この時期、雪を冠ったアルプスを見たいと、春山行を計画。
人のレポートを見ると残雪に足を取られ、踏み抜くと太ももまでハマるとある。
これは体力つけておかないと。
ならばトレーニングにと久しぶり御在所岳を目指す。
前日の雨もやみ天気は晴れ、平日なのでそれほど込まないだろうと出発。
ところが着いた8時頃では、すでに中道登山口の駐車場はいっぱい。
途中では、クライマーのパーティーも見かけた。
空き地を見つけて、駐車。準備して出発!
久々の中道。結構急登だよな。
おばれ岩に到着。ここロープなしで登る人いるけど凄いな。
登れても下りる方が難しい。💦
アカヤシオが咲いている。道中あちこちで見ごろでだった。
春霞だけど、天気はいい。
今日は右の御在所岳に登って左の鎌ヶ岳へ行く。トレーニングだ。😎
地蔵岩に来た。人がいると大きさが分かりやすい。
この後自分も登りに行った(笑)。
地蔵岩からの眺め。
3人組パーティーと一緒になったが、彼らは登らず下から眺めてた。😁
やはりここからの眺めが地蔵岩らしくて良い。不思議な造形。
次は小さいけど、キレット。写真右側に人がいる。
巻き道?で鎖もあるので、初めてでも慎重にいけば特に問題はない。
人がいないのを確認して、正面の岩場をザックを背負ったまま登る。
奥の2段目も行こうと思ったら、さっきの3人パーティーが見えたのでやめて鎖の方から降りた(笑)。
ここの登り下りは、北アルプス岩場の良い練習になる。自己責任と人が多いときは無理だけど。
岩の間を直登しようかと思ったが、無難に階段を上る。整備に感謝!😁
御在所岳の登山道整備はどこが担っているのだろう?
8合目は、ビューポイントだ。登山者が数人、休憩している。
あの岩は、バリエーションの藤見尾根。宿題だ、自分の(笑)。
ショウジョウバカマのピンクが愛らしい。花色はピンク、紫、白と色々ある。
ほどなく頂上。ロープウェイとスキーのリフトでここまで来れるので、観光客が多い。
登山者と観光客が入り混じる。上高地ほどではないが。😁
バーナー出してお湯を沸かし、カップラーメンで軽く腹ごしらえ。
双眼鏡で遠くの山を眺めて一息。御嶽山(右)と乗鞍岳(左)。まだまだ雪を冠っている。
頂上からこちらに来るのは、かなり久しぶり。
ハルリンドウがたくさん咲いていた。花の季節だな~。
ここまで来る人は少ない。
さて、鎌ヶ岳へ向かおう。鈴鹿山脈の連なりがよく分かる。
武平峠(ぶへいとうげ)までいったん下る。その途中にアカヤシオの木々がたくさん。
白いのはタムシバか。
ザレザレの登山道。下りは特にスリップしやすいので、気を付けて歩く。
こちらから登ってくる登山者に幾人かすれ違う。御在所岳までの最短コースになるが、急な登りだ。
それにしてもアカヤシオが見事!
武平峠まで下りてきた。
振り返る。山頂付近の木々はまだ芽吹いていない。
なので、ピンクの花が目を引く。😍
鎌ヶ岳への登山道は、雨、風、雪、登山者で結構深く削られている。
それで巻き道も新しく作られていたりする。
アルプスにもこんな道あるよな。
先ほど登った御在所岳を振り返る。なだらかな山容である。
そして鈴鹿の槍と言われる鎌ヶ岳は鋭角だ。こちら側は崩壊が進む。
しかし景色は素晴らしい!
こちらの山もハルリンドウがいっぱい咲いている。和むね~。😍
本日2座目。鎌ヶ岳頂上、1161m。
頂上には先客が多かった。
少し戻ってコーヒーブレイク。😎
南側の山々と伊勢平野。霞んでいるけど伊勢湾だ。
さて、下山しよう。こちら側を登ったことはあるが下るのは初めてだ。
割と急な下り。長石谷を行く。
振り返るとこんな感じ。この先、小さい水の流れはだんだんと大きな沢になっていく。
なんども渡渉するが靴を脱ぐことはない。ルートファインディングの練習になる。
この時期、一眼レフカメラを持った人が多くこの谷に入る。
理由はこちら。
イワザクラが多く自生しているのだ。日本固有種で準絶滅危惧種。盗掘がひどいらしい。😞
まだ、山桜が所々に残っていた。ここまで下ってくると新緑とと淡い山桜が気持ちよい。
青空に若葉が眩しい春。
無事下山。
本日の行程
距離:8.9㎞ 時間:6時間50分(休憩1時間30分) 累積標高差:のぼり / くだり 1117 / 1116 m
天気が良く、いい山行だった。色々と花を楽しめてよかった。
このコース、プチ北アルプスの感じでトレーニングには良いコースだ。
途中で話した年配の男性もトレーニングでよく登ると言っていた。
さあ、来週は春山へ・・・。
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