晴れたらいいね ♪̊̈♪̆̈

温泉が好き♡山に登った後の温泉は、もっと好き♡
食べることも、だぁ~い好き🎶

北アルプスの女王、燕岳へ (前編)

2017-08-13 00:43:38 |  山歩き
8月9日〜10日、娘と燕岳へ行って来ました。
はじめの計画では、8〜9〜10日と、二泊三日で燕岳〜大天井のピストンを計画していましたが、迷走ノロノロ台風5号の影響で8日は雨大天井は諦め一泊二日の山行となりました。

ルート(中房温泉から合戦尾根)





8月 9日 (水)のち

5時5分 自宅を出発🚙

自宅から190キロ先にある中房温泉へ向かう。

中央道 安曇野ICを降り、県道327号線の有明山神社を過ぎると、すれ違い困難な所が数カ所あり、カーブミラーを見てはハラハラしながら走る。



8:25 中房温泉 着

第1駐車場も第2駐車場も既に満車。
徒歩で15分ほど下にある有明荘の裏にある第3駐車場へ。




9:00 中房温泉




登山届けを出して、




9:30 歩き始め




いきなりの急登💧



「早い?」と、mareが時々 振り返る。
ううん、大丈夫。負けず嫌いの私は平気な顔をするが・・・早いよ・・・

10分も歩くと、額から大粒の汗が流れて止まらない💧💧


9:55 第1ベンチ。水分補給。


水場あり



ヤマアジサイ



ヤマホタルブクロ



キノコ🍄



赤い実




10:30 第2ベンチ



登山口から第2ベンチまで、コースタイム1時間30分のところ、1時間で来た。やっぱり早いよ mare💧ずっと急登だったし(^^;)

ここで15分 休憩。



10:45 第2ベンチ 出発。

11:25 第3ベンチ通過


シナノオトギリ


私の苦手な階段



花崗岩が風化しザレた道


登りながら(帰りはココを下るのかぁ)と、イヤになる。


12:00 富士見ベンチ。富士山は見えない。


第3ベンチから、この富士見ベンチまでの登りは辛かったぁ💧合戦尾根は、もっとキツいの?

10分休んで、合戦小屋に向かう。

合戦小屋まで、後10分❣️



後5分❣️アレが待ってる🍉




12:40 合戦小屋。
mare、坂上田村麿呂に退治された鬼👹になる。



合戦小屋地名の由来



はぁ〜〜い✋お待ちかねのスイカ🍉❣️


甘ぁ〜〜い

手洗い水は、ひとり柄杓一杯まで。
山の水は貴重です。



スイカを食べたり、パンを食べたりしてのんびり休憩😌

ここでは、多くの山人がスイカを頬張る🍉

さて、そろそろ歩こうかと思っていたところに、
「荷揚げのヘリが来まーす。ベンチにいる方は、小屋の方へ入って下さぁーい!」との声が。

え?ヘリ?
見たい、見たぁ〜い 👀

少し待つと、バタバタバタバタとヘリコプターの音🚁
一度旋回すると荷揚げの位置に停止し、あっという間に荷を降ろした。


超カッケー👍

気づくと合戦小屋に50分もいた。
ここから燕山荘まで、1時間半。


いよいよ北アルプス三代急登のひとつ「合戦尾根」が始まる。アミノバイタルを飲んで英気を養う💪



13:30 合戦小屋を出発。
歩き始めると足が・・・重い・・・休み過ぎた💧


13:45 合戦沢ノ頭。
三角点があり、槍ヶ岳のトンガリが見えた⛰


トンガリにズーム⛰



ゴゼンタチバナと、黄色い花🌼



ハクサンフウロ



急登は続く。



14:00「お母さん、天空の城だよっ!」

燕山荘が見える👀❣️



山小屋が見えると再びスイッチが入る💪
が、見えてからも遠いのが山小屋。

チングルマの綿毛。陽希クンが好きな花だ。



山道は混んでます。



ムーミンにでてくるニョロニョロのような花。



テン場と吹き流しが見えて、



14:30燕山荘 2704m 着


合戦小屋から燕山荘までコースタイム1時間半のところを1時間で登って来た。
合戦尾根は、北アルプス三代急登と言うけれど、私には第3ベンチから富士見ベンチの方がキツかった💧


燕山荘の右手に燕岳⛰♡
東側にガスがかっている


思わず目頭が熱くなる

が、感激に浸る間も無く・・・

「早く!チェックインするよ!後で、いくらでも見られるから!」と、mare。

はいはい(-。-;

ネット予約してあるから、予約番号を入力しスムースにチェックイン👌ありがとねmare。

男性スタッフさんが、丁寧に施設を説明しながら部屋まで案内してくれる。まるで旅館の様だね。

私たちの部屋は新館。



鍾乳洞のような壁の階段を上る。



談話室



ココが今夜の寝ぐら。5人部屋に4人。



版画家、畦地梅太郎氏デザインの栞を頂く。
この栞があると有明荘の立ち寄り湯が100円引きになる。



布団を敷いて、サコッシュだけ肩にかけ、いざ燕岳へ
山頂までは30分だ。


燕岳への稜線



左手には槍ヶ岳



花崗岩の斜面一面にコマクサの群生





ひときわ目を惹く紫色の花



イルカ岩🐬



山頂が近くなる。



あぁ、何もかもが美しい

ここに来ないと見られない景色が広がる


狭い岩に挟まれてみる。



振り返ると燕山荘が見える。



燕岳山頂🙌
2763m 日本二百名山



ソファの様な岩に標柱が埋め込まれている。
360度の眺望が望める山頂は強風にさらされ、標柱を埋め込むしかないそうだ。




燕岳山頂からの、ヤリと小ヤリ(笑)



〈記録〉休憩を除く
コースタイム : 4時間 50分
自己 タイム : 3時間 40分
標高差 : 1313m



山頂は狭く次から次へと人が登って来るので早々に下山する。


下山途中、可愛い岩に登ってみる。



周囲の山々を楽しみながら燕山荘へ下る。
メガネの様な雲が現れた☁️



さぁさ、合戦小屋の🍉より楽しみにしていた乾杯をしよう🍻

燕岳に乾杯🍺



いつかは行きたい槍ヶ岳に乾杯🍺



大ジョッキ🍺を飲み干してゴキゲンな母娘。
ナッツと柿の種も食べてお腹が膨れてる(^^;)
夕食、食べられるかな?


畦地梅太郎 作 「山男」の石像に頬ずり💕




燕岳は、mareが山ガールになって初めて登った山。
「お母さんをツバクロへ連れてってあげたい。ツバクロから見る山並みが私は大好き❣️危ない所はひとつもないから体力さえあれば登れるよ。」と、常々話していたmare。

こんなにいいお天気の日に、こんなに素敵な燕岳へ連れて来てくれてありがとう😊



山の会へ入って、ジム通いもして体力を付けた甲斐があったよ

乾杯しているうちに、燕岳にかかっていたガスもとれて、北アルプスの女王は、ドレスの裾を広げた👗



今夜は、母娘で初めての山小屋泊。
素敵な夜になりますように🙏

⛰ つづく ⛰









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4 コメント

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いいですねー (Sora)
2017-08-15 12:05:49
>思わず目頭が熱くなる
まだ頂上に登ってはいませんが、アルプスの本格的な風景は初めてなのでしょう、そこに感動したのかな。分かるような気がしますよ。

この山小屋は大きいのですね。ねぐらの部屋も清潔そうで、ほっとしたでしょう。侵入者は今回はいないでしょう(笑)

母娘の活き活きした様子がよく伝わってきて、あふれる開放感、いいですね。天気も。
返信する
soraさん、こんにちは (jun)
2017-08-15 15:57:03
〉アルプスの本格的な風景は初めて〜
やはり北アルプスは山が深いですね。娘が見せたかったと言う山並み・稜線に感激しました♡
花より団子ではなく、花より山並みでした(笑)

私は山小屋泊は苦手なのですが、燕山荘は、元々、帝国ホテルの傘下にあったそうで施設も接客も行き届いておりました。
〉侵入者は今回はいない〜
同部屋の方は、若い女性2人で安心でしたよ(笑)

山の会の山行も楽しいのですが、やはり母娘で気兼ねなく歩けるのがいいですね。開放的になり過ぎて、ビール🍺飲み過ぎました。

燕岳は日帰りもできるコースなのでsoraさん、いかがですか?
返信する
燕岳 ()
2023-06-20 09:22:15
junさん
こんな素晴らしい山日記、見逃していました。お天気にも恵まれ、最高の北アルプスデビューだったことと思います。大展望や花々がbeautiful! お嬢さんもやりますね
しかも速い! 中高年はコースタイムどおりなら立派なものです。体力不足を結構ネガティブに書かれているお連れ合いにちょっと同情したくなりました(笑)
2007年に初めて登ったとき、当時40歳すぎの方と一緒だったのですが、彼が全く体力なく燕山荘まで7時間かかりました、junさん母娘の2倍だ!(爆、これだけゆっくりだと私は全く疲れませんでした)
合戦尾根は北アルプス3大急登と言われますが、燕山荘がバッチリ整備しているのでたいしたことなかったでしょう? それから大変なのは下半分で、合戦小屋に着けば8割は登ったようなものでは?

何とお嬢さんのお連れ合いは網走出身と。北海道気質濃厚な方なのか、いずれ語り合いましょう。
返信する
Unknown (1118junejun)
2023-06-20 21:58:48
ねもさん、こんばんは。

燕のレポを読んで頂きありがとうございます。私もこの山行は忘れられない記憶となりました。娘がお母さんに是非見せたい!と言って連れてってくれました。
燕も槍も花も何もかも素晴らしい山行でした。

〉夫にちよっと同情〜
あはは😆 夫は太ってから歩けなくなりましたね。やはり山男はスリムでないと自分の身を持ち上げられません。

山は、体力、技力、そして気力と言われますね。もう歳ですから後半は気力で登っていますよ😅

〉合戦尾根〜
そうなんですよ。三大急登というから覚悟して行きましたが、おっしゃる通り合戦尾根より、下半分の方がキツかったです。
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