神戸 西神中央 天然酵母パン教室「奥ちゃんの手作り工房」

神戸市の自宅教室で1998年からパンとお菓子を教えています。毎日の手作りの日々を綴ります。

パネトーネ・食パン補講・製パン理論

2013年12月11日 | 天然酵母パン
本日のレッスンはイタリアのクリスマスのパン「パネトーネ」
パネットーネ (伊: panettone) は、イタリアの伝統的な菓子パンの一つ。ミラノの銘菓。

パネットーネ種の酵母を用いてゆっくり発酵させたブリオッシュ生地の中に、レーズン、プラム、オレンジピールその他のドライフルーツを刻んだものを混ぜ込んで焼き上げた、甘く柔らかなドーム型の菓子パンのこと。
パネットーネの生地の発酵にはパネットーネ酵母が必ず使用されなくてはならず(パネットーネ酵母は仔牛の小腸から採取される特殊なイースト)、発酵と生地を休ませる事を何度も繰り返し手間がかかる。
そのため、マンマの味が一般的であるイタリアの家庭でもパネットーネだけはパン屋さん、お菓子屋さんの仕事とされ家庭で作られることはあまり無い。
パネットーネとは「大きなパン」の意味。 また、アントーニオという職人が焼いたパンだからという説もある。トーニのパンという意味のパーネディトーニ(pane di toni)が訛ったとされる(トーニはアントーニオの愛称)。
パネットーネ酵母は発酵に際して天然の保存料を出すといわれており、通常は室内保存で3か月から半年以上保存がきくが、伝統的に販売期間が定められている。
おおよそ6ヶ月位ある独特の味わいと食感をかもし出すパネットーネの酵母は流通を拒んでいるため、イタリア国外での製造は難しい。

・・ということで
私たちが「パネトーネ」として食しているものは「ニセパネトーネ」??
本日作ったのは酵母で作ったものではありませんが、
卵黄、牛乳、バター、ドライフルーツ類などがたっぷり入ったケーキに近いしっとりとしたクリスマスのパンです。


夏のレッスンのダブルロール成形の補講


菊水酒造さんの「無冠帝」

本日お持ち帰りのOさんです

こちらも届いたばかりですが、賞味期限が19日までなのでそれまでにお越しくださるレッスン受講の生徒さんにお渡しします。
こちらの食べ方はレシピ考案次第アップしていきますので参考にしていただけたらと思います。