川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

目黒川の桜が満開

2024年04月06日 | 唄・詩・都々逸
金夜は、渋谷で空手指導。

その後、目黒川を突っ切って帰宅するのですが、昨晩は、満開の桜の花見客でごった返してました。

春、です。

今年49歳で迎える春は、嬉しくもあり、哀しくもあった。

季節が一つ過ぎることへ、哀愁を感じてしまった。

齢50になること。歳をとることって、そういうことなんだと知った。

ーーーーーー

門松は冥土の旅の一里塚

という一休の川柳がある。

春の花これも冥土の一里塚
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Def Leppard - Hysteria (Long Version)

2024年03月16日 | 唄・詩・都々逸
ジョジョの奇妙な冒険を描いた荒木飛呂彦が生涯ベスト5に入れるデフ・レパードの、Hysteriaってアルバム。

私も好き。同名の代表曲。

Def Leppard - Hysteria (Long Version)
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分け入っても分け入っても青い山 種田山頭火 をもじると、、

2024年03月15日 | 唄・詩・都々逸
分け入っても分け入っても青い山 

有名な俳句。種田山頭火。

うちの次男が、本ばかり読む本の虫でして、母親に怒られても怒られても本を読んでいる。

だから:

怒られても怒られても本を読む

本当に怒られても怒られても本を読み続けるので、たまに母親がキレ気味になることがある。

キレられてもキレられても本を読む

ーーーーーー

長女は、甘いものばっかり食べてぽっちゃりしている。

太っても太っても甘いもの

他にいいパロディないかな、、って思ってググったら、

訳言っても訳言っても怖い妻

ですって。これはうまい。

「分派」とは言えないものを「分派」と言ったりして家庭連合を印象批判し続け、総スカンを喰らっている紀藤正樹先生は、さしずめ

ディスられてもディスられてもプロパガンダ

かな(笑)

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見る人の心ごころにまかせおきて 高根に澄める秋の夜の月

2024年02月26日 | 唄・詩・都々逸
見る人の心ごころにまかせおきて 高根に澄める秋の夜の月

新渡戸稲造の愛吟歌。

世の中の人はなんとも言わば言へ 我がなすことは我のみぞ知る

と同じ意味です。

現世の名利や批判を恐れずに行動しましょう!




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伊達政宗 馬上少年過ぐ

2024年02月11日 | 唄・詩・都々逸
アラフィフになると、まわりで体調を崩す人も多い。
健康であることのありがたみを感じる。生のありがたみを感じる。

若い頃はまったく刺さらなかった、伊達政宗の「馬上少年過ぐ」が刺さるようになる、、、

馬上少年過  馬上 少年過ぐ
世平白髪多  世平らにして 白髪多し
残躯天所赦  残躯 天の赦す所
不楽復如何  楽しまずんば 復た如何せん

残躯、天の赦すところ。

天から赦されている間に、きっちりやることをやらないと、、、

鍵山秀三郎さんの本からヒントを受けて。

 
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ネルソン・マンデラの詩

2024年02月06日 | 唄・詩・都々逸
南アの英雄で、ノーベル平和賞受賞者のネルソン・マンデラの「インビクタス」って詩に、こういう一説がある。

I am the master of my fate; 
I am the captain of my soul. 

オレは運命の支配者だ。
オレが魂のキャプテンだ。

27年間も、独房に幽閉されていたマンデラが言うからこそ説得力がある。

他責するな。

愚痴を言うな。

被害者ぶるな。

「刺激と反応の間のスペース」を自由に使いこなせ。

ーーーーーー

インビクタスって映画もありました。


以下の本から。

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みずのたたへのふかければ 

2024年02月04日 | 唄・詩・都々逸
みずのたたへのふかければ 
 おもてにさわぐなみもなし

ひともなげきのふかければ
 おもてぞいよいよしずかなる

高橋元吉

____________

この詩が高村光太郎賞を獲ったらしい。

いい詩ですね。



 
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覚えたい漢詩 頼山陽 「述懐」

2024年01月27日 | 唄・詩・都々逸
頼山陽13歳の時の、天才的な漢詩。

当時の13歳って、数えのはずだから、今の11歳とか12歳、、

小6ですよ、小6、、、

どんだけ早熟なんだ。

解説はこちら

私も負けてられん。まずはこれを覚えることから。
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生きているうち鬼といわれても

2024年01月16日 | 唄・詩・都々逸
「生きているうち鬼といわれても死んで仏となりて返さん」

電力の鬼・松永安左エ門。

当今の毀誉は懼るるに足らず、の気概ですね。




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都々逸 - 恋に焦がれて 鳴く蝉よりも

2024年01月10日 | 唄・詩・都々逸
都々逸が好きだ。

艶っぽいところと、その七五調(7-7-7-5)のリズムが。

都々逸の白眉は、やっぱり

恋に焦がれて 鳴く蝉よりも
 鳴かぬ蛍が身を焦がす

だろう。

YouTubeで見つけたのでシェアします(今はなんでもこうしてYouTubeで見つけることができるのは便利ですね)。

この三味線のメロディを好きになるまでは至っていませんが、、、

都々逸 - 恋に焦がれて 鳴く蝉よりも - 三味線 - shamisen
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詩を書くとは

2024年01月05日 | 唄・詩・都々逸
詩を書くとは、鬱積したエネルギーの放出。

やむを得ない心的衝動。

と、高村光太郎は言う。

ーーーーーー

小中高で学ぶ詩は、なんだか、型にハマったような、鋳型に嵌めるような、しゃちこばった感じ。

違う。

書かずにいられない。

詠まずにいられない。

鬱積した電磁的エネルギーを放出しないと、気が狂っちまう。

やむにやまれぬ大和魂を言葉にしないと、自分が自分でなくなっちまう。

それが詩。

「詩」という言葉や形式にとらわれなくていい。

言葉にならない言葉を紡ぎ出そうとする。

その営みが、詩と呼ばれる。



はばかりながら、このブログも、詩という形式を取ってはいないけど、似たようなところがある。

私の鬱積したエネルギーの放出ですね。

やむを得ない心的衝動から書いています。

ーーーーーー

しかし若松英輔さんはいいことを書く。

若松さんは、書くこと全てが本になる。

若松さんの書く1行1行全てが、出版される価値を持つ。

今、これくらい、その紡ぎ出す言葉に出版的価値がある人ってのは、若松さんと内田樹さんくらいではないか。

池上さんとか佐藤優さんとかもそうかな。かくありたし。
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水やりしてますか

2024年01月04日 | 唄・詩・都々逸
親戚に、「水やり」してますか。

年始に、ご親族に会われた方も多かろう。

久しぶりに会って、ギスギスしてしまったのか、ご無沙汰していたけど、いい関係だったのか、、

親族に、「水やり」をしていたかが問われる。

茨木のり子が詠っている。



自分の感受性くらい



ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ



茨木のり子
詩集「自分の感受性くらい」(1977刊)所収


 
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我が父は頭ツルツルハゲ頭

2023年12月09日 | 唄・詩・都々逸
我が父は頭ツルツルハゲ頭
   いずれ我が身の嘆きなりけり

愚父が、40年前、禿頭といえるほどでもない、バーコード風(中曽根首相風)の髪型をしていた。

私が小学生のころ、家族で百人一首をするとき、中山家オリジナルの、もう一首を作って、百「一」人一首にしていた。

その歌がこれ。

我が父は頭ツルツルハゲ頭
   いずれ我が身の嘆きなりけり

私と兄貴が、長じて、父親譲りの禿頭になるかと思ったら、全くなっていない。

母型の血を引いて、お互いアラフィフでフサフサを保持しており、まだ愚父の嘆きはともにしていない。
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「サヨナラ」ダケガ人生ダ

2023年11月16日 | 唄・詩・都々逸
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
花ニ嵐ノタトエモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

井伏鱒二は盗作でも有名ですが、どうでもいい。

この詩を残しただけで不朽ですね。

ーーーーーー

以下の、碁打ち・藤沢秀行が愛吟した漢詩みたいだ。

 興志一来
 可狂起耳
 侠情一往
 可乱酔耳

興志一たび来たらば,
狂起すべきのみ
侠情一たび往かば,
乱酔すべきのみ



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ジョン・シコシ ここに眠る

2023年11月08日 | 唄・詩・都々逸
横浜の外人墓地にある、墓石に彫られた碑銘。

ああ我亡きあと 此の稀なる人を
かくも切なく偲ぶ者のあらんや

なんとも愛惜溢れる墓石、、、

「世界墓石ランキング」ってのがあれば、ダントツで1位にくるのでは。




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