マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

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第131話 終戦への道とゲラムの野望

2017-08-11 16:07:40 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
                         【地球統合軍南米方面軍司令部】
桐原達は捕虜にした部隊を引き連れ、南米方面軍司令部に帰還した。
直ぐ様捕虜はマイクローン化され武装解除、一斉に捕虜収容所に入れられる事になる。
拒否する人がいるが、強制的にである。
巨大のまま捕虜にしていたらすぐ脱走される可能性が高い。
その可能性とリスクを防ぐためにも地球人と同じサイズにしないといけない。

もっとも全員マイクローン化して捕虜にしたのは南米だけであり。
他は監視つきで巨人形態のまま捕縛されたらしい。

エリシア「救助感謝します・・・・・・」

メフィア「ふん、助けたのは味方だからだあんたを許したわけじゃない。」

エリアーノ「このまま死んでも良かったが、命令だからしょうがない。」

レミアに撃墜され反ゼントラーディ派チームの唯一の生き残りエリシアはメフィアとエリアーノに救助され。
南米方面軍司令部へ帰還した。
無論メフィアとエリアーノはエリシアを救助する事を嫌がったが、桐原の命令によりヘリコプター形態で繋いで助けた。

エリシアは片目を失い仲間を失った、これから入院だろう・・・・
もうパイロットには復帰できない・・・・・・・

桐原中尉「どうするんだお前・・・・・・・・」

エリシア「もう少し考えてみようと思います、ゼントラーディ人の事も・・・・・悪く言ったのに助けてもらったので・・・・」

桐原中尉「そうか・・・・・・」

エリシア「パイロットは駄目でしょう、あたしはもう片目を失いましたから・・・ではここで失礼します。中尉・・・・・あの時は悪く言ってすいません・・・・・・・・・」

桐原に謝りながらエリシアは病院に向かって行った。
今後エリシアがゼントラーディ人に対しどう向き合うのか気になる・・・・・・
果たして・・・・・・・・

桐原大佐「馬鹿息子。」

桐原中尉「親父・・・・・・・いきなり馬鹿息子とは・・・・・・・・・」

桐原大佐「言って何が悪い、父親を心配かけやがって・・・・・フィアロ軍曹の話を聞いたぞ一人無茶しやがって・・・・・」

桐原中尉「すまん・・・・・・・」

桐原大佐「親より死ぬ奴が何処にいる、先に死ぬのは親の方だぞ。親より先に死のうとするから馬鹿息子なんだ。」

エリシアと分かれた直後、東中佐.シン中佐の副官を引き連れ父茂政が桐原の元へ来た。
デワントンの話を偶然聞いて、親より死のうとした行為をしかろうと・・・・・
桐原に対し怒るものに、息子が戦地から戻ってきて茂政も安堵する。

その後母も同じような事を言う・・・・・・
この時茂政は両親に感謝する。

三浦佐枝子『茂人君、デワントンも無事だったのか・・・・良かった。』

デワントン「それはどういたしまして。」

桐原中尉「ははははははははは。」

久しぶりにマックスとミリアと共に各地を回っている佐枝子はアフリカにいた。
そこから通信をしてきて、桐原とデワントンとモニター越しで対面する。
佐枝子は笑顔でモニターに映って桐原と会話する。

しかし

デワントンは不機嫌そうな態度を取る。
その横でデワントンの態度を見た桐原は苦笑する。

三浦佐枝子『デワントン・・・・・・』

デワントン「はいなんでしょうか・・・・・・・・」

三浦佐枝子『茂人君を頼むわね。』

デワントン「えっ・・・・・・・」

三浦佐枝子『同じ空を飛ぶんだから、飛べない私よりあなたが茂人君にふさわしいわ。だから支えてやって・・・バルキリー馬鹿だけど、志の高い立派な男だから・・・・茂人君には前にも言ったけどデワントンが支えるから茂人君もデワントンを支えてね。』

桐原中尉「あぁ分かったよ。」

佐枝子は正式に不機嫌そうな顔をするデワントンに桐原を支えるように言う。
デワントンはまさか佐枝子があっさり辞退するとは思いもしなかったのか、顔の表情がマネキン人形のように動かなくなる。
本当に譲ってくれるのか、それすら信じられない程に・・・・・・・

デワントン「分かりました、支えます。茂人を・・・・・死ぬまで・・・・・・・・」

三浦佐枝子『頼んだわね、茂人君もデワントンもいい女だから手放さないでね。』

桐原中尉「あぁ・・・・・・」

三浦佐枝子『これからもいい友人で・・・・・・じゃあアラスカで会おうね。』

そういい佐枝子は通信を切る。
いつも変わらずの佐枝子。
デワントンはあんまり好きじゃなかった佐枝子の印象を若干良くする。
いつか再び会う事を願って・・・・・・・

ゲラム「レミアか・・・・・・帰還したな・・・・」

レミア「ハッ・・・・・ある程度暴れて混乱させました。」

ゲラム「それでいい、レミア・ジフォン。」

レミアはアンジェとの戦闘後、ゲラムらが潜んでいる某所に帰還した。
瓦礫が積み重なっているが、中はスヴァール・サラン級の内部であり大勢の男女のゼントラーディがいた。
その中には反統合同盟の人間らしきマイクローンも・・・・・・・

レミア「これからどうします?今ならば奴らも・・・・・・」

ゲラム「いいや必要はない。」

レミア「はぁ?何故です?」

ゲラム「理由は簡単どの道この戦争は終わるからだ、マイクローンいや地球統合政府と言う組織の勝利によってな。」

レミアは戦闘で疲れている統合軍を襲撃しようと進言しようとするがゲラムはそれを退ける。
理由はこの戦争が地球統合政府の手によって勝利すると言う事を・・・・・

ゲラム「地球か・・・・・・・戦闘だけしか能がないゼントラーディからすれば魅力的だ・・・・・そして戦術も・・・・・・」

ゲラムはレミアと話した後、一人になってそう呟く。
地球、ゲラムはボドルザー基幹艦隊決戦後.反統合同盟残党と合流しいろんな知識を得た。
反統合同盟残党はゲラム達の合流に戸惑うも統合政府戦うためならばと手を組むことになる。

ゲラム「さて・・・・・・・・これからどう戦うか・・・・正直、力押しでは勝てるもんじゃないな・・・・ゆっくりじっくり学んで裏から攻撃してやる。統合政府も脳無しのゼントラーディども・・・・・・」
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