庭の楽しみ 時鳥鳴く頃(4)

2020年05月29日 | アンの庭 5月のばら

5月23日

コンテス・ド・セギュール
1994 デルバール FRA


つるバラ ニュードーン 
1930 Dreer USA

一つの枝に3〜5個の蕾が付きますが
一番真ん中の蕾が大きくなり、開花します。
咲き始めは、モダンローズのような剣弁咲きになります。


5月24日

水やりのあと、カラスアゲハがやって来ました。広げた羽はメタリックな輝きがありました。そっと門扉の影から撮ることが出来ました😊


5月25日〜26日
蕾は、一花一花次々と開花しました。

つるバラ
スーパーエクセルサ
1986 Hetzel GER



去年衰えた樹勢から新枝が吹き、花数こそ減りましたが咲きました。


5月27日
胴が青いトンボがやってきました。
ハラビロトンボでしょうか。
また今年も四つ葉が復活しました🍀


ラブリーメイアン
2009  Meilland FRA
今年も庭のバラの最後を飾ります。


28日 快晴 気持ちの良い朝になりました。


空の青さが際だって見えました。


左上と右上、紫と赤紫のサルビア
左下は、アカンサス
宿根草が咲いてきました。



もうすぐ6月
バラから紫陽花へ 
日々新たな姿を見せています。

左上 西洋アジサイ 
右上 ダンスパーティ
下2枚 カシワバアジサイ






追記 〜時鳥鳴く頃 夏は来ぬ〜🎶


ある日、時鳥《ホトトギス》の鳴き声が聞こえてきました。

鳴き声がどのように聞こえるか❓

テッペンカケタカ
東京特許許可局

とありますが、、、

キョキョ、キョキョキョキョ
  →  →       →  ↗︎   →  ↘︎
というのが一番私には近いです💦



青く澄んだ空 小さな彩雲が写りました✨

無為自然 作為がなく自然のままであること

そんな言葉が浮かびました。

置かれた場所で育ち、伸び、花を咲かせる庭の姿を振り返り、自分のあるべき姿を思う今年の5月です。




庭の楽しみ 共に暮らす喜び(3)

2020年05月24日 | アンの庭 5月のばら
レイモン ブラン
2011 デルバール FRA
左上から下へ  15日↓16日↓17日
中列上から下へ 17日↓17日↓18日
右上から下へ  15日↓17日↓18日

 
色の表現は難しいのですが、蕾は鮮やかな朱赤で、開くと明るいカーマイン色から濃いサーモンピンクに変わっていきます。



5月18日
赤色のバラはユーゲンフルスト
左手前はピエール・ド・ロンサール
右手前の白いバラはボレロ


左は、ザ・シェパーデス 2005 (E R)
右は、咲き進んだピエール・ド・ロンサール



右上と左下 ナエマ 
1998 デルバール FRA
花びらが斑入りになりました。

左上は、ヴァリエガータ・ディ・ボローニャ



風雨の前にカット

 
5月21日


ラベンダーラッシーが満開に


今年の5月半ばは、曇りがちで気温が下がる日もあり、開花もゆるやかに進み、開花後も少し長持ちして楽しめました。


追記 〜ある日の夕暮れ 光の梯子〜


19日曇りの夕方、西の空に晴れ間が見え、そこに光芒が見えました。夕焼けの翌日は晴れとのことで20日の午前中は5日ぶりに晴れました。
 

年に一度の庭からの恵みを集めて


ようやく下火になってきた感染の推移に自粛解除にはやはり安堵しつつも、油断せずに距離、マスク、手洗いの意義を忘れずに新しい生活を続けていきたいと思っています。

当たり前でなかった日常の生活。自然の恵み、人々の仕事のおかげ、人々の心の交流を見聞きして心に安らぎと有り難さを感じ、清々しい気持ちで生きたい今日この頃です。✨🙏✨

庭の楽しみ 花形や色の変化 (2)

2020年05月17日 | アンの庭 5月のばら

5月12日〜
ヴァリエガータ・ディ・ボローニャ
1909 Bonfiglioli,Italy


ピエール・ド・ロンサール
1987 Meilland France

11日→12日
13日→15日

クリーム アバンダンス
1999 Harkness U.K

11日→12日
13日→15日


ユーゲンフルスト 
今年はゆっくり咲いています😊



ノイバラの系統
ペレニアル ブラッシュ
薄桃色から白に変わります。


左上  コーヴェデール 2007 (ER )*
右上  ジェネラスガーデナー 2002 (ER)
左下  キューガーデン 2009  (ER)
右下  コンスタンス スプライ (ER)



5月13日


左上 初夏のお知らせ トンボ
右上と左下 金銀花は白から黄色に変わります。花には甘い香りがします。
 
下中、右 多肉植物に花が咲きました。


左上、下 ラベンダーラッシー
右上 ロココ
右下 ボレロ



赤い花はアンジェラです。




追記 

日本では様々の人々の努力とそのおかげで新型風邪に罹患する人数が大分減りました。しかし亡くなられた方も日本でも多くおられ、世界的にはかなりの方々が亡くなっているとのことでご冥福をお祈りするばかりです。しかし一方で医療機関に携わる方々の懸命な努力で快方に向かう人々も多く、感謝の限りです✨🙏✨

自粛も徐々に解除されていきそうですが、まだまだマスクをして新しい暮らし方には気をつけなければいけないと思っています。
 
マスクをしながら迎える暑い夏。熱中症も気をつけて生かされている命を大切にし、身体を整えて、背筋を伸ばし、心を平らかに取り戻したい私です。


  〜新枝だけにしか咲かないバラ〜

木立性のバラは、鉢植えのせいもあり毎冬、継ぎ目から45〜50cmあたりで剪定をしています。

つるバラは、先端だけをカットし、冬はなるべく水平に誘引します。芽吹く箇所が上向きになるためです。

毎回春になると、芽吹くまでは気になりますが、赤い芽が出て、新緑の若葉が広がり、新枝が伸びて蕾を付ける過程は、何年育てていても、新たな喜びが湧いてきます。

そして、ただただ✨無心に咲く花✨

植物の生命力✨

その輝き✨に心惹かれます✨


*(ER)は、English Rose のことです。
育種家は、David Austin  UK(イギリス)です。

庭の楽しみ 和む香り (1)

2020年05月11日 | アンの庭 5月のばら
5月7日〜
ユーゲンフルスト 
作出1875年 Soupert & Notting Luxenbourg


セント・オルバン
 2003 David Austin English  Rose (ER) 
UK
 
5月9日
左上 アンジェラ 
1984 Kordes  Germany
右上 ペレニアル ブラッシュ
2009 Tantau  Germany
左下 ラベンダーラッシー 
1960 Kordes Germany
右下 コンスタンス スプライ 
1961(ER)最初のイングリッシュローズ


左上 ボレロ 2004 Meilland  FRANCE
右上 エグランタイン 1994 (E R)
左下 ユーゲンフルスト 真紅からローズ色へ
右下 ラ・レーヌ ヴィクトリア 1872年 Schwartz FRANCE


メアリーローズ 1983 (ER)UK




知らぬ間に丸く切り取られた葉があちこちにあり、葉切り蜂🐝には閉口します💦

育種家の情熱により誕生したそれぞれの品種。
バラの香りをかぐと、心が安らぐ気がします。

追記〜✨輝く蝶の通り道✨🦋✨〜

以前、ある番組で蝶には通り道があると見た記憶があり、それからはたまに庭に蝶が来るとその飛んでいる場所や方向を気にしてみるようになりました。するとよく晴れた日で、太陽の光がよく当たる場所の木や花に立ち寄っていくようなのです。写真を撮った前日もほぼ同じような場所にゆっくり止まっていたのを見ていました。翌日もやってきたので、すぐさまそっと近づいて撮ることが出来ました😊 
 
白と黄色の花は、スイカズラ 
(ジャパニーズハニーサックル 金銀花)と
バラの蕾に止まるナミアゲハ


今年はバラ園にも植物園にも行けない外出自粛の5月となりました。とても残念ですが、今ここに生きる感謝と出来ることをしながら、再会を願っています。










2020年5月 心に花の笑顔を

2020年05月06日 | アンの庭 5月のばら
4月27日〜
オーニソガラム ウンベラータム


オーニソガラムの種類は約100種もあるそうですが、
このウンベラータム(umbellatum)は、
ラテン語のumbella に由来し、日傘の意味です。

パッと開いた白い日傘という感じでしょうか
花は開くと4センチ程で夕方には閉じます。


ヨーロッパでは、ベツレヘムの星と呼ばれています。

4月29日〜
ジャーマンアイリス   カーテンコール✨

花茎一本に付き、四ヶ所に蕾が二つずつ付き、先端から咲き始めます。咲き終わるとしばらくしたら同じ所から次の蕾が大きくなって咲きます😊



5月2日

手前に並ぶ蕾は、ジャーマンアイリスの
バニティです。


5月3日 曇り

バニティが開花しました✨


庭に明るさを与えてくれるゼラニウム。
蕾が多く、長く花が楽しめます。



5月4日 曇り

まだまだ蕾ばかりの中
左上、初めての開花は、アンジェラ一輪
右上、ユーゲンフルストの蕾
右下、開花目前のロココ
左下、エグランタインの蕾


5月5日 晴れ 

  
日陰にあった一輪、ロココを飾りました。
甘いフルーツのような淡い香りがします。

  
日替わりで庭の姿は変わっていきます。
1日として同じではありません。

その姿は美しく駆け抜けるように
変化していきます。

5月6日 曇り


ロココの一番花。


左から5日12時、3時、
6日12時、3時(写真追加)


ゆるゆると時間をかけて開きました。



追記 〜置かれた場所で咲く花を見ていて〜

当たり前のように苗や球根を買って植え、咲いた喜びを感じてきました。辿っていけば、どんな作物も様々な人々の長い歴史の継続の中で作られ運ばれ手元にやってきたことや汲まずに撒ける水の有り難みなどをすっかり忘れているとふと思いました。

太陽の光などの地水火風空があるから生かされていること、人々の営みがあるお蔭の中で暮らすことが出来ていること、それは当たり前でないことに感謝をしたいと感じる今日この頃です。