【西暦2014年 月面アポロ基地】
月面アポロ基地で起こった青年将校のクーデターから1ヶ月後、一段落付いたので第2次超長距離移民船団メガロード02の出港についてのプランが立てられた。
しかし、終戦から僅か4年しか経っておらず宇宙艦隊の再編が完了しておらずメガロード02や同年に出港予定のメガロード03を護衛する艦艇を何処から出そうかと議論で割れた。
とうとうアポロ基地だけで対処できる話題できず、白川秀康を代理としたクラビウス基地の重役も話しあいに参加する事になった。
代表者は白川秀康、後のクラビウス基地司令になる男であり移民計画には消極的ではあるが賛成派の人間が派遣された。
白川秀康「メガロード02及びメガロード03の護衛船団は30隻程度の船団と言うのを我がクラビウス基地司令部から提案します。」
そこまで艦艇を出せないため、30隻と言う案を提出した。
30隻、2012年に出港した第1次長距離移民船団メガロード01より多い数である。
既に白川以下クラビウス基地上層部では賛成一致しており、後はアポロ基地や他の基地閥の賛成を得られれば計画は承認される。
しかし・・・・・・・・・・・・・・・
ブルックリン「艦艇はどうするんだ!!何処から選出する気だ?」
新統合軍アポロ基地参謀.ブルックリン・ガーフィールド大佐
アポロ基地参謀であるブルックリン・ガーフィールド大佐が白川秀康に突っ込む。
事実新統合宇宙軍は再編中であり摘出できるような艦艇は限られている。
ゼントラーディ人で編成した海兵隊からも出せるが数隻程度。
流石にメガロード01以上の艦艇を移民船団に組み込む事は難しい。
無理にやりこめば月面はおろか、地球近辺が手薄になる。
白川秀康「アポロ基地ならびに基地各位、そんな事を言っている場合ではありません。既に02と03は2014年に出港するように言われているのですぞ。」
ブルックリン「そんな冒険的なやり方では防衛上問題ある。」
白川秀康「それは分かっている!!!自分だって正直反対だが・・・・・・・」
現実主義者である白川も当初は反対していたが、次の移民を進めないと言う地球本国の総司令部の圧力もあってか渋々賛成に回った。
今の新統合軍は艦艇.人員不足であり、流石に移民船団を続々回すのに無理があった。
超長距離移民船団だけでなく、近距離移民船団もあり馬鹿にならない程の艦艇と人員が必要になっていた状態であり。
2010年代の新統合軍は人員や艦艇を揃えるのに苦労して、防衛艦隊の編成完了したのは2020年とそのくらいの時間を消費してしまった。
会議で揉める程、移民船団に使う艦艇の選出は厳しい物となっていた。
当分の間は争っていたが、ある人物で収まる。
ブリタイ「いや両艦隊から摘出させよう、海兵隊からは私が話をつけよう。」
新統合宇宙軍総司令官.ブリタイ・クリダニク提督
ブリタイ・クリダニク、失脚した星村提督に変わり新統合宇宙軍の総司令官に任命したゼントラーディ人の名将である。
かつてSDF-1マクロスを幾度と苦しめた敵の将ではあるが、新統合軍では一番頼りになる優秀な将であり上からも凄く信頼されていた。
渋谷大佐「クリダニク提督、アポロの上層部は反対一色です。艦艇と人員が揃わない今、メガロード02と03は来年に延期すべき声が上がっています。」
アポロ基地参謀.渋谷大佐
ブリタイ「だが自動工業衛星では数多くの軍艦が建造されている、それに宇宙軍を最優先に再建しているのに人員は他の軍よりマシだと思うが?それで延期せよと言うのはどの口で言える事か?」
渋谷大佐「それは・・・・・・・・・」
事実である。
新統合軍の再建案ではこれからの主力は宇宙軍とされており、旧.地球統合軍時代とは大きく軍の主力と言うのが変化しつつあった。
壊滅的被害を受けた第1次星間大戦以後、軍の再建は宇宙軍を最優先に行われ。
メガロード01を祖とする移民計画発動後、大量の宇宙艦艇の建造が行われてきた。
ブリタイ「既に就役予定の艦艇があったな、それは回せないのか?」
渋谷大佐「それは・・・・・・・・・・・」
ブリタイ「回せないのか?」
渋谷大佐「ハッ・・・・・確認しなければ分かりませんであります。」
ブリタイは渋谷大佐に就役予定の艦艇を移民船団に回せないかと確認を取る。
威圧感があったのか渋谷大佐は渋々確認するとブリタイに報告する。
既存配備の艦艇じゃなくても新しく就役される軍艦は配備できる。
配備は未決定、態々元々配備されている所から取り出さなくてもここから引き出せば問題はない。
渋谷大佐は何か隠しているようだったので、ブリタイは態々威厳のある声をあげてかくしている部分をあぶり出す。
この後の結果、就役予定のARMD級宇宙空母とサカキ級巡洋艦とオーベルト級宇宙駆逐艦が複数配備と予約未定であり十分な数が揃っていたため二つの船団の護衛艦として所属が認定された。
ARMD級宇宙空母は合計5隻.サカキ級巡洋艦は3.オーベルト級宇宙駆逐艦は22隻と言う編成で最終的に認可された。
人員は新兵が多く、実績不足であるがこの際はしょうがないと言う事で認められた。
またブリタイ司令の選別で両船団はゼントラーディ海兵隊のスヴァール・サラン級を3隻ずつ配備される事もあり。
一応、戦力は強化される事になった。
星村絵里「ブリタイ閣下・・・・・・・・・」
星村提督の義理の娘で、ブリタイと同じボドル基幹艦隊に所属していた絵里は和也ルートで知る事になる。
見せる表情はなんだか暗い・・・・・・・
彼女がこの時、どのように思ったのか後世.本人は語らず.何も記されていない。
月面アポロ基地で起こった青年将校のクーデターから1ヶ月後、一段落付いたので第2次超長距離移民船団メガロード02の出港についてのプランが立てられた。
しかし、終戦から僅か4年しか経っておらず宇宙艦隊の再編が完了しておらずメガロード02や同年に出港予定のメガロード03を護衛する艦艇を何処から出そうかと議論で割れた。
とうとうアポロ基地だけで対処できる話題できず、白川秀康を代理としたクラビウス基地の重役も話しあいに参加する事になった。
代表者は白川秀康、後のクラビウス基地司令になる男であり移民計画には消極的ではあるが賛成派の人間が派遣された。
白川秀康「メガロード02及びメガロード03の護衛船団は30隻程度の船団と言うのを我がクラビウス基地司令部から提案します。」
そこまで艦艇を出せないため、30隻と言う案を提出した。
30隻、2012年に出港した第1次長距離移民船団メガロード01より多い数である。
既に白川以下クラビウス基地上層部では賛成一致しており、後はアポロ基地や他の基地閥の賛成を得られれば計画は承認される。
しかし・・・・・・・・・・・・・・・
ブルックリン「艦艇はどうするんだ!!何処から選出する気だ?」
新統合軍アポロ基地参謀.ブルックリン・ガーフィールド大佐
アポロ基地参謀であるブルックリン・ガーフィールド大佐が白川秀康に突っ込む。
事実新統合宇宙軍は再編中であり摘出できるような艦艇は限られている。
ゼントラーディ人で編成した海兵隊からも出せるが数隻程度。
流石にメガロード01以上の艦艇を移民船団に組み込む事は難しい。
無理にやりこめば月面はおろか、地球近辺が手薄になる。
白川秀康「アポロ基地ならびに基地各位、そんな事を言っている場合ではありません。既に02と03は2014年に出港するように言われているのですぞ。」
ブルックリン「そんな冒険的なやり方では防衛上問題ある。」
白川秀康「それは分かっている!!!自分だって正直反対だが・・・・・・・」
現実主義者である白川も当初は反対していたが、次の移民を進めないと言う地球本国の総司令部の圧力もあってか渋々賛成に回った。
今の新統合軍は艦艇.人員不足であり、流石に移民船団を続々回すのに無理があった。
超長距離移民船団だけでなく、近距離移民船団もあり馬鹿にならない程の艦艇と人員が必要になっていた状態であり。
2010年代の新統合軍は人員や艦艇を揃えるのに苦労して、防衛艦隊の編成完了したのは2020年とそのくらいの時間を消費してしまった。
会議で揉める程、移民船団に使う艦艇の選出は厳しい物となっていた。
当分の間は争っていたが、ある人物で収まる。
ブリタイ「いや両艦隊から摘出させよう、海兵隊からは私が話をつけよう。」
新統合宇宙軍総司令官.ブリタイ・クリダニク提督
ブリタイ・クリダニク、失脚した星村提督に変わり新統合宇宙軍の総司令官に任命したゼントラーディ人の名将である。
かつてSDF-1マクロスを幾度と苦しめた敵の将ではあるが、新統合軍では一番頼りになる優秀な将であり上からも凄く信頼されていた。
渋谷大佐「クリダニク提督、アポロの上層部は反対一色です。艦艇と人員が揃わない今、メガロード02と03は来年に延期すべき声が上がっています。」
アポロ基地参謀.渋谷大佐
ブリタイ「だが自動工業衛星では数多くの軍艦が建造されている、それに宇宙軍を最優先に再建しているのに人員は他の軍よりマシだと思うが?それで延期せよと言うのはどの口で言える事か?」
渋谷大佐「それは・・・・・・・・・」
事実である。
新統合軍の再建案ではこれからの主力は宇宙軍とされており、旧.地球統合軍時代とは大きく軍の主力と言うのが変化しつつあった。
壊滅的被害を受けた第1次星間大戦以後、軍の再建は宇宙軍を最優先に行われ。
メガロード01を祖とする移民計画発動後、大量の宇宙艦艇の建造が行われてきた。
ブリタイ「既に就役予定の艦艇があったな、それは回せないのか?」
渋谷大佐「それは・・・・・・・・・・・」
ブリタイ「回せないのか?」
渋谷大佐「ハッ・・・・・確認しなければ分かりませんであります。」
ブリタイは渋谷大佐に就役予定の艦艇を移民船団に回せないかと確認を取る。
威圧感があったのか渋谷大佐は渋々確認するとブリタイに報告する。
既存配備の艦艇じゃなくても新しく就役される軍艦は配備できる。
配備は未決定、態々元々配備されている所から取り出さなくてもここから引き出せば問題はない。
渋谷大佐は何か隠しているようだったので、ブリタイは態々威厳のある声をあげてかくしている部分をあぶり出す。
この後の結果、就役予定のARMD級宇宙空母とサカキ級巡洋艦とオーベルト級宇宙駆逐艦が複数配備と予約未定であり十分な数が揃っていたため二つの船団の護衛艦として所属が認定された。
ARMD級宇宙空母は合計5隻.サカキ級巡洋艦は3.オーベルト級宇宙駆逐艦は22隻と言う編成で最終的に認可された。
人員は新兵が多く、実績不足であるがこの際はしょうがないと言う事で認められた。
またブリタイ司令の選別で両船団はゼントラーディ海兵隊のスヴァール・サラン級を3隻ずつ配備される事もあり。
一応、戦力は強化される事になった。
星村絵里「ブリタイ閣下・・・・・・・・・」
星村提督の義理の娘で、ブリタイと同じボドル基幹艦隊に所属していた絵里は和也ルートで知る事になる。
見せる表情はなんだか暗い・・・・・・・
彼女がこの時、どのように思ったのか後世.本人は語らず.何も記されていない。