2020#11 (不定期刊号)
【虎バカグルメ日誌】
今年のプロ野球は新型コロナウイルスの
感染リスク対策として
セ • リーグは遠征試合の移動を極力減らす
東西地区集中開催方式で試合日程が組まれました。
タイガースは開幕を首都圏で向かえ
読売G/東京ヤ/横浜Deの3球団と対戦し
その後 名古屋→広島と移動して
5カード連続のビジター戦を消化しました。
結果はご存知の通りの厳しいロードでしたが
漸く5カード目の広島C戦から
チーム状態が上向きになり
何とか戦えるようになりました。
苦戦はしましたがロードを終えてタイガースは
本拠地甲子園球場に戻ってきました。
お天気が心配ですが 7/07からは
12球団で一番遅れて迎える本拠地開幕戦です。
これまでとは逆にここから5カード連続で
甲子園球場に相手チームを迎えての
ホームゲームが続きます。
しかも 7/10からは上限が5000人と
制限はありますが有観客で試合が行われます。
このご時世なので応援スタイルも
大きく変わります。
鳴り物や大声での応援は禁止です。
とにかく大騒ぎはダメなんです。
甲子園名物の7回裏攻撃前のジェット風船も
御法度なのです。
毎試合45000人もの人を集める集客力の高い
阪神甲子園球場ですが
私が思うにその観戦客の大半は
勿論タイガースのファンでタイガースの勝利を
望んではいますが
一番の楽しみはジャンボ焼き鳥を食べながら
ビールやチューハイを飲んで
仲間と一緒に騒ぐのが目的なのです。
それが球場に来る最大の楽しみなのです。
そんな観戦客に対して騒ぐなは
考えたら酷なルールですね。
応援はずいぶん寂しくなりましたが
ファンの後押しを受けてのホーム戦は心強いものです。
さぁ!これからだ。
スタートのつまずきを取り戻そう!
それではタイガースのホーム戦 5カードの
戦績をご覧下さい。
対読売G (甲子園) 阪神 1勝0敗 ☂︎2
☂︎7/07 雨天中止
☂︎7/08 雨天中止
○7/09 ②-① 30打数 7安打(㋭1)/盗塁0
*打 率:.233 *防御率:1.00
対横浜De(甲子園) 阪神 2勝1敗
○7/10 ③-② 18打数 7安打(㋭2)/盗塁0
●7/11 ②-④ 35打数 8安打(㋭1)/盗塁0
○7/12 ②-① 30打数 8安打(㋭0)/盗塁0
*打 率:.277 *防御率:2.35
対東京ヤ (甲子園) 阪神 2勝1敗
○7/14 ⑥-③ 34打数12安打(㋭1)/盗塁0
●7/15 ⑤-⑨ 33打数 9安打(㋭2)/盗塁1
○7/16 ⑥-④ 32打数 9安打(㋭2)/盗塁0
*打 率:.303 *防御率:5.00
対中日D (甲子園) 阪神 3勝0敗
○7/17 ④-① 30打数 9安打(㋭0)/盗塁1
○7/18 ⑧-③ 28打数 5安打(㋭1)/盗塁0
○7/19 ⑪-③ 35打数14安打(㋭0)/盗塁0
*打 率:.301 *防御率:2.00
対広島C (甲子園) 阪神 1勝1敗1分
○7/21 ⑨-④ 33打数10安打(㋭4)/盗塁1
△7/22 ③-③ 39打数12安打(㋭1)/盗塁2
●7/23 ②-④ 35打数 8安打(㋭1)/盗塁0
*打 率:.280 *防御率:2.89
7/23 終日時点の
セ・リーグの順位表です。
順 試合 勝 敗 分 ┃ 差 ┃
①. 読売G 27 18 08 01┃ --- ┃
②. 東京ヤ 28 14 11 03┃ 3.5┃
③. 阪神T 27 13 13 01┃ 1.5┃
④.横浜De 29 13 15 01┃ 1.0┃
⑤. 広島C 27 10 14 03┃ 1.0┃
⑥. 中日D 30 11 18 01┃ 1.5┃
タイガースのチーム成績
打 率:⑤ .252 防御率:③ 3.98
得 点:⑤ 104 失 点:③ 115
本塁打:② 30 盗 塁:② 18
開幕して各チームとの対戦が一巡した
第1クールのビジター戦の成績は
14戦消化して4勝10敗と出遅れましたが
第2クールのホーム戦では
13試合消化して9勝3敗1分と
第1クールの出遅れ分を見事に取り戻しました。
故障して離脱する選手が多く
先行きは心配ですが
何とか読売Gに離されないよう
しっかり付いて行かなければなりません。
頑張れ タイガース!
今回のグルメネタは姫路市エリアにある
お店を紹介します。
JR姫路駅の中央改札を抜けて北出口から
出ると左前方に見える山陽百貨店
その西館 6Fのレストランフロア内にある
とんかつ専門店の
《いなば和幸》山陽姫路店です。
*住所*
姫路市南町 1
《いなば和幸》は東京都板橋区に本社を置く
和幸(株)が運営しています。
東京(12)/神奈川(3)/埼玉(2)/千葉(6)/大阪(8)/
京都(1)/奈良(2)/兵庫(3)/福岡(1)/長崎(1) と
1都2府7県の39店舗で
チェーン展開中のとんかつ専門店です。
創業は 1976年(昭和51)で
1号店は東京都町田市にある
小田急百貨店内にて現在も営業しています。
店名に関するうんちく話です。
現在 日本には屋号に"和幸"を用いている
とんかつ店は3社あります。
ひょっとしたら和幸と云う個人名で
営業されているとんかつ店が
何処かにあるかもしれませんが…。
一般的には "和幸"を名乗るとんかつ店は
今回紹介する和幸(株)の《いなば和幸》
和幸商事(株)の《とんかつ和幸》
協和(株)の《とんかつ和幸》の3店です。
現在この3社はそれぞれ別会社として
関係性はないのですが
元々は共同の経営者であったとか過去には
何かしらの繋がりがあったようです。
更にもう1つうんちく話をすると
今日お邪魔した《いなば和幸》山陽姫路店の
お隣に《飛騨の高山らーめん》と云う
お店があります。
不思議な事にこちらの2店舗
店外観が全く同じ造りとなっています。
実はこの2店舗は和幸(株)に属している
同系列店なのです。
店の前に出されているメニュー看板です。
立て看板や電子看板で季節限定メニューや
ランチメニューが紹介されています。
入口横にある大きな飾り棚です。
びっしり隙間無くメニューサンプルが
並べられています。
店内の様子です。
落ち着いた雰囲気で明るくて
清潔感のする店内です。
ざっと見渡しただけなので
正確ではありませんが
2人掛けテーブル席 5卓
4人掛けテーブル席 9卓 が
窮屈感がしない間隔で設置されています。
各テーブルの様子です。
常備品は メニュー表/爪楊枝/紙ナプキン
常備調味料は 特製とんかつソース/
青じそドレッシング/七味唐辛子/塩
この店のメニューの一部です。
特に目新しいメニューはありませんが
かつやフライの一般的な定食メニューや
少し豪華版になる御膳メニュー 等
色々と揃っています。
定食の汁物はしじみ汁が基本ですが
とん汁が付くメニューもあるようです。
追金すれば しじみ汁からとん汁への変更は
可能のようです。
どの定食も ごはん/汁物/キャベツは
おかわり自由なのですが
とん汁付きメニューでの汁物のおかわりは
しじみ汁になるそうです。
今回 私が注文したメニューをご覧下さい。
厚切りロースかつ定食 1540円
*ごはん/とん汁/香の物 付き
牛肉と豚肉 どちらが美味しいか?
それぞれの人の好みの問題かもしれませんが
赤身部分だけで美味しさ勝負をするなら
私は牛肉に軍配を上げます。
しかし脂身を含めた美味しさ勝負なら
断然 豚肉に軍配を上げます。
これは私の持論ではありますが
豚肉の旨味や香りは赤身部分ではなく
脂身部分に凝縮されていると思っています。
つまり豚肉の醍醐味は脂身にあるのです。
豚の脂身の融点は牛脂よりも低いので
口の中で溶け出します。
だから豚肉が美味しいと感じるのです。
健康の為に豚肉の脂身を除いている人は
一番美味しい部分を捨てていると思って下さい。
そして豚肉最大の魅力を堪能する料理が
とんかつなのです。
だから注文する時はヒレかつではなく
絶対にロースかつでなければならないのです。
それともう1つ大事な事があります。
とんかつは洋食でも中華でもありません。
完全なる和食なのです。
だから メイン皿+ご飯/味噌汁/漬物が
セットになった定食でなければならないのです。
メインは当然ラードで揚げたロースかつです。
勿論 極細の千切りキャベツは絶対に欠かせません。
更に私の理想をもう1つ加えると
そこに副食の王様であるポテトサラダが
付いていたら完璧なとんかつ定食です。
*ロースかつ
メニュー名に偽りなしの
厚みが約2cmはあるロースかつです。
肉汁溢れる柔らかそうな豚肉と艶々の脂身
食べる前から疑いようのない美味しさを
確信できる見事なビジュアルです。
キツネ色に揚がったロースかつの衣は
粗めでサクサク食感
肉質は柔らかくて噛めば口の中に
甘い豚の脂が拡がります。
鼻の奥に抜けるラードの香りとともに味わう
絶品ロースかつです。
ラードは体に悪いと言う人が居ますが
誰が何と言おうが
とんかつはラードですよ。
*とん汁
具材は 豚肉/大根/人参/玉ねぎ/牛蒡/蒟蒻
具材は薄切り過ぎで食感はゼロ
ダシ感がやや残念な薄味
店員さんが食事の進み具合を見て
おかわりは如何?と
声掛けをしてくれます。
私はフワフワの極細千切りキャベツの
おかわりをお願いしました。
“いなば和幸”と“とんかつ和幸”は違うのですね。
初めまして知りました😅