もっと乗りた~い,自転車に!

自然の中をロードバイクで走るのが大好き。現在の愛車ははPINARELLO GAN-RS(2016)。

奥久慈の秘境ともいわれた亀が淵。

2015-04-30 | 自転車

という訳で,御覧のように新緑に囲まれた山道を3キロばかり進んでいくと,行き止まりとなります。そこが男体山の東斜面の水が流れ落ちてできた亀が淵です。言い伝えに拠れば,この淵の底は大子町上小川の鰐が淵に通じているとかとか,水府村の天下野の百目木の源太淵に続いているともいわれています。
    
さらに,淵の水は日立市の泉が森の湧水(←動画)として噴き出しているとも言われています。二段目の写真を見てくださいまるで人間が何かの道具を使ってえぐり取ったように,急に滝壺が深くなっています。しかしこれも自然の造形なんですよね。自然て不思議ですよねー。
    
もちろん淵の底は見えません。水の色は深緑色。すぐ下流側は浅瀬となっており,小石が透き通っています。あんまり水がきれいだ~,まるで水が無いみたい。それくらいに澄んでいます。僕は立ち位置を変えながらいろいろな角度からシャッターを押し続けました。
    
太陽の日差しが強くなったり,少しだけ陰ったりで,水の色合いが違ってくるので,夢中で100枚以上は撮ったと思います。辺りは鬱蒼とした広葉樹。自分以外に人はなく,水音と鳥のさえずりしか聞こえません。もう,最高です
小一時間は居たでしょうか。するとハイカーの人たちがやってきました。「どこから来たの?」で始まり,いろいろとお話をしたところで,すぐ脇の滝壺に移動しました。
    
こちらは二段,三段と滝壺があって,実に不思議な造形です。どれぐらいの時間を経てこういう形になったのかと思うと,地球の長い時間軸に想像が働きます。この急峻なV字谷もそうですが…。
という訳で,新緑の亀が淵はお勧めしたいスポット。よろしければお出掛けを。ハイキングもよさそうですよ~。
Dst.79.0 Av22.0 


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