バラ色の時間~ベストタイム(2)~

2013年05月31日 | アンの庭 5月のばら
5月26日晴れ。京都は、最高気温30度、最低気温18度

鉢植えのバラで、直径が8cm以上の大きな花が咲く種類の場合、花数は、少ないもので、5輪から10輪程度です。
その中で、一番に咲くものが、一番大きく、2番め、3番目~になるほど、花の大きさは小ぶりになっていきます。

「ポールネイロン」の2番目の花と、イングリッシュローズ「ティークリッパー」の3番、4番です。




左は、、ドイツのバラ「アンジェラ」の下の方に咲く、最後の花。右は、1930年アメリカで作出されたのバラ「ニュードーン」。
どちらも、一番花が少し大きいですが、次に咲く花もそれほど大きさに変わりはありません。
 

「ニュードン」に」小さな蜂が来ていました。今年は、枝を出来るだけS字状に誘引したので、
花の咲く枝が沢山出てくれました。

 


花が咲き進むと、咲き始めより、だんだん褪色していきます。イングリッシュローズ(名前?)と
右は、「ピエール・ド・ロンサール」。最初の花型は、カップ咲きでした。
  

「ピエール・ド・ロンサール」の最終形は、「ロゼット咲き」に。


今年は、例年になく、最高の蕾の数をつけたものが多くなりました。あの背がとても高くなった
「ジェームズ・ギャルウエイ」の有終の美です。
 


「コンテス・ドゥ・セギュール」が満開に。最高の1日になりました。
 

バラが咲くとき~♪いつも嬉しいのですが、今年はかつてない花数に心躍る「バラ色の時間」となりました。





バラ色の時間~ベストタイム(1)~

2013年05月30日 | アンの庭 5月のばら
5月25日晴れ。最高気温30度、最低気温16度

ミニバラ
 

「ペレニアル・ブラッシュ」一枚の花びらは、小さなハート型をしています。
 


「メアリーローズ」「レイモン・ブラン」「リッチフィールド・エンジェル」
  

左「テス・オブ・ダーバービルズ」
 

「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」の蕾と、「コンテス・ドゥ・セギュール」の開きかけ。
 

「コント・ド・シャンボール」薄いピンクの花の色に、明るい黄緑色の葉。よく見ると、
どのバラの花と葉の配色は最高の色合わせに思え、自然のベストバランスに見惚れます。
 

 

2色の「バリエガータ・ディ・ボローニャ」と純白の「グラミス・キャッスル」
 

「ナエマ」と、「ピエール・ド・ロンサール」
 

  

この日のベストタイム。「バラ色の時間」です。









ローズフェスタ~♪ ~びわ湖大津館~

2013年05月27日 | バラ園・公共園 
5月26日 晴れ時々曇り。最高気温27度 最低気温16度

今日は、滋賀の「びわ湖大津館」にあるイングリッシュガーデンの「ローズフェスタ」に
初めて連れてもらいました。

最初は、「グラベルガーデン」(グラベルとは小砂利のこと)
ハーブと乾燥した土地や岩地に育つ植物や季節の草花などを集めたガーデン。 
右の写真のオレンジと黄色の植物は、南アフリカや熱帯アフリカ原産の「トリトマ」
  

ハーブの「ボリジ」地中海沿岸に自生。「ボリジ」は、古代ギリシャや古代ローマからあり、
気分を高揚させ、勇気をもたらす効果があるといわれています。俯いて咲いていたので、
下から見上げるようにして撮ると、笑ってるみたいな花です。

 

赤と白の花が可愛い「チェリーセージ」、薄紫の花は「サルビア」?後ろの背の高い緑のものは、「アスパラガス」
「アスパラガス」は地中海東部原産。(7月21日追記 この植物は、フェンネルと判明しました。)
別名「キジカクシ」 雉(鳥のキジ)が隠れるくらい生い茂ることから。
煉瓦の塀には、つるバラ。塀の向こうに見える赤い銅葉の背の高い木は「スモークツリー」

 

赤い「ポピー」、青のヤグルマギク、ジキタリスなど
 

 

葉に柔らかい毛がいっぱいの「ラムズイヤー」
 

 

バラの「ローラアシュレー」はこの門のすぐ左下に。
 

次のコーナーは、「ボーダーガーデン」
 

壁面いっぱいの赤いバラ。夏に向けてタチアオイが成長中。


  

奥の湖面に近い「イングリッシュランドスケープガーデン」では、パフォーマンス中のクラウンさんも。
   

チャペルがあり、純白の小さな花、つるバラ「フェリシテ・エ・ペルペチュ」がちょうど美しい時です。
花径は5cmほどの「ポンポン咲き」一輪の花弁数は40枚。


 

  

 

  

 

小花のカスミソウや、ジキタリスもきれい。
  

一番奥には琵琶湖を望むガゼボがあります。ベルが付いています。カランコロン~♪
 

 

  

   

 

蕾に苔が生えたような「モスローズ」開くと花は花びらがいっぱい詰まっています。
  

この木は、イングリッシュオークの木。柏葉です。
  

池があり、スイレンが咲き始めています。
 

ノットガーデンもあります。ノットとは結び目のことで、ツゲを刈り込み、模様の縁取りをして、
中に花やハーブを植えこむ庭。ここでは「京輪つる花菱」という文様でつくられているそうです。
 

「ブレーリーNO.2」と、白い花は「アイスバーグ」のつる
 

琵琶湖のそばに、こんな美しいイングリッシュガーデンがあるとは知りませんでした。
「びわこ大津館」のホームページによると、バラは100種類2000株が植えられ、
建物の近くにも沢山のイングリッシュローズやオールドローズが沢山植えられていました。
また季節ごとにぜひ訪ねてみたい場所が増えました。ご一緒して下さった方々に感謝です。










ローズ・ゴールデンウイーク (4)~

2013年05月25日 | アンの庭 5月のばら
5月23日 晴れ。最高気温29度 最低気温16度

ドアを開ければ~そこにあり。この花びらは、「ザ・シェパーデス」
 

花が咲いているときは分かりませんでしたが 付け根に、黄色い色があります。


この白い「アイスバーグ」は、バラ栽培を始めた直後に買ったバラ。18年あります。
10年くらい前から、高止まりした、上の方だけで、まるでスタンダード仕立てのように
毎年咲いてくれます。咲きかけの頃の香りはとてもいい香りです。イングリッシュローズの
親としてもよく使われるそうです。房咲きで、花数が多く、四季咲き性が高いバラです。


手前のバラは、「ア・シュロプシャ・ラド」 背の高いところで咲いてるのは、「ジェームズ・ギャルウエイ」


「ジェームズ・ギャルウエイ」は、18日夜から19日朝方にかけて、どうも突風が吹いたようすで、
19日の朝、鉢の中が地割れして、前面へ倒れ込んでいました。、朝引き起こし、なんとか持ち直したということが
ありました。植木鉢で、しかも9号くらいしかないのに、木立性だからといって、支柱を1本しかしてなかったのが
原因だと思います。折れてしまわなくて本当に良かったです。



上の写真がその時に撮った花ですが、上の方にある花が斜め前にあったから撮れた写真ですが、戻すことと、
根が傷んでいることへの申し訳なさみたいなのが先だって、引き起こしながらもこのまま萎れてしまわないか
すこし心配もしましたが、下の写真のように23日、無事に咲き切ってくれました。

 

気温が高いので、この花も3日目がピークで、4日目には、花形が緩んでしまいます。右の写真の下の花のように。
この美しい時は一時で、変化してしまうものですが、心にいつまでも止め置きたいものです。

このピンクの一重の花は、「スイートブライアー」 別名「ロサ・エグランテリア」原種のバラです。
葉には青リンゴの香りがあります。1年に一回、この時期にだけ咲き、花は2日ほどで終わります。

1日目と2日目
 

このミニバラは、繰り返し蕾が上がってきてよく咲いてくれます。
 

ティッシュペーパーより薄い質感の「コント・ド・シャンボール」
  

「ニュードーン」は、バラの愛好家だった方から頂いたバラ。7年にはなります。
この花の質感も薄紙のようで、暑いと2日と持ちません。
 

 

5月24日 晴れ。最高気温30度 最低気温14度
今朝の「ジェームズ・ギャルウエイ」窓をあけて。2階から。




窓辺に「テス・オブ・ダーバービルズ」と、「ヴァリエガータ・ディ・ボローニャ」
 

日陰に咲いていた「コーヴェデール」の花は、もうそろそろ終わりに。
 

 

先週から今週にかけてが、1年で最も花の数が多くて、美しい週でした。今年も思いがけず沢山の方々に
見ていただくことが出来ました。足を運んでくださった方々に心よりお礼申し上げます。

そして、例年になく花を沢山つけてくれたバラのおかげで、まさにバラの輝く黄金の日々。名づけて
「ローズ・ゴールデンウイーク」。麗しい5月になりました。







ローズ・ゴールデンウイーク (3)~

2013年05月25日 | アンの庭 5月のばら
5月22日 晴れ。最高気温32度 最低気温17度
朝の美しい青空に映える「ジェームズ・ギャルウエイ」です。
 

「ザ・シェパーデス」 樹高は、1・2m。直立の木立性なので、支柱がいらず、育てやすいです。全形も。
 

この日の「エトワール・ド・リヨン」(?)これも木立性です。
 

「ア・シュロプシャ・ラド」別の蕾も開いてきました。中心の一輪目が一番大きく咲きます。


「アイスバーグ」と「コンスタンス・スプライ」は、佳境を超えました。
 

「ピエール・ド・ロンサール」同じ1本の木から、白系の花が咲きました。枝代わりしたものと思われます。

もともとの花色。


「ヴァリエガータ・ディ・ボローニャ」と濃いローズ色の花は、「テス・オブ・ダーバービルズ」


「レイモン・ブラン」
 

「クラウン・プリンセス・マルガリータ」このような咲き方を「ロゼット咲き」といいます。1999年作出。
 

この日も32度となり、前日と2日続きのこの時期としては、高温でした。花はあっという間に、全開し、
咲き切ってしまいます。朝、夕は、元気な状態ですが、日中は、かなりうなだれてしまうものも続出。
朝、水をたっぷりやるのと同時に、鉢を置いてある場所自体に打ち水をして、そのあたりの気温を
少しでも下げています。