寺・興福寺へ

2023-03-08 09:17:45 | 西国巡礼(R5.2 和歌山・河内)
3月3日 朝から晴れてこの時期の寒さが戻ってきた。昨日はJR奈良駅に近いホテルに宿泊し、今日の午前中に東大寺と興福寺の国宝館に寄って、11時頃の近鉄電車で神戸に戻り午後1時50分のスカイマーク茨城便で帰る予定にした。
昨日粉河寺に参拝した後、JR和歌山線で御所駅まで行き、そこから近鉄で當麻寺に行こうと思ったが、小雨が降って冷え込んできたので當麻寺行は中止し、そのまま電車であべの橋駅まで行き、大阪クーポンで食事をしようと店を探したが、わかりやすところにある店を発見できず、そのままJRで奈良駅に向かった。結局大阪クーポンは使わずじまいになりそうだ。
(東大寺入り口の南大門)

東大寺の参道では鹿に囲まれて叫び声を上げている中国語圏のグループやハングルの小旗を掲げた韓国からの団体客が訪れていた。やっとコロナが開けてきたような感じだった。
東大寺南大門は鎌倉時代に再建されたもので、少し剥げてきたひさしの部分などに長い歴史を感じる。
この門には東大寺の参拝者に睨みを効かせている金剛力士像がある。鎌倉時代の有名な仏師、快慶や運慶のよって彫られた国宝の阿形像(右手に金剛杵を持っている)と吽形像。


東大寺は中門まで行き、遠目で大仏殿を参拝し、戻って興福寺の国宝館へ向かった。
(東大寺大仏殿)


(興福寺五重塔)

興福寺の国宝館はいつ訪れたても、遠足か修学旅行かの小中学生で賑わっている。今回も元気な中学生の集団と一緒だった。この国宝館には巨大な観音菩薩像があって、毎回手の数を数えることにしている。体の前で組んでいる手が2組(4本)でそれぞれの手に様々な魔法の持物を持つ左右に伸びた手が38本となっている。
阿修羅像のある八部衆像のコーナーも興味のあるところで、これらの神は仏教の神ではなく、諸仏供養の神とされている。たとえば阿修羅像は元は大地に恵みを与える太陽神であったが、また暑さを招き大地を干上がらせる悪鬼とされ、帝釈天と戦う敵役の戦闘神だった。しかし、釈迦の教えに触れたあとで善神になったとされている。
(興福寺南円堂)

南円堂の横を通り、坂道を下り近鉄奈良駅から快速急行三宮行で神戸三宮へ戻った。


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