川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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周りを見るな、上を見よ ー鳥取人権シンポジウムでのメッセージ

2024年05月27日 | 宗教
周りを見るな。他人と安易に比較するな。同調するな。

上を見よ。上と比較せよ。ロールモデル・尊敬する人を持て。「ロールモデルならどうするか」を自問自答せよ。

そう思う。

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昨日、鳥取の人権シンポジウムで、「鳥取という人口50万の、人口が1番少ない県で、家庭連合問題について何ができるか?」という質問を受けた。

私の答えはいつも変わらない。

各人ができることを、「これ以上できない」ってくらいやってください。

私もやっています。毎日毎日、「一分一秒を無駄にしなかった」と胸を張れるくらい、仕事(や家事)に邁進しています。

エリートの定義は「他者のために自分を尽くし切る」人です。

「尽くす」人ではありません。「尽くし切る」人です。

サッカーの長谷部誠のように、「MAXのMAXまで」自分を出し尽くす人です。自分というリソースを使い切る人です。

禅語で「百尺竿頭、更に一歩を進めん」と言います。

断崖絶壁の、百尺の竿の先に立って、それでも更に先に進むのです。崖に落ちるのです。

限界までは誰でもできる。
限界を超えてからが勝負です。

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対外的に何かをするでもなく、家事でも。掃除でも。

私だって、自宅リビングとダイニングの掃除をしてから毎朝出勤しています。きちんと細かいところまで綺麗にする。

「そこまでやるか」をどこまでやるか。

安易に妥協しない。


自分を基準にしない。平均を基準にしない。

すごい尊敬する人ならどこまでやるか。ロールモデルとする人ならどうするか。

家庭連合の方なら、「文先生とか韓鶴子総裁ならどうするか」を考えてはいかがでしょうか。

まずロールモデルを持つ。尊敬する人を持つ。

迷ったら、「ロールモデル・尊敬する人ならどうするか」を考える。

「信念を持つ」ってのは、結局は、こういう「人真似」作業だったりします。

「信念のある人の考えを借りる」のが実は「信念を持つ」ことの中身だったりします。

歴史を学ぶことの意義の一つはそこにあります。

だから私は昨日鳥取で少し言いました。

本を読んでください。

歴史には偉人はいっぱいいます。

インターネットやTwitter / Xにはあまりいません。

本を読んで、偉人に刺激を受け、偉人の考えを我が考えとしてください。

「上を見る」というのはこういう作業のことを言います。

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勇気とは、孤独になること。孤独に耐えること。孤独を楽しむこと。

勇気を出せる人は出してください。「天下一人を以て興る」の気概を持ってください。

もちろん、一人では何もできないので、団結してください。他人の力をうまく借りてください。

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鳥取の「人工最少県」というデメリットを、武器に変えてください。

ボトムアップをしてください。

人口最小の鳥取でも、ここまでできるの!?

って、他の県をギャフンと言わせてください。他の県をビンビン刺激してください。

それが全国の家庭連合信者を刺激し、人権運動を盛り上げ、世論を変えることに繋がり得ます。

小利口にならないでください。大胆に、無用意に、打ち掛かってください。

「コンマ1%でも価値がありそう」ならすべてやってください。

どうせやっても意味がないかとは思わないでください。

斃れて後已む。

成敗を考えずに、信じる道を進んでください。

成敗を考えない。

それが世俗とは異なる宗教の価値ではないでしょうか。

世論的な成敗の観念から離れる。

古今東西の宗教家は、そうやって時代を切り開いて来たのではないでしょうか。

大難大変に遭うて動転せぬというはまだしきなり。
大難大変に遭うては、欣喜雀躍して勇み進むべきなり。

葉隠で山本常朝は言いました。

今こそ欣喜雀躍して勇み進んでください。






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