ラウラがいなくなった後、ブリーフィングルームは静かになった。
このままラウラも熱が冷めるといいと思った。
カゴメや美弥・・・・・・・ラウラの親友として心配する。
それはいつもラウラと仲良くしている大樹・・・・
ラウラの事を慕うゼノビアも心配している・・・・・・・・
だけど
・・・・・これがきっかけで一人の男が言う。
マルコ「けっゼントラーディ人は危なくて嫌だねぇ、あの様子だったら艦長を殺してたよ。」
神楽少尉「何を言っているんだ?」
マルコ「それはそうでしょ、ちょっとした事でブチ切れるなんてよ。あ~あ~早く転属してくれねぇかな、喋るメスゴリラはよ。にひひひひひ」
マルコだ・・・・・・
マルコは演習前にラウラを始めゼントラーディ人に差別的な態度を取っている。
ゼントラーディ人の隊員が多いアルタミラの面々・・・・・
そんな中・・・・・・・・・・
マルコ「ご.......テメェ何しやがる!」
吉野大樹「貴様ぁぁぁぁぁぁラウラの気持ちが分からんのか!ラウラがどんな思い出レミアを討ったのかを....それを分かっているのか?」
マルコ「しらねぇな、所詮はプロトカルチャーが作ったバトル・ドールだろ。戦闘にしか考えられないくずなんだよ。」
大樹が激怒してマルコを掴み上げる。
だが、マルコは何も変わる事はない。
そんなマルコを大樹は睨みつける・・・・・
なぜラウラがあそこまで悲しまなければならないのか・・・・・
なんでこいつはそこまでラウラを傷つけるのか・・・・・・
だが
マルコはラウラ達ゼントラーディ人に対する態度は変わらない。
マルコ「がふ。」
桐原少佐「俺の妻はゼントラーディだ、妻を侮辱する事は許さん。誰か医務室まで運んでやれ。」
今度は茂人がマルコをぶん殴り失神させる。
その様子をジェイルは黙って見ている・・・・・
吉野大樹「自分がやります。」
桐原少佐「頼んだぞ。」
今回のブリーフィングはこれで終わるが・・・
茂人も自室謹慎の処分が降る・・・・・マルコは仲間を侮辱した事である程度の人間から白い目で見られる事になるのであった。
【自室】
ラウラは夢華と自室付近に来ていた。
少し感情的に落ち着くようになり、夢華は安心した表情でラウラを見る。
劉夢華「これで大丈夫ね。」
ラウラ「はい・・・・ここまで・・・・申し訳ございません。」
劉夢華「いいのよ、私とラウラは友達よ当然じゃない。」
自室につくとラウラは夢華に謝る。
謝られた夢華はそんな事は気にしてなくて友達だからいいと言う。
そう言って夢華は・・・・
劉夢華「喉か湧いたでしょ、何か買ってくるわ。今回は私のおごりよ。」
夢華は飲み物を買うと行って食堂へ向かう。
ラウラ「バトル・ドール.......」
ラウラはベッドへ上がり制服を脱ぎハーフパンツとタンクトップと言った普段着に着替えた。
制服のタイトスカートの腰に帯びていた拳銃を取り出す。
ラウラはその拳銃を見て凝視する・・・・・・・・
ラウラ「私は......」
ラウラは拳銃を頭に向ける、ラウラの目からは涙が流れてきている。
もうこのまま拳銃を突きつけて自殺してしまおう・・・・・
拳銃の銃口を頭につけながら、ラウラは拳銃のトリガーを引く・・・・
自分は死ぬのを恐れていないこのまま答えが分からないくらいなら死んだ方がまし・・・・
そう思った・・・・・
これで・・・・・
ラウラ「......どうしたんだろう、死ぬ事に恐怖が出てきたな。」
だが・・・・・・・
ラウラは自殺する事ができなかった。
どうやら自分が死ぬ事を恐れている・・・・・・
昔は死ぬなんて怖くなかったのに今更どうして・・・・・
ベッドに置いてある枕に顔をぐっとつけるとラウラはある事を考えた。
ラウラ「バトル・ドールと物じゃない人間か.........私は実際どっちなんだろ?」
ラウラは自分が戦闘人形か人間かのどちらなのか考える・・・・・
自分はゼントラーディ人として戦う民として誇りに思っていた。
だけどそれに疑問を感じる・・・・・
一体ゼントラーディ人としての誇りとはなんだったのかを・・・・・・
ラウラはそれを考えると辛くなり号泣する・・・・・・・・・・・・・
劉夢華「ラウラ~コーラとグァバどちらが・・・・って・・・ラウラ!!」
夢華はコーラとグァバを買ってくると・・・・
ラウラが泣いている事を確認しジュースの缶を落としてラウラの元へ向かう。
劉夢華「ラウラ・・・・・辛かったんだろうね・・・・・・・・」
夢華はラウラの悲しみを知る。
戦闘種族であるゼントラーディ人とは言え同じ人間・・・・
感情はある・・・・・・
ラウラの悲しみを知った夢華・・・・・・・・
これほどまでに悲しんでいるとは思わなかった・・・・・・・・
その後、アルタミラはプトレマイオス基地にて補給を受ける。
それが終わると・・・・・任務がすべて終わり、月面クラビウス基地への帰路を取った。
モアラミアの事がジーナス夫妻に伝わるのは後の話でもあり別の話である。
【惑星エデンからの帰路の中】
ラウラはようやく元通りの元気を取り戻したのは惑星エデンから帰還中2日目の事だった。
元気を取り戻して翌日・・・・・・
ラウラ「ねぇ・・・・大樹・・・・・」
吉野大樹「なんだラウラ・・・・・」
ラウラ「私は人形なのかな・・・・・・・」
ラウラは自分が人形かどうかを大樹に質問した。
自分は本当に人間なのか・・・・
プロトカルチャーが作った戦争のための人形なのか・・・・
それを聞いた大樹は・・・・・
吉野大樹「お前馬鹿か・・・・」
ラウラ「馬鹿・・・・誰が馬鹿なのよ!!」
吉野大樹「お前だよ・・・・・人形のはずねぇだろ・・・・人間だ・・・・」
ラウラ「なっ・・・・・」
ラウラは人形じゃないという。
それに自分のことを人間だと言ってくれた・・・・・
吉野大樹「世の中に喋れる人形なんているわけないだろ。お前は人間だ・・・・」
それを聞いたラウラはなんか嬉しくなった・・・・・・
自分は人形じゃない人間だと・・・・・・・・
ラウラは大樹の言う事が嬉しく・・・・何か仲間以上の感状を持つ・・・・
なんか人に言えないような嬉しくていい感じの大樹への感状が・・・
このままラウラも熱が冷めるといいと思った。
カゴメや美弥・・・・・・・ラウラの親友として心配する。
それはいつもラウラと仲良くしている大樹・・・・
ラウラの事を慕うゼノビアも心配している・・・・・・・・
だけど
・・・・・これがきっかけで一人の男が言う。
マルコ「けっゼントラーディ人は危なくて嫌だねぇ、あの様子だったら艦長を殺してたよ。」
神楽少尉「何を言っているんだ?」
マルコ「それはそうでしょ、ちょっとした事でブチ切れるなんてよ。あ~あ~早く転属してくれねぇかな、喋るメスゴリラはよ。にひひひひひ」
マルコだ・・・・・・
マルコは演習前にラウラを始めゼントラーディ人に差別的な態度を取っている。
ゼントラーディ人の隊員が多いアルタミラの面々・・・・・
そんな中・・・・・・・・・・
マルコ「ご.......テメェ何しやがる!」
吉野大樹「貴様ぁぁぁぁぁぁラウラの気持ちが分からんのか!ラウラがどんな思い出レミアを討ったのかを....それを分かっているのか?」
マルコ「しらねぇな、所詮はプロトカルチャーが作ったバトル・ドールだろ。戦闘にしか考えられないくずなんだよ。」
大樹が激怒してマルコを掴み上げる。
だが、マルコは何も変わる事はない。
そんなマルコを大樹は睨みつける・・・・・
なぜラウラがあそこまで悲しまなければならないのか・・・・・
なんでこいつはそこまでラウラを傷つけるのか・・・・・・
だが
マルコはラウラ達ゼントラーディ人に対する態度は変わらない。
マルコ「がふ。」
桐原少佐「俺の妻はゼントラーディだ、妻を侮辱する事は許さん。誰か医務室まで運んでやれ。」
今度は茂人がマルコをぶん殴り失神させる。
その様子をジェイルは黙って見ている・・・・・
吉野大樹「自分がやります。」
桐原少佐「頼んだぞ。」
今回のブリーフィングはこれで終わるが・・・
茂人も自室謹慎の処分が降る・・・・・マルコは仲間を侮辱した事である程度の人間から白い目で見られる事になるのであった。
【自室】
ラウラは夢華と自室付近に来ていた。
少し感情的に落ち着くようになり、夢華は安心した表情でラウラを見る。
劉夢華「これで大丈夫ね。」
ラウラ「はい・・・・ここまで・・・・申し訳ございません。」
劉夢華「いいのよ、私とラウラは友達よ当然じゃない。」
自室につくとラウラは夢華に謝る。
謝られた夢華はそんな事は気にしてなくて友達だからいいと言う。
そう言って夢華は・・・・
劉夢華「喉か湧いたでしょ、何か買ってくるわ。今回は私のおごりよ。」
夢華は飲み物を買うと行って食堂へ向かう。
ラウラ「バトル・ドール.......」
ラウラはベッドへ上がり制服を脱ぎハーフパンツとタンクトップと言った普段着に着替えた。
制服のタイトスカートの腰に帯びていた拳銃を取り出す。
ラウラはその拳銃を見て凝視する・・・・・・・・
ラウラ「私は......」
ラウラは拳銃を頭に向ける、ラウラの目からは涙が流れてきている。
もうこのまま拳銃を突きつけて自殺してしまおう・・・・・
拳銃の銃口を頭につけながら、ラウラは拳銃のトリガーを引く・・・・
自分は死ぬのを恐れていないこのまま答えが分からないくらいなら死んだ方がまし・・・・
そう思った・・・・・
これで・・・・・
ラウラ「......どうしたんだろう、死ぬ事に恐怖が出てきたな。」
だが・・・・・・・
ラウラは自殺する事ができなかった。
どうやら自分が死ぬ事を恐れている・・・・・・
昔は死ぬなんて怖くなかったのに今更どうして・・・・・
ベッドに置いてある枕に顔をぐっとつけるとラウラはある事を考えた。
ラウラ「バトル・ドールと物じゃない人間か.........私は実際どっちなんだろ?」
ラウラは自分が戦闘人形か人間かのどちらなのか考える・・・・・
自分はゼントラーディ人として戦う民として誇りに思っていた。
だけどそれに疑問を感じる・・・・・
一体ゼントラーディ人としての誇りとはなんだったのかを・・・・・・
ラウラはそれを考えると辛くなり号泣する・・・・・・・・・・・・・
劉夢華「ラウラ~コーラとグァバどちらが・・・・って・・・ラウラ!!」
夢華はコーラとグァバを買ってくると・・・・
ラウラが泣いている事を確認しジュースの缶を落としてラウラの元へ向かう。
劉夢華「ラウラ・・・・・辛かったんだろうね・・・・・・・・」
夢華はラウラの悲しみを知る。
戦闘種族であるゼントラーディ人とは言え同じ人間・・・・
感情はある・・・・・・
ラウラの悲しみを知った夢華・・・・・・・・
これほどまでに悲しんでいるとは思わなかった・・・・・・・・
その後、アルタミラはプトレマイオス基地にて補給を受ける。
それが終わると・・・・・任務がすべて終わり、月面クラビウス基地への帰路を取った。
モアラミアの事がジーナス夫妻に伝わるのは後の話でもあり別の話である。
【惑星エデンからの帰路の中】
ラウラはようやく元通りの元気を取り戻したのは惑星エデンから帰還中2日目の事だった。
元気を取り戻して翌日・・・・・・
ラウラ「ねぇ・・・・大樹・・・・・」
吉野大樹「なんだラウラ・・・・・」
ラウラ「私は人形なのかな・・・・・・・」
ラウラは自分が人形かどうかを大樹に質問した。
自分は本当に人間なのか・・・・
プロトカルチャーが作った戦争のための人形なのか・・・・
それを聞いた大樹は・・・・・
吉野大樹「お前馬鹿か・・・・」
ラウラ「馬鹿・・・・誰が馬鹿なのよ!!」
吉野大樹「お前だよ・・・・・人形のはずねぇだろ・・・・人間だ・・・・」
ラウラ「なっ・・・・・」
ラウラは人形じゃないという。
それに自分のことを人間だと言ってくれた・・・・・
吉野大樹「世の中に喋れる人形なんているわけないだろ。お前は人間だ・・・・」
それを聞いたラウラはなんか嬉しくなった・・・・・・
自分は人形じゃない人間だと・・・・・・・・
ラウラは大樹の言う事が嬉しく・・・・何か仲間以上の感状を持つ・・・・
なんか人に言えないような嬉しくていい感じの大樹への感状が・・・
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