野菜の育つまで(1)〜オクラ〜

2020年07月21日 | 日記

初めての実の成る野菜育てにチャレンジしました✨
 
6月初めにホームセンターでオクラ1苗キュウリ1苗ミニトマト2苗を買い、鉢に植えました。

親戚の小学生KちゃんとOちゃんにもリモートで観察してもらい、どんな風に育つのかを一緒に楽しみました。2人には始めに自分の苗としてどれにするかを選んでもらい折々に画面から観察してもらいました😊


〜Kちゃんのオクラ〜
 
6月10日 1日目 苗を買って鉢に植えました。
2日めには、葉の緑が濃くなったように見えました。また、葉っぱの付け根が赤くなっているのを一緒に見つけました。

3日後に茎の長さを測ると27cmありました。
その後はあまり変化はないようにみえましたが、葉も増え、植え付けから19日後には45cmになりました。

22日後の7月2日に初めての花が咲き、嬉しい知らせになりました。



ハイビスカスの花を2回りほど小さくした感じの花が咲いたのですが、翌日には花は萎んでしまいました。

植え付けから25日目、初めて実が成ってるの見つけました😊 27日めの7月7日には、2本になりました。

31日目の7月11日、最初の2本をKちゃんとOちゃんに来てもらい、ハサミで切って収穫してもらいました✨茹でてカツオ節と醤油を少しかけて食べました。一本めは育ちすぎたかなと思いましたが柔らかくほんの少しずつですが美味しくいただきました😊



《 オクラってどんな野菜❓》・・・① ②

【原産地】

⚫︎ナイル川上流域からエチオピアにかけてのアフリカ北東部。エジプトでは紀元前2世紀には栽培されていたようです。

【いつ日本に来たのか❓また名前の由来は❓】

⚫︎日本には江戸時代の終わりに伝わり、明治時代に改めてアメリカから入ったので、アメリカネリという名前がつけられました。オクラとして今の様に普及し出したのは昭和40年代以降です。

⚫︎オクラとは、アフリカのガーナで話される
「ンクラマ  nkrama」から英名okra になったようです。

他にgunbo(ガンボ)
lady'sfinger(レディースフィンガー)
の呼び名があります。

また日本では、陸蓮根(オカレンコン)と呼ばれることもあります。


7月18日
実が付くと日に日に大きくなるので二人の代わりに収穫しました。測ってみると15センチありました。サッと茹でてからカットして冷凍して、次回の来訪を待っています。


7月20日 茎の長さは90cmになり、最初の3倍の高さになりました。咲きかけの蕾が付いています。


↑オクラの実は、空の方につき上がるように生るということが初めて分かりました🙂


7月21日の様子 朝、綺麗に開いていた花は写真を撮ろうとした昼過ぎにはゆっくり閉じ始めていました。

茎の先端には沢山の蕾が付いています。茎がぐっと伸びては花を咲かせ実を結びます。



日本では2メートル近くまで成長するようですが、熱帯や亜熱帯では、なんと6メートルくらいまで育つ(②)とか。想像して思わず、どんだけ〜と顔を上げ、空に指を振りそうになりました😊


以下の図書を参照しました。

①『サラダ野菜の植物史』新潮選書
②『そだててあそぼう52 オクラ』農文協

6月10日から今日までの40日の間で晴れた日は
6月は7日間、7月に入ってからは5日間の12日間です。曇りや雨の日が28日間でした。この間豪雨に遭われた地域もあり心よりお見舞い申し上げます。

育ててみると最初は遅々たるように見えても確実に日々成長し、実を結ぶ。その植物の命を分けてもらっているのだと今更ながら思いました。また普段買う食材をもっと感謝し大事に頂きたいと思います🙏