治療室から脱走し警務官を次々に倒しながら外へ出たミリャン・ファキアと名乗るメルトラン。
丁度桐原とデワントンと対峙そのまま襲ってきそうだったのでデワントンが迎撃に出て。
ミリャンの両腕を掴む・・・・・・・そのまま白兵戦に入る。
そこでミリャンは官姓名を名乗る・・・・・・・・
デワントン「ミリャン・ファキア?」
ミリャン「貴様もゼントラーディ軍の兵士であるならば私の名前を知っていよう。」
デワントン「知らない・・・・・誰?」
ミリャン「し.知らない?・・・・貴様舐めているのか?」
だが・・・・・・・・デワントンは知らないようだ。
その事実に気がついたミリャンはデワントンに対し激高する。
ミリャンも同じミリアの遺伝子を持つメルトランであるためか、エースであり。
かなりプライドの高い戦士である。
ミリャン「・・・・・・まぁいい・・・・・・・貴様はなんと言うんだ?」
デワントン「私は第1直衛艦隊ミリア隊副官デワントン・フィアロ。」
ミリャン「ミリア隊?・・・・・・あいにく知らんな・・・・・・」
デワントン「・・・・・・・」
デワントンもミリャンと同じように官姓名所属を名乗るが・・・・・・
返すかのように知らないなと言う。
だがここで違いが出てしまい、元々真面目であったデワントンは激高もしないやミリャンに対し挑発めいた事を言わない。
気の強いか荒いかの二つにあるゼントラーディ人の中では性格は穏やかな方に分類される。
ミリャン「所詮は2級空士長か・・・・・・・・」
ガッ
デワントン「なっ・・・・・」
ミリャン「これで形勢逆転・・・・・・ふん」
グッ
デワントン「ぐっ・・・・・・・・・・」
挑発めいた事を言ってデワントンが淡々とした対応を確認したミリャンはデワントンに突撃し両腕を掴む。
さっきデワントンがやった事を今度はミリャンがやった。
そして止めの一撃と言わんばかりにデワントンの腹に膝蹴りをする。
膝蹴りを喰らったデワントンはそのままよろけてしまい、そのままへばりつく・・・・・
デワントンは膝蹴りを腹に喰らった事で胃液を吐きだしそうな感覚に襲われる。
桐原中尉「貴様!!」
ミリャン「次は貴様かマイクローン、ならば望み通り殺してやる!!」
桐原中尉「くっ・・・・・」
桐原は拳銃を引き出しミリャンに向ける。
素手で戦っているミリャンに対し拳銃と言う飛び道具を使うのは卑怯であれど・・・・・・
正々堂々の試合の席ではない・・・・単純に殺すか捕縛するかの戦場である・・・・
拳銃の銃口をミリャンに向け・・・・・・・
ズダーン
発砲する。
結果は・・・・・・
ミリャン「ぐっ・・・・・・・かすり傷程度か・・・・・・・」
桐原中尉「馬鹿な・・・・・・確実に命中できる位置だったんだぞ!」
かすり傷程度、確実に足を狙えるはずであったが素早い動きで避けられる。
流石・・・・・・地球人より身体能力より上なゼントラーディ人か・・・・・・・
ミリャン「私に傷をつけた事を誉めてやる、だが・・・・・・殺す!!」
桐原中尉「くっ・・・・・・・」
隙が出来てしまった事でミリャンに突撃させるチャンスを与える。
再度拳銃を構えるが・・・突撃してきたミリャンに弾き飛ばされる。
「何をしている撃て!!」
「無理です大佐より射殺するなと言う命令が・・・」
「非常時だ撃て!」
「ハッ」
警務官や警備兵らが一斉に銃口をミリャンに向ける。
射殺するなと茂政から命令されているが、指揮官はこのまま放置するのは桐原に死に至る結果になってしまうので。
意を決しミリャンに対する射殺命令を出す。
それを聞いた一同は一斉に射撃を行おうとする。
「待て射撃待て!射撃待て!!」
突然指揮官が射撃中止命令を出す。
それを聞いた警備兵や警務官らが一斉に射撃する事を停止する。
一体何が起きたのか?
ミリャン「貴様!!」
デワントン「そう簡単に茂人をやらせない・・・・・・」
兵士達が一斉射撃をやめた理由はミリャンをデワントンが掴みかかったからである。
指揮官はここで撃ったら確実にまずいと思った。
理由はデワントンが地球連合軍軍籍を与えられており、誤射で殺すとなれば臨時の査問委員会主催の軍法会議にかけられると言う理由から・・・・・・・・。
そんな理由もあってか・・・・妙な事で軍法会議にかけられるのは指揮官として人間としても終わる。
それは絶対に避けたかった。
ミリャン「何故だ!何故お前は動ける?」
デワントン「私は大事な物を見つけている、だから多少苦しかろうとあなたを止める。何故ならかつてのゼントラーディ人の私じゃない、地球人の私だ!」
ミリャン「ラック?地球人だと?」
ミリャンはデワントンは腹を蹴られて何故動けるかを聞いた。
それに対しデワントンはゼントラーディ人の私ではなく地球人の私だからと答える。
デワントンの言葉を聞いたミリャンは大きな衝撃を受ける。
そしてデワントンはミリャンにトドメの一言を発す。
デワントン「折角生き残れて文化を知る事が出来るのに暴れて無駄に死ぬ事はないでしょ!」
ミリャン「文化(カールチューン)。」
折角生き残れて文化を知る事ができたのに暴れて無駄に死ぬ事。
その言葉はミリャンを激しく動揺させる事になる。
今までゼントラーディ軍の兵士として戦ってきた自分。
地球人との接触で文明人らしい文化を知り得た奇跡。
奇跡を踏みにじってまで暴れて死ぬのか?
その問いかけにミリャンの心に響いた。
ミリャン「私は........」
デワントンの言葉を聞いたミリャンから力が抜け膝を床に落とす。
それを確認したデワントンはミリャンを離した。
そしてミリャンの気持ちは弱くなりある事を呟いた。
ミリャン「味方だと信じていた友軍から攻撃を受けて味方さえいなくなった私は.....」
と.....
その言葉を聞いた桐原とデワントンはど言う事なんだと思った。
丁度桐原とデワントンと対峙そのまま襲ってきそうだったのでデワントンが迎撃に出て。
ミリャンの両腕を掴む・・・・・・・そのまま白兵戦に入る。
そこでミリャンは官姓名を名乗る・・・・・・・・
デワントン「ミリャン・ファキア?」
ミリャン「貴様もゼントラーディ軍の兵士であるならば私の名前を知っていよう。」
デワントン「知らない・・・・・誰?」
ミリャン「し.知らない?・・・・貴様舐めているのか?」
だが・・・・・・・・デワントンは知らないようだ。
その事実に気がついたミリャンはデワントンに対し激高する。
ミリャンも同じミリアの遺伝子を持つメルトランであるためか、エースであり。
かなりプライドの高い戦士である。
ミリャン「・・・・・・まぁいい・・・・・・・貴様はなんと言うんだ?」
デワントン「私は第1直衛艦隊ミリア隊副官デワントン・フィアロ。」
ミリャン「ミリア隊?・・・・・・あいにく知らんな・・・・・・」
デワントン「・・・・・・・」
デワントンもミリャンと同じように官姓名所属を名乗るが・・・・・・
返すかのように知らないなと言う。
だがここで違いが出てしまい、元々真面目であったデワントンは激高もしないやミリャンに対し挑発めいた事を言わない。
気の強いか荒いかの二つにあるゼントラーディ人の中では性格は穏やかな方に分類される。
ミリャン「所詮は2級空士長か・・・・・・・・」
ガッ
デワントン「なっ・・・・・」
ミリャン「これで形勢逆転・・・・・・ふん」
グッ
デワントン「ぐっ・・・・・・・・・・」
挑発めいた事を言ってデワントンが淡々とした対応を確認したミリャンはデワントンに突撃し両腕を掴む。
さっきデワントンがやった事を今度はミリャンがやった。
そして止めの一撃と言わんばかりにデワントンの腹に膝蹴りをする。
膝蹴りを喰らったデワントンはそのままよろけてしまい、そのままへばりつく・・・・・
デワントンは膝蹴りを腹に喰らった事で胃液を吐きだしそうな感覚に襲われる。
桐原中尉「貴様!!」
ミリャン「次は貴様かマイクローン、ならば望み通り殺してやる!!」
桐原中尉「くっ・・・・・」
桐原は拳銃を引き出しミリャンに向ける。
素手で戦っているミリャンに対し拳銃と言う飛び道具を使うのは卑怯であれど・・・・・・
正々堂々の試合の席ではない・・・・単純に殺すか捕縛するかの戦場である・・・・
拳銃の銃口をミリャンに向け・・・・・・・
ズダーン
発砲する。
結果は・・・・・・
ミリャン「ぐっ・・・・・・・かすり傷程度か・・・・・・・」
桐原中尉「馬鹿な・・・・・・確実に命中できる位置だったんだぞ!」
かすり傷程度、確実に足を狙えるはずであったが素早い動きで避けられる。
流石・・・・・・地球人より身体能力より上なゼントラーディ人か・・・・・・・
ミリャン「私に傷をつけた事を誉めてやる、だが・・・・・・殺す!!」
桐原中尉「くっ・・・・・・・」
隙が出来てしまった事でミリャンに突撃させるチャンスを与える。
再度拳銃を構えるが・・・突撃してきたミリャンに弾き飛ばされる。
「何をしている撃て!!」
「無理です大佐より射殺するなと言う命令が・・・」
「非常時だ撃て!」
「ハッ」
警務官や警備兵らが一斉に銃口をミリャンに向ける。
射殺するなと茂政から命令されているが、指揮官はこのまま放置するのは桐原に死に至る結果になってしまうので。
意を決しミリャンに対する射殺命令を出す。
それを聞いた一同は一斉に射撃を行おうとする。
「待て射撃待て!射撃待て!!」
突然指揮官が射撃中止命令を出す。
それを聞いた警備兵や警務官らが一斉に射撃する事を停止する。
一体何が起きたのか?
ミリャン「貴様!!」
デワントン「そう簡単に茂人をやらせない・・・・・・」
兵士達が一斉射撃をやめた理由はミリャンをデワントンが掴みかかったからである。
指揮官はここで撃ったら確実にまずいと思った。
理由はデワントンが地球連合軍軍籍を与えられており、誤射で殺すとなれば臨時の査問委員会主催の軍法会議にかけられると言う理由から・・・・・・・・。
そんな理由もあってか・・・・妙な事で軍法会議にかけられるのは指揮官として人間としても終わる。
それは絶対に避けたかった。
ミリャン「何故だ!何故お前は動ける?」
デワントン「私は大事な物を見つけている、だから多少苦しかろうとあなたを止める。何故ならかつてのゼントラーディ人の私じゃない、地球人の私だ!」
ミリャン「ラック?地球人だと?」
ミリャンはデワントンは腹を蹴られて何故動けるかを聞いた。
それに対しデワントンはゼントラーディ人の私ではなく地球人の私だからと答える。
デワントンの言葉を聞いたミリャンは大きな衝撃を受ける。
そしてデワントンはミリャンにトドメの一言を発す。
デワントン「折角生き残れて文化を知る事が出来るのに暴れて無駄に死ぬ事はないでしょ!」
ミリャン「文化(カールチューン)。」
折角生き残れて文化を知る事ができたのに暴れて無駄に死ぬ事。
その言葉はミリャンを激しく動揺させる事になる。
今までゼントラーディ軍の兵士として戦ってきた自分。
地球人との接触で文明人らしい文化を知り得た奇跡。
奇跡を踏みにじってまで暴れて死ぬのか?
その問いかけにミリャンの心に響いた。
ミリャン「私は........」
デワントンの言葉を聞いたミリャンから力が抜け膝を床に落とす。
それを確認したデワントンはミリャンを離した。
そしてミリャンの気持ちは弱くなりある事を呟いた。
ミリャン「味方だと信じていた友軍から攻撃を受けて味方さえいなくなった私は.....」
と.....
その言葉を聞いた桐原とデワントンはど言う事なんだと思った。
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