この日この花(完)

2017年05月28日 | アンの庭 5月のばら
5月23日 この日アンの家で愉しい集いがありました。

遠方よりお越しのみなさま 本当にありがとうございました。

5月24日
おもてなしのバラの二日目


遅咲きのバラ ラブリーメイアンとニュードーン(右)
 

ニュードーンの開花直後は本当にきれいです。


クリーム・アバンダンスとジギタリス。このジギタリス、数年前のこぼれ種から芽が出て
二年目に花が咲きました。


早咲きの名残の花、セント・オルバン


コーヴェデール イングリッシュローズ


この日のペチュニア。そろそろアンジェラも佳境に。次に咲くユリの茎が伸びています。
 


5月25日

ラレーヌ・ビクトリア


ラベンダー・ラッシー(手前)とレイモンブラン(奥下)
うつむくので下から見上げて撮っています。


残しておいたビオラ 12月の小さな2株から広がり半年咲き続けました。


ニュードーンの花びらは薄く、日当たりが強ければ2日と持ちません。


5月26日

グリーンアイスはミニチュアローズです。花径は3cmほど
花色は白から乳緑色に変わり長持ちします。
 

スイートブライアー 葉をこすると青りんごの香りがします。


ビエ・ドゥー フランス・デルバール社のバラ


ニュードーン 新しい夜明け 毎日開く喜びがあります。



追記 今年のバラの時期をふりかえって 一期一会の花のある時間

3月がいつまでも寒く芽吹きが遅れ、4月には強い風が吹き、蕾のついた枝が
折れてしまったこともありました。しかし雨が少なかったのでうどん粉病にはならず、
黒点病も少ない葉の被害で済み、良いこともありました。

4月の夜の気温が低いこともあり、虫の食害も最小限で済み、幸いでした。蕾が膨らみ、
大きくなり開花するまで水やりと見守りだけしかできませんが、こうしてそれぞれの花が
元気に咲いたことを心から喜ぶ今日この頃です。

庭の前で今年も立ち止まって見ていただいた方々
遠方よりお越しの方々、
ブログを見ていただいた方々、
今年も本当にありがとうございました。

26日の光集まる庭より感謝をこめて



この日この花(6)

2017年05月27日 | アンの庭 5月のばら
5月21日

イージー・ゴーイング 背丈はラベルにある90cmよりずっと低く70あまりで
コンパクトです。花形は平咲きです。



ペチュニアは次々と新しい花を咲かせ、毎朝の喜びの一つです。


ビエ・ドゥの蕾が膨らんできました。フランスのデルバール社作出。


アンジェラ


またゆっくり止まっていました。羽を広げると黒に白の三本の筋があります。こちらを見ているように思えました。
羽を閉じると外側は茶色と白です。


調べてみるとミスジチョウの種類・コミスジのようです。まるでポーズをとっているかのようです。


この日の花のある一日です。



追記

5月21日 通りがかった「なんじゃもんじゃの木」の近くで、大きな木にこんな花が咲いていました。
下のほうの花の香りを嗅いでみると、いい香りがします。もしやこれは、あの句で有名な木では?


調べてみるとやっぱりセンダンです。あの句とは「栴檀は双葉より芳し」のことです。
ただしこの句の栴檀(センダン)とは、本来は白檀を指すようです。


武田薬品工業 京都薬用植物園のホームページによると

センダンの古名は「あふち」で清少納言の「枕草子」では「木のさまにくげなれど楝(あふち)の花いとをかし。」と詠まれ、花の美しさなどを表現しています。他にも「万葉集」「徒然草」などでも「楝」の名が見られます。また「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」の栴檀はインドに分布する香木のビャクダン( Santalum album Linn.)を指し、センダンの葉には芳香がありません。また材の利用として、加工性が比較的よく建材、家具、琵琶の胴などに用いられます。

とのこと。

万葉集にも、山上憶良や大伴書持の歌にも「あふち」として読まれています。

古語のあふちは、 会う地の意味がかけられているとか

花の色が淡い藤色で あわふぢ→あふちになったとか

所説ありました。





この日この花(5)

2017年05月26日 | アンの庭 5月のばら
5月20日
ペレニアルブラッシュ 2階からズームで撮っています。


近寄って撮ってみました。虫がいるのも知らずに。
八重の小さな小花がいくつも咲きます。ドイツのタンタウ社のものです。
咲き進むにつれて、ほんのりピンクがかります。


クリーム・アバンダンス(英国・ハークネス社)の2日目


ザ・ジェネラスガーデナー(英国・デビッド・オースチン社のイングリッシュローズ)
 

アメリカのバラ ニュードーン 日陰でも沢山の蕾がつく嬉しいバラです。
 

メアリー・マグダレン(イングリッシュローズ)



この日、午後から大阪・中之島バラ園に行きました。
東洋陶磁美術館の北側から・・・ピエール・ド・ロンサールと赤と黄色の混じったチャールストン


ブラッシュ・ランブラー


アンクル・ウオーター


ナエマ




カクテル


ピエール・ド・ロンサールとアンジェラ


快晴の炎天下のなかでも美しい姿の花が沢山ありました。


追記
ブラッシュ・ランブラーはピンクの八重の小さなバラがいっぱいついています。
1903年にイギリスのBenjamin R Cant&Sonsの作出です。
一季咲きです。


ホームページの「ある一日」を更新しました。
中之島バラ園の写真を先頭から16枚載せています。
併せてご覧いただけたら幸いです。


この日この花(4)

2017年05月25日 | アンの庭 5月のばら
5月19日
イギリス・ハークネス社のバラ、イージーゴーイング
をもらいました。ラベルに書いてある丈は90cmですが
実際にはもっとコンパクトで70cmほどです。
 

ロココが満開になりました。


シャンタル・メリュー(左)ザ・シェファーデスの蕾(右) 
 

ペレニアル・ブラッシュ


青空とアンジェラ


虫や病気に負けず、沢山の蕾が落ちずに咲きました。


これも戴きもののハークネス社のクリーム・アバンダンスの咲きかけ
開くのが楽しみです。


従来からあるシャクヤクは今年は1輪だけ花芽が付き、あとは葉ばかりでした。(右)秋に植え替えてみるつもりです。
右の写真は、去年から年越ししたタチアオイ。
 

4月半ばに買ったダリアは、すぐに大きめの鉢に植え替えると、次々に蕾がついて咲いてくれました。
花が毎日開いていく様子は見飽きることもなく、その見事な開きに感心します。
 

この日はここに目が留まりました。




この日この花(3)

2017年05月25日 | アンの庭 5月のばら
5月16日 アンジェラ


アプリコット・キャンディー
 

ラベンダー・ラッシー(左)ジギタリス(右)
 

ロココ 


アイスバーグ(右前の白・奥はロココ)


つるばらのペレニアル・ブラッシュ


セント・オルバン


ピエール・ド・ロンサール
 

レッチフィールドエンジェル


部屋の中からロココの後ろ姿を眺めて


5月17日
アンジェラ
 

5月18日
ジギタリス


アプリコット・キャンディ(左) 右は、シャクヤクのサラ・ベルナール
 

草花も満開になってきました。




追記 スズメに呼ばれて

夕暮れせまる時間、スズメがあまりにも鳴き まるで呼んでいるかのように雨戸をコツコツつつくので何かあるのかと出てみました。

特に変わったこともなかったのですが一期一会の花の瞬間を思って撮らずにはいられませんでした。