いざさらば死に稽古せん花の雨
小林一茶
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いいね、死に稽古。死に支度、を詠んだ歌も一茶にある。
生きることは死に稽古。死に支度。
いつでも死ねるように、一瞬一瞬、誠実に生きねば。
汝の道を歩め、そして人々をして語るに任せよ
かがやけるひとすぢの途遙けくてかうかうと風は吹きゆきにけり
行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張
みずのたたえのふかければ
おもてにさわぐなみもなし
ひともなげきのふかければ
いよよ、おもてぞしずかなる
波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を。水のふかさを。
君看よ 双眸の色語らざれば愁いなきに似たり
見る人の 心々に まかせおきて
高根にすめる 秋の夜の月
見る人の 心々に 任せおき
高嶺に澄める 秋の夜の月
白鶴高く飛びて群れを追わず