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春らんまん(7) バラの咲く時 その3

2023年05月22日 | アンの庭 5月のばら
5月6日〜8日
マイローズ


マイローズ 2019年 日本の木村卓功さんによる作出のバラです。去年、このバラを買ったことで木村さんの新しいバラを知るきっかけになりました。

5月11日 蕾は一つの枝に2つから5つ付き、
ゆっくりゆっくり開花していきます。


開花から8日め
5月13日


5月17日 12日め


5月20日 最初の開花から2週間
ロングランで庭を明るくしてくれます✨


メルヘンツァウバー
5月13日〜19日


メルヘンツァウバーは、2015年にドイツ Koldesにより、作出されたバラです。
花形はロゼット咲き。

メルヘンツァウバー 
ドイツ語の意味を調べてみたら
メルヘンは、空想的な物語
ツァウバーは、魔法
なので、、、おとぎ話の魔法のようです✨

5月20日



バラの咲く時、毎日が魔法にかかったような
嬉しい時間です✨





































春らんまん(6) バラの咲く時 その2

2023年05月20日 | アンの庭 5月のばら
5月8日 
シシリエンヌ


シシリエンヌは、2021年に日本で作出された新しいバラです。(バラの家 木村卓功さん)

咲き始めは、中心部が濃いレモン色のカップ咲きから、中心から広がるロゼット咲きになります。

9日から11日 
次第にレモンイエローになっていきます。


5月12日
花が付いた枝はしなやかで細く、木立ち性というより、花が満開になるほど、シュラブのような樹形になりました。


ツマグロヒョウモンが花の上で休んでいました。



8日〜10日
メアリーレノックス


このバラも2021年に木村さんにより作出された新しいバラです。花形の初めは丸弁で高芯。

5月13日
咲き進むに連れて、中心部はロゼット咲きに。
花色は明るい桃色。花径は8cm〜11cmあります。


5月18日
草丈の低いデルフィニュームとともに。
長く咲いています。


5月なのに30度になるような日があり、
直射日光から避けるために明るい軒下に
置くと花は長持ちしました。


追記〜新しいバラ✨強く、美しく咲かせる〜


私がバラの栽培を始めたきっかけは、1996年の
私の部屋ビズ 春号No.24 という雑誌に載っていた
オールドローズを初めて見たことにありました。

それ以来、一季咲きのオールドローズから繰り返し咲きのオールドローズ、四季咲きのイングリッシュローズやフランスのバラ等を育てるようになりました。それらは代理店を通して冬に届くヨーロッパからの輸入苗でした。

もちろん日本でも明治以降早くから独自のバラが作出されてきましたが、それらは、公園や植物園で見る剣弁高芯咲きの現代バラ、枝の先端に大輪の花をつけるハイブリッドティーローズのイメージが私の中にはありました。

この雑誌により、それまで存在を知らなかった、オールドローズやイングリッシュローズの可愛らしい花形やたおやかな樹形に惹かれて育てたいと思うようになりました。

育てていくなかで、年々5月の気温は高くなるように感じられ、せっかく咲いても早い時は3日目か4日めには咲き終わってしまうのが残念でした。

木村さんは30年前から育種を始められ、特にこの10数年に作出された新しいバラは、病気に強く、暑さ寒さにも強く、しかも美しく咲かせることを目標に世に発表されてきたとのことです。①

日本発のバラが、アジアへ。タイや台湾などの気温の高い地域でも暑さに負けず花を咲かせ続ける特性が評価されているとのことです。①

写真の苗は今年の4月半ばに届きました。すぐにそっと出して鉢増しをしたら、沢山の蕾をつけてぐんぐん成長し、開花しました。

出来る限り無農薬で育てたい。うどん粉病や黒点病に強いバラ、花形も香りも良く、さらに花持ちも良いというのはとても願ったり叶ったりなのです🙏✨



①『新しいバラ』木村卓功 2023年5月 
  NHK出版










春らんまん(5)バラが咲く時 その1

2023年05月18日 | アンの庭 5月のばら
バラの咲く5月の庭から

5月1日 セントオルバン(左)
シャンテリーレース(右)


セントオルバンは、イギリスのデヴィッドオースチンにより2003年に作出されたイングリッシュローズです。


シャンテリーレースは、アメリカでPaul francis devorにより1978年に作出されたハイブリッドティ系のバラです。

ハイブリッドティローズで青バラとして知られるブルームーンと、フロリバンダのエンジェルフェイスを掛け合わせて作られたものです。


4月30日〜5月4日
ミニバラ 去年の暮れに蕾付けて見切り品として格安で手にしたバラ。植え替えをしたら、花はミニとは思えないくらい大きくなり、花径が7センチはあります。

2日〜6日
オリビアオースチン


オリビアオースチンは、2014年にイギリスのオースチンにより作出されたイングリッシュローズです。花形は、花を横から見たときに、ティーカップのように見えることから、カップ咲きと呼ばれます。

5日
ゆるゆる開いてクォーターロゼットの花形に
なります。


6日の庭



花のある喜びです✨


6日
バリエガータ ディ ボローニャは
1909年に作出されたイタリアのバラです。
 
8日 一季咲きで、オールドローズの中の
ブルボンローズと呼ばれる種類のバラです。

 
花はそれぞれ個性的な模様になります。



5月8日
オリビアオースチンに
クロアゲハがやってきました✨


8日の庭



庭が咲きたての花で輝いて見える時です✨


















春らんまん (3) 一番花咲き始めました✨

2023年04月30日 | アンの庭 5月のばら
4月26日 ユーゲンフルスト
いよいよ蕾が赤らみ


27日 さらに大きくなり


今年の1番花が咲きました✨🙏✨
28日 朝9時


この日は2輪


同じ花の2時25分 


4月29日㊗️朝9時前


ドアを開けたら


花の笑顔がいくつも✨


咲いていました✨🙏✨


4月30日 咲いて2日目のバラ


麗しい時です✨

花の赤の色合いと葉の緑の色々がとても美しい
バラです。


去年より1週間以上早く咲き出した早咲きの赤バラ、ユーゲンフルストは、1875年にフランスのSOUPERT AND NOTTINGによって作出されました。

BARON DE BONSTETTENと実生のバラをかけ合わせで出来たバラです。①

(実生とされるのは掛け合わされたバラに名前がない場合に書かれているようです。)

BARON DE BONSTETTENは、フランスの
LIABAUDにより、1871年に作出されました。
赤バラの親で知られるジェネラルジャックミノーと、1800年代に人気のあったとされるGEANT DES BATAILLESをかけ合わせたものです。① 

作出されたバラには、登録時に交配種の名前が記されており、遡って系譜を辿ることが出来るものもあります。

有名な赤バラのバロン・ジロー・ドゥ・ランは、このユーゲンフルストの実生①または枝変わり②とありました。


①Botanica's ROSES  

②オールドローズ・花図譜 

ユーゲンフルストは、オールドローズの系統の
ハイブリッド・パーペチュアル(HP)に分類されます。

ハイブリッド・パーペチュアル(HP)とは、
オールドローズがモダンローズに移行する最終段階の系統です。オールドローズのポートランド、ブルボン、チャイナ、ノワゼットなど返り咲きするものを繰り返し交配を重ね、さらにティーローズも加わったもの(②)とされています。


バラの分類には、大きく分けて
野生種(原種)のワイルドローズ、
栽培品種のオールドローズ、
モダンローズ(1867年「ラ・フランス」ハイブリッド・ティー第一号の系統以降)があります。

オールドローズには、
1.アルバ
2.エアシャー
3.ブルボン
4.ブールソール
5.ケンティフォリア
6.チャイナ
7.ハイブリッドチャイナ
8.ダマスク
9.ハイブリッド・ブラクテアータ
10.ハイブリッド・フォエティダ
11.カリガ
12.ハイブリッド・ムルティフローラ
13.ハイブリッド・パーペチュアル
14.ハイブリッド・センペルウィレンス
15.ハイブリッド・セティゲラ
16.ハイブリッド・スピノシッシマ
17.モス
18.ノワゼット
19.ポートランド
20.ティー
の分類があります。③

③別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科 2006年
より






 




 









花笑みの5月から 嬉しい季節

2022年05月22日 | アンの庭 5月のばら
バラのある時🌹
↑左上下 レッチフィールドエンジェル
 右上下 ニュードーン

やっぱり2日めのバラ✨
 
↑左上 アブラハムダービー
 右上 コーヴェデール
 左下 シャンテリーレース
 右下 ザ シェパーデス



↑上  5月17日の庭から
 左下 ピンクマザーズディ 
 真中 ラベンダーラッシー 
 右下 バリエガータボローニャ
 
5月21日
↓ボンボネッラ


↓レイモンブラン

 
↓シャクヤク サラ・ベルナールの開花

左上 蕾    5月14日朝
左中 開花始まり5月17日夕方
左下 開花2日め5月18日昼
右  開花4日め5月19日朝
 
↓5月21日 花径は16センチ😊


黄色のペチュニア


↓八重咲きのペチュニア2種(上と左下)
一重のピンクのペチュニア(右下、杉井さんのさくらさくら)
 

↓濃桃のセキチク(左上)
薄紫のバーベナ(右上)
四つ葉のオキザリスと白赤の撫子(左下)
パラソルのような赤白のペチュニア(右下)


花咲く5月 毎日の幸せです。
今年の5月は曇りの日も多く、朝晩の気温も肌寒いくらいの日も続き、蕾もわりと付きました。おかげで開花した花が日持ちし長く楽しめました。自然の恵み、花々に感謝です✨🙏✨💓✨🍀
   
追記 〜日替わりで色が変わるスイカズラ〜

今年はスイカズラが沢山咲きました。甘い香りが漂い、次々咲いて長い期間楽しめました。

これはスイカズラの蕾です。


咲き始めは白ですが


2日めには薄いレモン色になり


3日めには黄色になります。


スイカズラ またの名は金銀花。
つる性で、巻き付くところがあればぐんぐん伸びます。なのである程度で先を剪定しています。