お蔵入りが確実と思われたシリーズ第2弾!!
今回は私的一番好きなレスラーです。
“ストーンコールド”スティーブ・オースチン
彼は90年代のWWFにおけるスーパースターですが、横綱にも格の違いがあるようにロックやテイカーより一段上のスーパースター(観客のヒートにおいて)
一言でいえば、客受けに関して他の追随を許さなかった訳ですが、そのキャラがいわゆるヒーロー像とはほど遠い「誰かれ構わず叩きのめす凶暴な男」であり、ギミックに捉われない、限りなくナチュラルに近いキャラであった点が面白い且つ引退後も色褪せない人気の秘密。なにしろ普通に暴れれば良い訳です。
スタナーぶっ放して、あとはリングでビールをひたすら飲む(だいたい6本以上で片手キャッチが異常に上手い…)
ただ、そんな彼も下積み時代は長く、スキンヘッド移行がブレイクの境となってます。
髪の長い頃は新日本マットにも上がっており、変型パイルドライバー(尻餅ち式ツームストーン)で蝶野の首を壊したのは有名な話。
スーパースター後も私生活では女子マネージャーとして有名なデブラと結婚するも、DVで逮捕されてたり、対ブロックレスナーの負けブックが気に入らないで(拒否)解雇されたりとまさに傍若無人。
それでも、彼の人気は落ちることは無く、いつでも大歓声で迎えられます。
この点は長い期間において、ビンス率いる体制(権威)に全く媚びることなく牙を剥く姿がブルーカラーの支持を得たと言われてますが、本質は違うところにあると個人的には思ってます(さすがにヒールターンしてビンス側についた頃はブーイングの嵐)
では本質とは何なのか?
オースチンの戦う姿や振る舞い、マイクはとにかくナチュラルなんですが、その奥にはどうしょうもなく自堕落、自暴自棄な哀愁が見えるのです。そこには計算されたような仕草はなく、気のむくままに暴れる彼のキャラがぴったりあてはまります。
気にいらねぇ奴らは構わずぶっ飛ばすというギミックは、実は彼の内面そのものだったのではないでしょうか?
思い返しても、ストーンコールドの屈託のない笑顔は見た記憶がありません。
究極のナチュラルレスラー、それがストーンコールドスティーブ・オースチン。
その魅力は実物を観ないと恐らくは理解出来ないことでしょう。
試合スタイルについては、マサ斎藤がテクニックを絶賛していたり、フミ斉藤氏言うところの「ヘタうま」レスラー。
ただし、WWF時代は殴る・蹴る以外ではフライングボディーシザース(この後もタコ殴り連打)とスタナー位しか使ってません。
少ない技で試合を成立させてしまうところはスーパースター達の共通点ですが、その中でも特化して少ない気がします。
というか、ガラス割れる音から始まって暴れて、ビールで乾杯すれば彼の時間は満喫出来てしまいます。
この辺りは感じてもらうしかないところが、ストーンコールドのストーンコールドたるところ。
“Stone Cold said so.”
今回は私的一番好きなレスラーです。
“ストーンコールド”スティーブ・オースチン
彼は90年代のWWFにおけるスーパースターですが、横綱にも格の違いがあるようにロックやテイカーより一段上のスーパースター(観客のヒートにおいて)
一言でいえば、客受けに関して他の追随を許さなかった訳ですが、そのキャラがいわゆるヒーロー像とはほど遠い「誰かれ構わず叩きのめす凶暴な男」であり、ギミックに捉われない、限りなくナチュラルに近いキャラであった点が面白い且つ引退後も色褪せない人気の秘密。なにしろ普通に暴れれば良い訳です。
スタナーぶっ放して、あとはリングでビールをひたすら飲む(だいたい6本以上で片手キャッチが異常に上手い…)
ただ、そんな彼も下積み時代は長く、スキンヘッド移行がブレイクの境となってます。
髪の長い頃は新日本マットにも上がっており、変型パイルドライバー(尻餅ち式ツームストーン)で蝶野の首を壊したのは有名な話。
スーパースター後も私生活では女子マネージャーとして有名なデブラと結婚するも、DVで逮捕されてたり、対ブロックレスナーの負けブックが気に入らないで(拒否)解雇されたりとまさに傍若無人。
それでも、彼の人気は落ちることは無く、いつでも大歓声で迎えられます。
この点は長い期間において、ビンス率いる体制(権威)に全く媚びることなく牙を剥く姿がブルーカラーの支持を得たと言われてますが、本質は違うところにあると個人的には思ってます(さすがにヒールターンしてビンス側についた頃はブーイングの嵐)
では本質とは何なのか?
オースチンの戦う姿や振る舞い、マイクはとにかくナチュラルなんですが、その奥にはどうしょうもなく自堕落、自暴自棄な哀愁が見えるのです。そこには計算されたような仕草はなく、気のむくままに暴れる彼のキャラがぴったりあてはまります。
気にいらねぇ奴らは構わずぶっ飛ばすというギミックは、実は彼の内面そのものだったのではないでしょうか?
思い返しても、ストーンコールドの屈託のない笑顔は見た記憶がありません。
究極のナチュラルレスラー、それがストーンコールドスティーブ・オースチン。
その魅力は実物を観ないと恐らくは理解出来ないことでしょう。
試合スタイルについては、マサ斎藤がテクニックを絶賛していたり、フミ斉藤氏言うところの「ヘタうま」レスラー。
ただし、WWF時代は殴る・蹴る以外ではフライングボディーシザース(この後もタコ殴り連打)とスタナー位しか使ってません。
少ない技で試合を成立させてしまうところはスーパースター達の共通点ですが、その中でも特化して少ない気がします。
というか、ガラス割れる音から始まって暴れて、ビールで乾杯すれば彼の時間は満喫出来てしまいます。
この辺りは感じてもらうしかないところが、ストーンコールドのストーンコールドたるところ。
“Stone Cold said so.”