虎バカ グルメ日誌

虎の勝利をバーボンとディキシーランド・ジャズ
で祝うお気楽初老の独り者が紹介するグルメ日誌

《拉麺放浪記》姫路市編1

2014-12-25 12:00:00 | 兵庫県姫路市
2014#59
【虎バカグルメ日誌】

2014年も残すところ
あと1週間となりました。
今年も特にこれといって
変わりのない1年が
あっ! という間に
過ぎ去ろうとしています。
11月の下旬に年明けからの
異動の話しが出まして
その話を了解し
私は慌ただしい年の瀬に
なったなと移動準備に
取り掛かっていたのですが
正式な辞令が下りる直前に
白紙になってしまいました。
来年は大きな変化の年で
これを機会に•••と
思うところもありましたが
結局は平穏無事な
年の瀬になりました。

姫路に移ってきて
早いもので10年が経ちました。
まだこのブログで
姫路にあるラーメン店の
紹介が出来ていなかったので
今回のブログネタは
《拉麺放浪記》姫路市編にしました。
姫路のラーメン店を語るなら
先ずは姫路発祥のラーメン御三家を
紹介せねばなりません。
御三家とは
ずんどう屋/希望軒/らーめん八角の
3店舗です。
現在希望軒は会社が変わり
本店が存在しませんが
あとの2店は姫路市内に
本店があります。
本来なら本店を
紹介すべきと思いましたが
自宅から近い3店舗の支店の
紹介でお許し下さい。

《ずんどう屋》姫路北店
 姫路市野里 326-1

背脂系の濃厚な
とんこつらーめん店として
ラー麺ずんどう屋は
2002年に姫路市で
誕生しました。
現在5都府県に15店舗
出店しています。
豚骨スープ/チャーシュー/
自家製麺/海苔/ネギ/背脂/
味玉/特製高菜と
それぞれに拘りを
持っているそうです。
ずんどう屋のコンセプトは
姫路から世界へ•••だそうです。
そして2015年の春には
ニューヨーク店が
オープンするそうです。

全部のせらーめん 1050円

味玉/チャーシュー/海苔/
にんにくチップ/高菜/もやし
HOT(刺激系ピリ辛味)と
ずんどう屋の全てが入った
こだわりの一杯です。
この辺りのラーメンは
播州ラーメンと云って
醤油系のあっさりした
甘味を感じるライト級の
ラーメンが主流ですが
ずんどう屋はこってりした
ヘビー級のラーメンです。
しかし私が大好きな
横浜家系ラーメンのように
後に引く旨さは
残念ながらありません。
こってりだけではダメなんです。

《希望軒》御着店
 姫路市御国野町国分寺 559

希望軒は1991年に
ホープ軒と名乗って
1号店が姫路市に誕生しました。
しかし店名のホープ軒は
既に東京の千駄ヶ谷に
1960年創業の老舗店が
実在していた為
希望軒に店名を変更しました。
その後愛知県への出店で
失敗し一度倒産したが
事業再生により
新生の希望軒として
生まれ変わりました。
現在8都府県に30店舗
出店しています。
一からの手作りに拘り
明日からの活力として
希望のラーメンで
有り続けられるように
これが希望軒の
コンセプトです。

ごま味噌ラーメン 734円
トッピング
*野菜たっぷり +183円

希望軒の基本ラーメンは
とんこつラーメンと
ごま味噌ラーメンの2種類で
ごま味噌の方は
辛味噌をブレンドした
ピリカラーメンなどが人気です。
どちらも不味くはありませんが
何か物足りなさを感じ
クセになる旨さは
私は感じられません。

《らーめん八角》姫路御着店
 姫路市四郷町本郷 159

1994年に姫路で屋台から
始まった播州ラーメンの店が
らーめん八角です。
屋台の形が八角形だった事から
この屋号になったそうです。
あっさり/半こて/こってり/
こてこてと油加減(4種類)が
選べるのがこの店の特徴です。
現在兵庫県下に17店舗
出店しています。
2代目に変わっても
創業時からの姿勢である
手づくりへの拘りは
変わっていないそうです。

豚骨しょうゆ 778円

げん骨をコトコト煮込んだ
旨味スープの深い美味の
八角流の豚骨しょうゆです。
豚骨しょうゆと云えば
我が愛する横浜家系ラーメン
うーん ベースが
播州ラーメンだからなのか
こってり系と言っても
全然物足りないし
不味いとは言わないが
麺がいまいち
もう少し何とかなりませんか?

《来来亭》花田店
 姫路市花田町上原田 5-1

滋賀県野洲市に本店があり
現在31都府県に230店舗ほど
出店しています。
あっさりスープに
コクある背脂
うまいかどうかは
あなたが決めるらーめん
これが来来亭の
キャッチフレーズです。

こってりラーメン 745円
トッピング
*味玉子 +108円

来来亭の基本ラーメンは
京都風の醤油ラーメンです。
醤油ベースの鶏ガラの
あっさりしたスープに
背脂が特徴です。
私が一番好きな
横浜家系ラーメンと同じく
麺の硬さ/醤油の濃さ/
背脂の量の
好みを聞いてくれます。
この他にも
私はこれはやり過ぎで
どうかと思いましたが
一味唐辛子の有無や
有りなら量まで
またチャーシューの
赤身や脂身の選択など
色々好みを聞いてくれます。
店員さんが元気よく
活気あるお店です。

《新生軒》
 姫路市南町 59

終戦後屋台から始まり
現在の場所に店を構えて
半世紀以上になるそうです。
現在の店主は3代目で
味を変えるな それだけや
先代の言葉を忠実に
守り通しています。
メニューは
ワンタン麺 600円
ラーメン 500円
ぎょうざ 400円
ワンタン 500円
ごはん 100円の5品のみ

ワンタン麺 600円

五臓六腑に染み渡る
鶏ガラベースの
あっさりとした塩味で
透明な綺麗なスープです。
食べ始めは少し物足りなさを
感じるほどの薄味ですが
食べ進めると絶妙な旨味が
口の中に広がってきます。
ちゅるちゅるのワンタンに
こりこりのメンマと
食感の違いも楽しめる
最高のワンタン麺でした。
ただひとつだけ
言わせてもらうと
始めからワンタン麺に
胡椒が掛かった状態で
出されるのは•••?
胡椒くらい客に自由に
掛けさせれば
良いと思いました。
濃い味好きな私でも
ここのワンタン麺だけは
納得の一杯で
絶対再訪ありの店です。
餃子も大人気らしいが
メニューにビールなし
この点だけは非常に残念
私は声を大にして言いたい。
ビールぐらいは置こうよ!


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