2019年6月2日夜、中国浙江省金華市で、日本軍性奴隷制度の被害者徐阿英さんが死去した。92歳。彼女は16歳の時に、集落に侵略してきた日本軍に捕まり、無理矢理、日本軍の陣地に拉致され性奴隷被害を受けた。1か月後、彼女ら17人の被害女性が、この地に展開していた革命武装勢力の徐兄弟に夜中に助け出された。しかし、1週間後、彼女が買い物に出た際、不幸にも再び日本軍に捕まった。彼女は金華中山埠頭の日本軍の拠点、及び雅堂街の「慰安所」で、3年間、性奴隷被害を受けた。彼女は日本軍から受けた屈辱的な記憶が深刻で、からだと心が大きな傷を受けていた。
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