マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

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第166話 生きる気力を取り戻せ!!

2018-04-05 10:34:19 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
レミアにトドメを指されようとするラウラ。
攻撃しラウラを今度こそ撃墜しようとすると・・・・・

レミア「グルんと回転した、奴めふざけているのか?」

ラウラの本能により回避される。
レミアはフッと笑い第2撃を狙う。
今度こそ狙いは外さない。

確実にラウラを殺したい、殺したくてしょうがない。
今のレミアの精神状態はまさにそれであった。

ゆっくり狙いを定める。
狙うのであれば、気持ちよく壊れる箇所を狙いたい。

レミア「今度こそ死んでもらうよ、ラウラ・ベルタリア。」

狙いが定まったレミアはファントムⅢの操縦桿にあるトリガーを引く。
今度こそ本能が働いても確実に殺せるようにする。
回避した先にミサイルを撃ち込めばいいそれが今考えているレミアの戦術である。

レミア「デリーマ(死ね)」

ラウラに向けて銃撃しながら、ラウラを殺そうとする。
やはりラウラはグルんと回避している、まさに狙い目。
ミサイルを撃ち込んでやる、レミアはミサイルを撃つためのトリガーを引く。

トリガーが引かれたことによりミサイルはラウラに向けて放たれた。
レミアは勝利をラウラは死を確信した。

その時

吉野大樹「させるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ズドドドドドドドドドドドドドドド
ズゴォォォン

レミア「何!」

大樹が戦闘エリアに到着、レミアの背後から銃撃しラウラへのミサイルが破壊される。
照準が外れた事によりレミアの機嫌を損ねてしまう。
せっかくいい所だったのに邪魔された・・・・・・・

それがレミアを一番怒らす原因になっている・・・・・・
この予想外の敵=大樹は物凄くウザい、殺したい程にウザい。
考えるならばただ一つである。

レミア「射程がずれたおのれ・・・・・・おのれ!奴め、陽動部隊の壁を抜けたな!」

レミアの狙いはラウラから大樹へと変わる。
まず大樹を殺し、次はラウラを殺しモアラミアを最終的に殺す。
目的は大幅に変更されるも、作戦の最終目標は変わらなかった。
変わったのは殺す人間の数が増えた事であった。

それにレミアは邪魔する奴、イラつく奴は皆殺したい。
まるで狂人と言う程の女である。
当たり前と言ったら当たり前なのだろう、そこまでの本質はラウラと大樹は知らない。

ラウラ「大樹死ぬわよ!こいつはこいつは・・・」

ラウラは大樹に逃げるように言う。
いくら大樹が強くてもレミアには勝てない、確実に殺されてしまう。
もう大事な人が殺される光景は見たくない。
もうその関連で苦しむのはもう嫌だ、嫌で嫌でしょうがない。

涙ながらにラウラは大樹に訴える。
だけど

吉野大樹「仲間を見捨てられるか!こいつは必ず倒してお前をアルタミラまで連れ帰る!」

ラウラ「大樹・・・・」

吉野大樹「だから死ぬんじゃねぇ!!」

大樹は引き下がらない、むしろ自分を助けてくれる。
ラウラはそんな大樹に感謝した、戦闘種族であるゼントラーディ人である私を........

レミア「模造品の仲間か!面白い同じように殺して・・・・」

吉野大樹「レミア・ジフォン!!!」

レミア「ヤック!」

吉野大樹「・・・・・テメェ・さっきから聞いてみれば人間を模造品とか結果品とかよく言えるな・・・・・・・」

襲ってくるレミアに大樹は激怒しながら言う。
人を物のように扱うレミアを許せなかった、そこが気にくわない。
大樹は更に激怒しながら。

吉野大樹「見下した態度で人を見やがって・・・・・人間は物じゃねぇぇ・・・・・・・・・人間を・・・・人間を・・・人間を物呼ばわりするんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

ラウラ「ハッ。」

レミアに怒りの言葉をぶつける。
この言葉を聞いたラウラはハッとして何かが分かった。
大樹は自分を人間扱いしている、いや自分だけじゃない。
ゼントラーディ全体を含めて。

レミア「マイクローン風情が!ならばマイクローンに媚を売ったそこの故障品と共に死ねぇぇぇぇ!」

ズドドドドドドドドドドド

吉野大樹「くっ。」

その事を指摘されたレミアは更なる怒りに燃える。
怒り狂うレミアのVF-X-8ファントムのガンポッドが大樹のバルキリーに向け発砲する。
レミアの暴走は大樹を追い込んでゆく。

大樹はラウラのバルキリーに搭載されているアレを起動するように指示した。

吉野大樹「ラウラ!今こそM-Z1パックの力の解放の時だ!」

ラウラ「M-Z1って......」

M-Z1パック、ラウラのバルキリーに搭載されている物である。
一体何のパックなのかはラウラには理解出来ていない。
大樹はやはりかと言うラウラの反応を確認すると...............

吉野大樹「反応を3倍するM-Z1システムの事だ、並の人間では扱う事のできないいわばゼントラーディではないと使えないゼントラーディ専用のシステムだ!パソコンにmaneuver-Zentraedi 1とパスワードを入れろ!」

ラウラが疑問に思ったM-Z1パックの正体。
ゼントラーディ人しか扱えないバルキリーの反応を3倍にするシステム搭載のパックであった。
反応を3倍にするシステムだけではない、ガトリング砲のオプションがついている。

ラウラ「分かったわ、後..............大樹さっきの言葉嬉しかったわ。パスワード入力maneuver-Zentraedi 1 マニューバ ゼントラーディセットオン!」

ラウラは大樹から指定されたパスワードを入力しM-Z1パックを起動させる。
システムを起動されると共に徐々に動きが良くなる。

吉野大樹「今だバトロイド形態!」

ファイター形態からバトロイドに変形。
そしてラウラのバルキリーの頭部のモノアイは緑色から赤色へ変わる。
その姿はまるで死神のようである。

ラウラ視点からすればまったく違った物になるが。
M-Z1パックのシステムによる反応はラウラにとって魅力的であった。
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