虎バカ グルメ日誌

虎の勝利をバーボンとディキシーランド・ジャズ
で祝うお気楽初老の独り者が紹介するグルメ日誌

《ゆりちゃん》

2015-10-10 13:00:00 | 兵庫県神戸市
2015#62
【虎バカグルメ日誌】

いよいよ今日から
2015年度のCS 1st stageが
始まります。

東京Dで行われる
セ2位の読売Gと
セ3位阪神の対戦です
レギュラーシーズンの
対戦成績は9勝16敗と
大きく負け越し
しかも東京Dでは
2勝11敗と酷い結果で
終わりました。
1st stageは2勝すれば
勝ち上がりなので
読売Gはエース菅野を
出すとは思いますが
出さなくても
今季の阪神戦の成績
5試合3勝0敗防御率1.50の
マイコラスと
8試合5勝2敗防御率2.44の
ポレダの両外国人投手で
安泰ではないでしょうか。

今シーズンは学習能力のない
タイガース打線は
毎回 全く攻略出来ずに
この両投手にいじめられました。
突然CSになって
攻略出来るとは思えません。

いずれにしても
野球賭博問題で揺れる読売Gと

監督交代や来季の態勢など
問題を抱える阪神

両チームとも落ちついて
野球が出来る状況なのでしょうか?
見ていて失笑されるような
試合だけは勘弁して下さい。
阪神ファンして
1勝はしてもらいたいが
シーズン負け越しのチームなので
勝ち上がりまでは
期待していません。
恥ずかしくない戦いをして
今シーズンを締めて
早く来年の態勢作りに
専念して下さい。
もう他球団は来年に向かって
進んでいます。
既に出遅れていますよ。

さて本日紹介するお店は
神戸市営地下鉄湊川公園駅で
下車して
湊川商店街に入り
奥へ奥へと進んで行くと
左側に急な坂道が現れます。
その坂を上がると
神戸新鮮市場東山商店街に
辿り着きます。
今の時代には珍しい
どこか懐かしい匂いのする
ディープな商店街です。
1.5mほどの狭い通路の両脇に
野菜や鮮魚 それに精肉店が
何軒も立ち並び
店員さんの威勢の良いかけ声が
響いています。
まだこんな昭和的な商店街が
生き残っている事を知り
私は感動しました。
そんな商店街の出口付近に
店を構える
お好み焼き店《ゆりちゃん》です。

間口の狭い店内の中央に
3人が座れるほどの横幅の
鉄板台が2台並べられて
いるだけです。
その鉄板台の周りに座り
お店の人に焼いてもらい
頂くスタイルです。

この店のメニュー表です。

標準的なお好み焼き店の
メニューですが
その中でひとつだけ
他では見ないこの店独自の
メニューがありました。
田舎焼きと言って
生地は薄くて具材は
合挽き肉/千切りキャベツ/蒲鉾/
玉子/焼のりで
あっさりとした
懐かしの味だそうです。
この具材で重ね焼きタイプなら
広島風お好み焼きの中の
府中焼きになるのですが•••。
田舎焼きは気になりましたが
今回は初訪問店なので
私の場合 既に入店前から
注文メニューは
決まっていました。
私は初見の店での注文は
王道の基本メニューと
決めています。
お好み焼きなら豚玉
焼きそばならイカ焼きそば
やはり何事もそうですが
まずは基本ですよ。

お好み焼き ぶた 500円

少しサイズは小さめですが
ふっくらとした美味しそうな
豚玉を目の前で店員さんが
焼き上げてくれます。
見ただけで美味しいのが
わかります。
辛めのドロソース
普通のお好みソースと2種類
好みのソースを自分で塗って
青海苔を振りかけて頂きます。
取り皿を用意してくれてますが
お好み焼きは食べる分だけ
ヘラで切り取って
そのまま直接食べるものです。

そば焼き いか 600円

極普通オーソドックスな
イカ焼きそばです。
余計なものがひとつもなく
各具材の大きさと焼き具合
ソースの味と絡まり具合
どれをとっても基本中の基本で
美味しい焼きそばでした。

親しみやすく感じの良い
店員さんとの会話も楽しく
特別なものは何もありませんが
アットホームな雰囲気で
大変居心地の良い
昭和の香りが色濃く残る
その町に欠かせない
お好み焼き屋さんて感じで
本当にいいお店でした。
残念なのは自分焼きでは
なかったところだけかな。
私はこのブログで過去に
何度も書いていますが
関西の混ぜ焼きタイプの
お好み焼きは
自分で焼いて食べるところに
醍醐味があるのです。
客の楽しみを取るなと
声を大にして言いたい。

*大阪粉もん屋評価*
 《美舟》を10としたら 3点

次回訪れた時は気になった
田舎焼きを頂きます。
美味しかったです。
ご馳走さまでした。