千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

1月22日 お弁当献立

2012-01-22 22:38:20 | グルメ
「帆立貝柱のいいのが入ったらお願いします。」

と予約のつもりで魚屋さんへ行ったのですが

立派な貝柱がありました。

魚屋さんは「貝のままグリルで焼くのが一番です。」

とおっしゃいました。

私は「本で友禅漬けっていうのが載っていたので・・・」

はっきり作り方を理解していなかったのでそれだけしか言えませんでした。

他にお寿司の上に飾る白身の魚を探しました。

「ふぐのお刺身を使ったらおいしいですよ。」

と奥さんがおっしゃたのでそれも買いました。

帰って料理の本を見ました。

帆立の友禅漬け

添え書きに友禅のように彩り豊かなおせち。

この書き込みにひかれ帆立貝柱を買わねばと思ったのです。

           

前回デパートで買った帆立(お買い得)を食べているとき

「まずい帆立はガソリンのにおいがするよね。」

なんて言われたので今度買うときは

魚屋さんで立派なのを用意するぞと意気ごんでいました。

立派な帆立貝でした。値段も立派でした。

1月22日のお弁当お品書き

1 ちらし寿司
2 竜眼揚げ
3 帆立の友禅漬け
4 チャーシューサラダ
5 里芋の含め煮
6 大根そば
7 ゆで小豆のゼリー


一品づつできあがりました!


1 ちらし寿司

寿司飯に具(しいたけ・ごぼう・ニンジン・れんこん・こんにゃく)を混ぜます。いくら・錦糸卵・菜の花・ふぐ・えび・あなごを飾ります。

  

2 竜眼揚げ  眼光鋭い竜のような眼で今年をみすえていきましょう!

ウズラ卵にのりを巻き、漬け汁に漬けておいたささ身で巻きます。かたくりをまぶし揚げます。冷めたら半分にきります。

  

3 帆立の友禅漬け

帆立貝柱は裂いて、酒をふり蒸します。ピーマン(赤・黄・緑)玉ねぎ・青じそを1cm角にきります。いりゴマ入り漬け汁を作ります。

  

漬け汁に漬け込みます。冷蔵庫で1週間は持つそうです。和食のプロ野崎洋光の紹介する華やかで簡単にできる料理でした。

                       

4 チャーシューサラダ

チャーシュー・ねぎ・セロリ・イタリアンパセリ・錦糸卵・プリーツレタスをそれぞれ調理します。
具材をチャーシュウの煮汁にしょうが・溶きがらし・酢などを入れたドレッシングで和えます。


 

5 里芋の含め煮

里芋は米のとぎ汁でゆでます。柔らかくなったら水にとります。砂糖・酒で煮込み最後に薄口しょうゆで味付けします。



6 大根そば

そば・大根をゆがきます。カイワレ・長いも・ねぎ・わさびを添えます。なめことしめじを入れたきのこ汁でいただきます。

 

7 ゆで小豆のゼリー


ゆで小豆のぜりーはコーヒー入りで意外に洋風です。栗の甘露煮をふんぱつしゴロゴロしてました。仕上げに生クリームをかけます。

 


お弁当に詰め合わせ


 

                  

P.M.6:15お届けしました。
「今日はちらし寿司です。」

「あ~今日は沢山。」

「これは大根サラダです。」

「こんなにつけていただいて。」
「器をお返しします。」

受け取るとき白寿のおじさまの指が触れたのですが少し熱かったので少し心配です。
微熱でなければよいのですが。






コメント (1)
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