10月の初め、念願だった剱岳に登った。
綺麗な紅葉とカニのタテバイ・ヨコバイなどの岩登り。登山する者なら、一度は登っておきたい山である。
今回は自分の中でイメージが大きく写真も多いので分けてブログします。
プロローグ
出発の朝は、冷え込みが強かった。休憩で寄ったサービスエリアからの朝日。
富山県までは遠いが、これから向かう山に思いを馳せて快適に走る。
東海環状道、東海北陸道、北陸道と進むこと3時間あまり。
立山連峰が見える。剱だ!と気持ち高ぶる。(笑)
アップ。しかしここから立山駅までは意外に遠い。小1時間は走る。
やっと到着。駐車場はたくさんあるが、どこもいっぱいで駅から離れた場所に誘導された。
しかし近道が用意されていて立山駅には数分で到着。
観光客が多い。登山者もちらほら。
聞こえてくる言葉が中国語や韓国語ばかり、時々日本語というぐらい海外にも人気のエリア。
奥に見えるケーブルカーに乗るのだが、9時の時点で1時間待ち。
インスタグラムにその様子をあげたら、6時の時点で1時間半待ちというのがあって笑った。
その時間はほぼ登山者ばかりだろう。
ケーブルカー、バスと乗り継いで室堂に到着。
剱岳が見える。あそこまで行くのだ。(遠い・笑)
立山駅から室堂までの標高差は2000mぐらいあり、それを一気に上がってくる。
人によってはきつくなることがあるので、少し身体を慣らしてから歩き始めると良いと山小屋に勤める人から出発前にアドバイスをもっらた。
お昼に蕎麦を食べて、水を汲んでたりしたら30分ぐらいはすぐ経ったので歩き始める。(笑)
日本最古の山小屋。作りが頑丈で現在は展示室になっている。
室道周辺は散策路になっている。のんびり歩く観光客を横目に重いザックを担いで進んでいく。
ミクリガ池。
途中で振り返ってみる。良い景色。
白くたなびく煙は火山活動。硫黄の匂いが周辺に漂う。
草紅葉の紅葉がキレイ。雷鳥平のキャンプ場が見える。
ここから剱御前小舎までの標高差約500mが、なかなかの登りである。
修行のように、黙々と歩く。やっと到着し振り返る。少し薄曇りだが見晴らしは良い。
風が強い。
ここからは下っていく。
雪渓が残る。その向こうに剱岳、だいぶ近づいた。
剱の雄姿にしばし見とれる。
後立山連峰が見える。あの尖がっているのは鹿島槍ケ岳かな。とするとその左が五竜岳になる。
やっと剱澤小屋に到着。コースタイム3時間30分のところ3時間で登ってきた。結構頑張ったな疲れたけど。
ここは、映画『劒岳 点の記』の拠点となった小屋でサイン入りポスターや俳優との写真が食堂に飾ってある。
こじんまりとしているが綺麗な小屋である。
受付けを済ませザックを下す。
ナイロンタオルを持ってきたのでかなりさっぱりした。
夕食まで時間がある。高価な缶ビールを買って明日登る剱を眺める。双眼鏡でルートを確認ていると下山してくる登山者がいる。
急斜面のガレ場だ。あそこを通るのかと確認できた。
前後するが、お決まりの記念撮影。(笑)
さあ、明日は頂上を目指す。天候が少し心配。予報では曇りのち雨である。
つづく