私は毎年1つ、新業務を開拓することを自らに課しています。
2011年頃から、アジア各国法務(シンガポール、タイ、フィリピン、バングラ、ラオス、カンボジア)、アジア労務、海外腐敗防止、カルテル・独禁法、、海外子会社管理、グローバル・ガバナンス・コンプライアンス、戦うコンプライアンス、インテグリティ、カルチャーの作り方、など、、、、
今年は、来月の新紙幣発行に合わせて、「論語と経営・コンプライアンス」という新サービス・セミナーを展開します!
ご興味ある方はDMかコメントでもください、いろいろブレストしましょう。
7月から、「論語と算盤」の渋沢栄一が新紙幣の顔になります。資本主義の父・渋沢は、企業経営に論語的道徳・倫理を重視しました。
しかし、コンプライアンスが発達した令和になっても、大手自動車会社の数値偽装等を始めとする不祥事は後を絶ちません。新紙幣発行を機に、改めて論語的価値を見直してみませんか。
そこで、論語を始めとする四書五経等の漢籍を渉猟し、東西の古典に通暁する講師が、コンプライアンスやインテグリティとの比較を踏まえつつ、論語的価値が経営とコンプライアンスにもたらす影響について、熱く論じます。
<対象者>
・社員の倫理観を高めたい経営層
・コンプライアンスの浸透に悩む管理・法務・コンプライアンス部
・古典にコンプレックスを感じている方
<セミナー・研修概要>
1 「論語と算盤」
(1)論語・武士・道徳 ⇔ 算盤・商人・経済
-陽明学・知行合一、知情意
(2)渋沢栄一の人生
–農民・武士・仏留学生・「建白魔」官僚・実業家・男性・父親として
(3)ウェーバー『資本主義の精神とプロテスタンティズム』
-アダム・スミス『道徳感情論』の意義
(4)日本の戦後教育の欠落
-ガンディー「7つの罪」、道徳と倫理・野心と志の違い
2 論語と経営
(1)王覇の別と日本的経営の王道の系譜
- 石田梅岩、鈴木正三、渋沢栄一、松下幸之助、稲盛和夫、北尾吉孝
(2)「いい」会社と「良い」会社の違い
-先義後利、「いい(right)」人と「良い(righteous)」人の違い
(3)古典から学ぶ「時間軸」
-頼山陽・勝海舟の「知己を千歳に待つ」、中計拘泥 ⇔ 創業家経営
(4)カルチャーの作り方
-「文化」「風土」との違い
3 論語とコンプライアンス
(1)コンプライアンスがなぜ不十分なのか
–「いい人」が会社を滅ぼす
(2)「為さざる」あるなり
–知性 ⇔ 品性、 Think ⇔ Feel、形而上 ⇔ 形而下
(3)「勇気」を養う方法
–平生の心がけ、内部告発者を◯◯と呼べ、Devil’s advocate
(4)死ぬときにどう記憶されたいか?
-ドラッカーの問いかけ、「ま・さ・つ」を恐れるな
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以上です。
いくつかのセミナー会社(企業研究会、金融財務研究会、日本ナレッジセンター、金融ファクシミリ、情報機構)からご案内いただけるよう打診中です!