お楽しみ開花~日いちにち 雨上がりの発見~

2013年04月21日 | 日記
4月17日 曇り。 最高気温23.9度 
チューリップの 「ウエディングドレス」が咲き始めました。
  

この日は、2輪だけで、あとは膨らみかけた蕾もありますが、まだのようです。
     

バラの「ユーゲン・フルスト」の蕾が並んでいるのがわかるようになってきました。
  

4月18日 晴れ。最高気温26.9度 気温がぐんぐん上がり、真夏日になりました。
去年の11月29日のブログに載せたスイセンの球根「ダブルファッション」が開花しました。
  

先日植物園でみたようなラッパスイセンの一重の花は、6枚。外側3枚は、萼であり、内側3枚のみが花弁です。
このような場合、2つ合わせて花被片(かひへん)と呼びます。また中心にある筒状の部分は、「副花冠」
(ふくかかん)と呼びます。 (スイセンの花については、2012年5月5日のブログにもあります。)

それに比べて、この「ダブルファッション」は、花被片がダブルというより、トリプル。三重に見えます。
     

そして、花被片の間に オレンジ色で、小さな片があります。また、よく見ると、ラッパスイセンがもつような
円筒形の「副花冠」は無く。花びらのようになっています。
     

植えた場所は、一番奥の植木鉢で、バラの鉢の後ろになっていたので、間を空けると、スポットライトが当たったかの
ようになり、今このあたりの主役です。


18日の「ウエディングドレス」。ふんわり広がる花びらです。花びらの後ろに緑の刷毛目のような、こんな模様が。
花被片のどこかに葉緑素が模様をつくって発色してするチューリップの種類のピリディフローラのようです。
(2012年4月27日のブログ。チューリップの種類について書いている記事があります。)
  

ネメシアが上の蕾の方まで咲いてきました。温室育ちのオレンジや赤いミニバラ。つい先日やってきました。
バラは背丈順に並べ替え、背の高いものを奥に、手前に低いものに並べなおしました。毎年この時期に
育ち方に合わせて枝を折らないように注意して、陽がなるべくよく当たるように早めに並べ替えています。
    

  

4月20日 晴れのち曇り夕方から雨。最高気温16、4度
八重咲きのチューリップ「フラッシュポイント」。花がさらに踊るように広がり、枝が横にたわんでしまいました。
天気予報で夕方から雨とのこと。切って花瓶に挿すことにしました。晩生八重 ピオニー(芍薬)咲きの種類のようです。
通りがかりの方がつい「あれは何の花ですか?」と問われること数回。口々に、まさかチューリップとは~という感じで、
葉を見るまで決してそうだと思われなかったようです。花びらが艶々して、最後まで華やかです。
   

  

4月21日 曇りのち晴れ 気温14度。今日はとても肌寒い、雨あがりの朝です。
バラの葉に残る雨粒が、朝の光にきらきらしています。こんな瞬間もまた楽しいものです。


  

雨に当たると枝がたわむので、昨日玄関の中にしまっていたチューリップ。外に出してみたものの気温が低く、
まだ朝は閉じたままです。
  

真っ白かと思っていたら、ほんのり薄いピンク色がかった蕾もあり、これから楽しみです。
   

冬からあった南アフリカ原産の、黄色のユリオプスデージがようやく咲きかけ、赤のミニバラが開きました。
  

「ピエール・ド・ロンサール」の若葉は、金茶色に光って、蕾が大きくなり始めました。
「アイスバーグ」の葉にバラの気持ちを4枚発見しました。可愛らしいハートです。
   


雨が上がり、朝のやわらかな陽ざしに包まれるバラの枝です。


去年の4月15日~20日のブログを改めて見ると、それに比べて今年は、バラの生長が去年より少し早いようです。
そういえば桜の開花も今年は、3月20日過ぎには咲きかけていましたし、少し高台にあるこの場所としては、
チューリップも去年より早く咲いたようです。ただ今日は14度しかなく、とても寒く感じます。こんな日は、
虫の活動もあまり目立たないのですが、よく見ると蕾がかじられていたりして、気の抜けない時期です。

毎年出てくるバラの新しい芽や葉、枝。半年の歳月を経て咲いてくれた球根の花々。その時その時の気候に合わせて、
日々の生長する様子をつぶさに見るとき、その瞬間瞬間の、美しい命の輝きをいっぱい感じて、大きな喜びを味わっています。
自然のしくみに大いに感謝する日々です。






4月の庭~毎日の楽しい変化~

2013年04月15日 | バラの手入れ
去年の秋に植えたチューリップ 「フラッシュポイント」10球。

5日は、まだ蕾でしたが、8日ころから咲き始めました。
  

今日15日の様子。球根を買うとき、ラベルの写真が購入の決め手なのですが、その想像を超えた大輪の八重咲きとなりました。
中心がとても美しい黄色です。下からも眺めて。
    

花の直径は測ってみると、なんと15cm。今までに育てたチューリップでは、最大です。
  

次は、「アプリコット・ビューティー」5球。
4月9日に1輪開きました。
  

10日の様子。昼間は開いていますが、夕方になると閉じてしまいます。
  

そして、今日15日、5輪が咲きそろいました。
  

この花の直径は6cm。花びらの真ん中に一本の白い線があります。それぞれに花の美しさがあります。
  

同じ日に植えた「ウエディングドレス」は、今日15日もまだ蕾。遅咲きのようです。
  

ムスカリと赤ワイン色のパンジー
 

デージーと可憐な薄紫のルピナス、青いネメシア
      

お花屋さんセレクトの寄せ植え。


レモンイエローのパンジーと一緒に植わっているライム色の葉は、ヒューケラ。
フリルの黄色と中心が海老茶色のパンジーの名は、タグには、「イタリア貴族」と。さもありなんでしょうか。
  

もう一つのネメシア。冬を耐えたネメシアは、暖かさで一気に開花してきました。
ネメシアは、南アフリカ原産。
  


バラの新芽は5日頃から、日に日にぐんぐん大きく育ってきました。光に輝く葉、何とも美しい瞬間です。
  

 

そして待望の蕾が見え始めました。早咲きのセントオルバンの蕾です。10日と15日
  

先週の半ばから後半にかけて、気温の低い日がありましたが、葉も大きく、茎も伸びだしました。昨日、今日と
暖かくなり、水を沢山吸い上げる時期になってきました。鉢の中を見ながら、水やりをしています。

この時期の鉢栽培の水やりは、基本は、渇き気味になったらたっぷりやるのがいいのですが、置いてある場所や
日当たりによって違いますが、水やりを忘れないようにしたいものです。

また葉に穴が開いたものを見つけたら、葉も茎もかならず見るようにしています。早くに発見して取り去ります。

よく晴れた今日の昼の庭です。毎日見る楽しみです。
 







追記~4月の植物園~再訪

2013年04月15日 | 植物園
5月14日、シャクナゲ展(14日までで終了)に誘われて、京都府立植物園へ行きました。

シャクナゲが、ツツジの仲間であるとは知りませんでしたが、云われてみれば、花の形がよく似ています。
よく見かけるのは、ピンク色のものですが、白や黄色のものもありました。

   
シャクナゲは、先端部分に花が咲き、花後に、新芽が出るのですが、下の茎には絶対に葉が出ないので、
どんどん大きくなってしまうそうです。それを盆栽仕立てにして育てるのは大変なことだと思いました。

珍しい、赤白の「ドウダンツツジ」と、薄紫のツツジもありました。
  

バラ園では、赤い新芽がきれいです。
  

次の通路には、チューリップが沢山植えられていました。
花びらのふちがギザギザの フリンジ咲きのもの
  

八重のもの、花びらに刷毛目のような模様のものなど沢山、特徴のあるチューリップが続きます。
  

 

北山門の近くの青いムスカリや、チューリップのボーダーは、最高の花盛りです。
 

先週見たあのハート型に植えられたチューリップは、中の赤い花も咲き揃っていました。
見ている人は誰も、自然と笑顔がこぼれます。これこそ、どの花みても~♪ きれいでした。
      








花壇の楽しみ~4月初めの植物園~(2)

2013年04月06日 | 植物園
京都府立植物園 4月4日
テーダマツと椿の庭を過ぎたところ、2月には、更地のようになっていたあの場所です。

早春に咲く球根の花々。やっぱり目を引くのは、黄色いスイセンです。


毎年、楽しみにしています。
 

そしてブルーが続く ムスカリのボーダー。
  

さらにチューリップ。「パープル・プリンス」
  

「キャンディー・プリンス」ハート型に植えられています。



 

ハートの手前は、レモンイエローのチューリップ。とても 鮮やかです。
  

まだ咲き始めのようで、この花壇の中には蕾のチューリップもいっぱいありました。

北山門に続く道にさしかかるところに、まだ移植されて間もない感じの花々がありました。
パープルと、ブルーのデルフィニューム。その名も「オーロラ・ライトブルー」。
ちょうど水やりされた後で、しずくがのこっていました。
  

スノーフレーク
 

北山門前の花壇です。ここも植栽されて間もない様子です。
ポピー(オレンジ・黄色2種)・ネモフィラ(薄いブルー・と青の縁取り2種)。
   

  

デージー・西洋オダマキ・
  

ケール・背の低いチューリップ
  

木の下に、クリスマス・ローズが群生していました。
 


北山門から入ってすぐ左手に、花がいっぱい咲いた木があります。まるで、花のタワーです。
       

ハナモモで、白もあります。ハナモモの立ち性品種とありました。
   

ここには、ハナモモと、一本葉の出た、あきらかに違う種類の木があります。ヤマザクラのように
花と葉が一緒にでているけれど、すこし違うような・・・・その名は、「ベニバスモモ」でした。

 

 

李(すもも)も、桃も、桃の内ですね。

20℃を超えていそうな陽気に、噴水も復活です。
   

大きな柳が若緑色になってきた美しい春の植物園です。








春らんまん~4月初めの植物園(1)~

2013年04月04日 | 植物園
4月4日
北大路橋西詰から見た、鴨川東岸の半木の道(なからぎのみち)。
  

   

満開の枝垂れ桜に、人々も続きます。
 
次々と見上げる毎に、また美しい。
  

  

見とれていて、きりがありませんでした。

いよいよやってきました。春の京都府立植物園です。
あのチューリップが満開になっていました。名前は、「レッドエンペラー」


温室前では、また小ぶりのチューリップ。

 
その後方、桜の庭が満開で、桜の下には大勢の方がいらっしゃいました。
  


また見上げると青空に映えます。


この通路の突き当りには、木瓜の花も咲いていました。
 



黄色いレンギョウの通路の向い側には、アーモンドや、桃の木があります。
  

アーモンドの花は桜に比べると、1.5倍くらい大きい花です。
  

八重の桃の花もありました。
 
白の八重の桃の花もあります。
 

植物園北側の通路。手前の木は、モミジ。奥の大きい木は、カツラの木で、まだ芽吹いたばかりです。


2月には固かった蕾のツバキも もう満開を迎えてました。
 

三浦乙女がきれいです。
  

 

こんな可憐な花も。馬酔木(あしび)と、裏の小道に満開のツツジ。
  

どこもここも花・花・花。美しい4月の始まりです。