12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

雨乞岳 2022.5

2022-06-17 13:22:40 | 

鈴鹿山系の雨乞岳へ行く。

昨年に引き続いて2回目である。もちろんコクイ谷経由。😁

今回は、春の芽吹きを心待ちにして出かける日を2週間ほど遅らした。

またここ数日の気温の高さもあり期待は膨らむ。

 

昨年の経験より今回渡渉にサンダルを持参。

沢の中、素足で石を踏むよりは歩きやすいし保護になると考えてサンダルとなった。

すでに駐車場はいっぱいだったが、ラッキーなことに入り口近くに駐車できた。

 

準備している間にも続々とパーティーが入山していく。

大型連休合間の平日だが、皆さんお休みらしい(笑)。

 

 

2度目となると地形も何となく頭に残っていて、どんどん歩く。昨夜の大雨で水が多い。

クラ谷へ出るまでの道がぬかるんでいたりやや崩れていたりしたがほどなく分岐に来る。

雨乞岳へのルートは、沢谷峠から目指すか、クラ谷分岐をまっすぐ進むのが一般的である。

わざわざ遠回りすることはないので、あれだけ車が止まっていても谷へ入ると全く人に合わなくなった。

 

 

昨年も見つけたボタンネコノメソウ。

 

 

なんか良い。😄

 

 

沢に出てからは、前回よりルートファインディングは早い。

渡れそうな石を探すより、さっさとサンダルに履き替えて渡渉する(笑)。

水がまだまだ冷たい。じっと浸かっていると凍えてくる冷たさである。

 

サンダルは素足よりは断然良いのだが、渡って靴に履き替えるのが面倒なのでそのまま歩くことになる。

しかし安物サンダルでは、角ばった石などで足裏が痛いときがある。

それで、渓流シューズが良いことを知る。😅

 

そうこうする間に、この谷のメインに来た。写真は昨年のもの。

 

 

それが今年は、こうなっていた。

新緑の葉も開いて緑がい感じ。と言っている場合ではない(笑)。

大雨で渡った先が崩れてきている。張り出した枝ににロープが渡してあり水量も多い。

 

 

動画。なかなか映像では伝わりにくいけど。😂

 

 

見えている白っぽい石に片足を入れて枝を持ってエイッ!と渡る。

渡った先も崩れて来るのでロープ掴んで切り抜ける。

サンダル持ってきてて良かった~。😆

上からの図。

 

 

ここを過ぎると渡渉はあるものの比較的歩きやすい。途中2人組の釣り人を見かけた。アマゴ狙いだな。

彼らはもちろん川の中。こちらは、山側を巻いていく。

コクイ谷出会いに出るとソロの人、トレランの人に会った。

 

 

どちらも沢の上流には向かわず、反対の山側に向かう。国見峠へ抜けるのかもしれない。

ただ1人だけこの出会いからクラ谷を目指す方がいて、

『水量多いですか?』と聞かれたので『はい、何度か靴は脱ぎますよ』と答えると

慣れてるのか『そうですよね~』と微笑んで上流に向かっていった。

ベテラン風なので、安心して見送る(笑)。

 

沢沿いに登っていく。

魚いそうな感じ。😆

 

 

新緑の緑が渓谷に映える。

 

 

さあ、ここからはお待ちかねの風景を楽しみに歩く。

たぶんトリカブトの若葉。一面トリカブト。花の時期は圧巻だろうな。

 

 

上も下も若葉でいっぱい。😆

 

 

太陽が谷に入り始めた。

 

 

新緑の中を行く。

 

 

 

 

開けたところに出る。昨年は葉を落とした木立だったけど今年は・・・

良い!!

 

 

動画も(笑)。

 

 

足元に目をやると。😊

 

 

歩みを進める。

 

 

尾池鉱山旧跡の沢沿いでお昼を取り、いよいよ登りに入る。

それにしてもよくこの山中に約300人も暮らしていたものだと毎度感心する。

 

 

あの白いのはなんだ?5月で残雪かそれとも白砂かと思いながら登っていく。

 

 

やっと来たなと一本杉。

 

 

峠に出てもう一枚。😄

 

 

それにしても新緑が気持ち良い。

 

 

反対側に見るは、イブネ方面。ホント平らである。ここのテン泊素晴らしいと聞くので一度は試してみたい。

 

 

リンドウがあちこちに咲き誇り登りを楽しませてくれる。

 

 

で、そのあとに来るさ笹漕ぎ(笑)。

 

 

そう言えば、下で眺めたた白いものはコレだった。ズバリ雪!道理で沢の水が冷たいわけだ。

今年はやはり雪が多く5月でも残っていたのだ。今回割と見かけた折れてる枝は雪の重みかもしれない。

 

 

昨年の池(大峠ノ沢と言う)は、カエルの卵でいっぱいだったが、今年はオタマジャクシでいっぱいだった。😅

アップも撮ったけど少し引いて(笑)。

 

 

稜線に出た。御在所岳(左)と鎌ケ岳(右)。青空に浮かぶ白雲がいい感じ。😄

 

 

ほどなく、雨乞岳(1237m)に到着。

ここはあまり広くないので、写真を撮ったら移動する。

 

 

次の東雨乞岳は、そこそこ広い。お茶するならここがいいのだが、琵琶湖からの風が抜けるので強風の時は要注意。

今日は、下の新緑で時間を費やしたためスルー(笑)。

 

 

下山は前回と違うルートで降りる。

シャクナゲが咲いていた。なかなかカメラに収まる向きに咲いていない。😂

 

 

どこかの岩にペンで書くのと違ってこういうのは楽しいね~。

 

 

イワカガミに出会う。

 

 

少し雨がパラついて来たけど木立の中濡れることなく進んでいく。

 

 

木立の切れたところから見えた鎌ケ岳。よく見ると虹だ!

 

 

虹の端が山裾まで伸びているのを初めて見た気がする。嬉しい。

 

 

無事下山。

やっぱり春先の山はいいね~。

今度はテント担いでゆっくりしたい。休みとれるかな~😆

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