周りを見るな。他人と安易に比較するな。同調するな。
上を見よ。上と比較せよ。ロールモデル・尊敬する人を持て。「ロールモデルならどうするか」を自問自答せよ。
そう思う。
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昨日、鳥取の人権シンポジウムで、「鳥取という人口50万の、人口が1番少ない県で、家庭連合問題について何ができるか?」という質問を受けた。
私の答えはいつも変わらない。
各人ができることを、「これ以上できない」ってくらいやってください。
私もやっています。毎日毎日、「一分一秒を無駄にしなかった」と胸を張れるくらい、仕事(や家事)に邁進しています。
エリートの定義は「他者のために自分を尽くし切る」人です。
「尽くす」人ではありません。「尽くし切る」人です。
サッカーの長谷部誠のように、「MAXのMAXまで」自分を出し尽くす人です。自分というリソースを使い切る人です。
禅語で「百尺竿頭、更に一歩を進めん」と言います。
断崖絶壁の、百尺の竿の先に立って、それでも更に先に進むのです。崖に落ちるのです。
限界までは誰でもできる。
限界を超えてからが勝負です。
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対外的に何かをするでもなく、家事でも。掃除でも。
私だって、自宅リビングとダイニングの掃除をしてから毎朝出勤しています。きちんと細かいところまで綺麗にする。
「そこまでやるか」をどこまでやるか。
安易に妥協しない。
自分を基準にしない。平均を基準にしない。
すごい尊敬する人ならどこまでやるか。ロールモデルとする人ならどうするか。
家庭連合の方なら、「文先生とか韓鶴子総裁ならどうするか」を考えてはいかがでしょうか。
まずロールモデルを持つ。尊敬する人を持つ。
迷ったら、「ロールモデル・尊敬する人ならどうするか」を考える。
「信念を持つ」ってのは、結局は、こういう「人真似」作業だったりします。
「信念のある人の考えを借りる」のが実は「信念を持つ」ことの中身だったりします。
歴史を学ぶことの意義の一つはそこにあります。
だから私は昨日鳥取で少し言いました。
本を読んでください。
歴史には偉人はいっぱいいます。
インターネットやTwitter / Xにはあまりいません。
本を読んで、偉人に刺激を受け、偉人の考えを我が考えとしてください。
「上を見る」というのはこういう作業のことを言います。
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勇気とは、孤独になること。孤独に耐えること。孤独を楽しむこと。
勇気を出せる人は出してください。「天下一人を以て興る」の気概を持ってください。
もちろん、一人では何もできないので、団結してください。他人の力をうまく借りてください。
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鳥取の「人工最少県」というデメリットを、武器に変えてください。
ボトムアップをしてください。
人口最小の鳥取でも、ここまでできるの!?
って、他の県をギャフンと言わせてください。他の県をビンビン刺激してください。
それが全国の家庭連合信者を刺激し、人権運動を盛り上げ、世論を変えることに繋がり得ます。
小利口にならないでください。大胆に、無用意に、打ち掛かってください。
「コンマ1%でも価値がありそう」ならすべてやってください。
どうせやっても意味がないかとは思わないでください。
斃れて後已む。
成敗を考えずに、信じる道を進んでください。
成敗を考えない。
それが世俗とは異なる宗教の価値ではないでしょうか。
世論的な成敗の観念から離れる。
古今東西の宗教家は、そうやって時代を切り開いて来たのではないでしょうか。
大難大変に遭うて動転せぬというはまだしきなり。
大難大変に遭うては、欣喜雀躍して勇み進むべきなり。
葉隠で山本常朝は言いました。
今こそ欣喜雀躍して勇み進んでください。