goo blog サービス終了のお知らせ 

川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

るん という名前

2025年05月06日 | 
先日亡くなった徳岡孝夫の本を読んでいたら、「娘が欲しかった、娘に『るん』という名前をつけたかった」と書いていた。

鷗外の『じいさんばあさん』のヒロインの婆さんの名前が「るん」だから。

 
漱石『坊っちゃん』の清みたいな、きれいな人格の「るん」。

____________

聞き覚えがあるなと思ったら、やっぱり、、、

内田樹の愛娘で、内田が男手1人で育てた娘の名前も、「るん」。

 こちら(顔写真付き)

内田樹も、鴎外『じいさんばあさん』に惹かれて、娘の名前を名づけた。

____________

当代一の名文家の徳岡孝夫と、当代一の批評家の内田樹が、ともに、娘の名前にした(かった)「るん」。

鷗外『じいさんばあさん』の訴求力、、、

私も、もう一人娘が生まれたら(もう無理か!)、名前を「るん」にしようと決めた。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トットちゃんはギネス認定

2025年05月04日 | 
以下はChatGPT

『窓ぎわのトットちゃん』の発行部数と記録

    •    全世界累計発行部数:2,511万3,862部(2023年9月末時点)

    •    ギネス世界記録:「最も多く発行された単一著者による自叙伝」として認定された。

 ・ 中国で「小豆豆(シャオドウドウ)」の愛称で親しまれ、累計発行部数は1,700万部を超えた。

____________

2500万部ってすごいですね、、 印税すごそう、、、

私も負けてられん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超オススメ本『14歳からの自己啓発』

2025年04月29日 | 
超オススメ本『14歳からの自己啓発』

✓ 教授が書いただけにレベル高い
✓ これ1冊読めばもう自己啓発本不要
✓ 14歳と言わず50歳の私にも学び多し
✓ 世界の思想史と宗教史が一冊にまとまった感
✓ 私は100-300冊に1冊しか人に勧めませんが、本書はその稀有な一冊

 
私は多くの本を数時間とか1日で読みますが、本書は3日間くらいかけて、じっくり読みました。

それくらいのてんこ盛りのコンテンツ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『神との対話』

2025年04月29日 | 
コロナ禍で、尊敬する知人が勧めていた。

買って読んだけど、刺さらなかった。

神が偏在して、人間も神の一部みたいな考えをする?

これを尾崎俊介さんがACIM(A Course in Miracle)系自己啓発本と分類している。


 
いつか思い出すときのための備忘として。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オススメ本『自己啓発の必読ランキング60』と『14歳からの自己啓発』

2025年04月25日 | 
私は自己啓発本をよく読む。

そんな「現金な」自分を卑下するようなところもありましたが、そんな卑下することもないんだなと思わせてくれる。

スウェーデンボルグ→エマソンのニューソートの流れとか、さすが大学教授、普通のビジネス本著者には書けない学究的な考察が嬉しい。

 

似たトーンの尾崎さんの『14歳からの自己啓発』もすごくいい。ほとんど同じ内容です。


 
思い起こせば、私が「自己啓発」という言葉を教わったのは、中3のときに、父から。

中3の夏に野球が終わり、プラプラしているようなときに「それじゃダメだ、自己啓発しなきゃいかん」って言われた。15歳のときだ。

14歳にも「自己啓発」という言葉は染み透るのかもですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日仕入れた本

2025年04月22日 | 
ふらっと寄った本屋でパラパラと見たら、肩の力の抜けた文体が良かった。

無名の方ですが、かなり博学。

明日からのアメリカ出張でどれだけ読めるかな!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『経営は無理をせよ、無茶をするな』 伊丹敬之

2025年04月12日 | 
 
いい。

無理はせよ、無茶するな、ってのが。

このバランスを取るためには、

 無茶しない程度に無理をする

のではなく、

 たまに無茶してしまう程度に無理をする

のがいいってのも。

____________

この「無茶しない程度の無理」ってのは、

  1. Comfort ゾーン
  2. Strech ゾーン
  3. Dangerゾーン
の区別と同じ。

1番のベストは、2Strechゾーンと、3Dangerゾーンの境目をウロウロすること。

決して「3Dangerゾーンに行かぬよう2Strechゾーンにいる」のではダメ。

「たまに3Dangerゾーンに行っちゃう」くらいがちょうどいい。

「無茶苦茶にならない程度の無茶をしてでも、無理をせよ」ってのが、私のボキャブラリーだとしっくりきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まず自分の心をコントロールせよ

2025年04月02日 | 
堀内勉さんも勧める、自己啓発本の解説本。

いい。

ナポレオン・ヒル『成功哲学』から学ぶこと。

自分の心をコントロールせよ。

自分の心すらコントロールできないなら、何事をもコントロールすることはできない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『仮面の奇人 三木清』

2025年03月29日 | 
戦前のカリスマ哲学者、三木清。

いまだに彼の『人生論ノート』は売れている。



たしかアドラー心理学の岸見一郎さんがイチオシ。



そんなカリスマ三木清も、若いところは俗っぽいところがあったそうな。

人間的なエピソードに親近感。

私もまだまだ脈がありそうだ。

ーーーーーー

三木清は、これだけを知っておけばいいのでは。

人間は、軽蔑されたと感じるときに最もよく怒る。
だから自信のある者は決して怒らない。

決して怒らない人格を30年くらい目指しています。

しばしば怒っちゃうけど、、

修行が足りません!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中村天風コーナー

2025年03月29日 | 
二子玉の紀伊國屋@高島屋の、一番いいところに、中村天風コーナー。

おそらく大谷翔平の影響。

私も大学生の時に読んで、

 怒らず、恐れず、悲しまず、

あたりを暗唱していました。

本物は色褪せない。

人間は死んでからが勝負。

天爵を求めん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小池明男さんも知行合一

2025年03月29日 | 
私の本を引用してくれた小池明男さんも、いい企業文化を創るためには、結局、知行合一という原点に立ち戻ることだ、という。

いいね。

陽明学徒の私は、照れ臭さからあまり知行合一とは言ってこなかったけど、これからは遠慮なく知行合一ということにしようかな。

知行合一を公言する人に悪い人はいない。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラッカーの隣に引用されました

2025年03月29日 | 
小池明男という東電出身で、カルチャー変革エヴァンジェリストをしている方の最新刊で、私の『インテグリティ』を引用していただきました。





ドラッカーの隣に。

ドラッカーに負けずに頑張る。

ちなみにドラッカーもインテグリティ大好きでした。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福沢諭吉の『丁丑公論』

2025年03月23日 | 
福沢諭吉の『丁丑公論』は、丁丑すなわち明治10(1877)年に、西南戦争に斃れた西郷隆盛を弁護したもの。

発表は24年後の明治34(1901)年。

福沢諭吉はこれを発表する気はなく忘れていたらしいが、結果的には、24年間、隠して、世論が落ち着いたころに発表した。世論に配慮して、西郷が攻撃されているときには発表しなかった。

硬骨の士の福沢諭吉でも、「世間に配慮して24年間待った」例として記録される。時流を見るに巧みだった福沢の世渡りの上手さを示す論考。

~~~以下ウィキを引用~~~

政府が西郷の官位を剥奪した途端、新聞が一斉に非難を始めたことに対して、

新聞記者は政府の飼犬に似たり

と述べて、新聞の論調が誹謗中傷の一色になったことと、それに迎合する世論に対して反論する。

そして、本文において、

「そもそも西郷は生涯に政府の顛覆を企てたること二度にして、初には成りて後には敗したる者なり」

すなわち

「西郷は生涯に政府の転覆を2度企てて、最初の明治維新は成功し、2度目の西南戦争では失敗した者である」として、西郷を明治維新の功労者であって忠臣として賞賛し、同時に西南戦争の首謀者であって逆賊として非難することは、ダブルスタンダードであるとする

~~~引用終わり~~~

今の新聞世論にも参考になる。ダブルスタンダードはいけませんね。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『変化を嫌う人を動かす』

2025年03月23日 | 
 
昨日の伊藤塾同窓会まこと会で、元フジアナの菊間千乃弁護士がお勧めしていた本。

ポチった。

____________

あと、彼女が仰っていた中で、

真剣にやるけど深刻にならない

っての、いいなと思いました。

いつも心にユーモアを。

一打ち合わせ一笑い

をモットーにされているみたいな感じでした。

ボスの松尾翼(たすく)さん(ポール・マッカトニーとかの弁護をした国際弁護士)をとても尊敬されているようでした。松尾先生は去年あたりに94歳でお亡くなりになったようです。

松尾先生の素晴らしさについては別稿で。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『三原脩の昭和35年』は『スラムダンク』である

2025年03月23日 | 
『三原脩の昭和35年』は『スラムダンク』である

私の長男の1番の愛読書が、『三原脩の昭和35年』。付箋をたくさん、、

三原脩監督のもとで、大洋ホエールズが最下位から優勝し、翌年最下位になった。その儚い栄光の昭和35(1960)年を書いたもの。そこから38年、1998年まで大洋ホエールズ(横浜ベイスターズ)は優勝から遠ざかった。

湘南生まれ横浜育ちの私は横浜ファンであり、小学生時代には大洋ホエールズ友の会に入っていた。遠藤やユタカの活躍に胸を熱くした。

そんな私がベイの前身大洋について興味を持つのは当然のこと。でも私の息子たち(いずれもベイファン)まで、昭和35年に興味を持つのは、なぞ。

自分が生まれる50年前の話を、、、(私でいえば昭和を通り越して大正14年に興味を持つみたいな感じ)。

その長男の愛読書『三原脩の昭和35年』を、次男小6も読み出した。

なぜだ。

なぜそんなレトロな本が、令和の息子たちに訴求力があるのか。。

分かった。

スラムダンクだ。

三原脩の昭和35年は、スラムダンクに似ている。

  1. 弱小チームが勝利する
  2. 個性を輝かして
  3. 監督も個性的(放任主義的)
  4. 接戦を制して(昭和35年日本シリーズはいずれも1点差勝利)
  5. その輝きは儚い(大洋は翌年最下位、湘北も山王に勝利後惨敗)
って5点において、三原脩の昭和35年とスラムダンクは似ている。

だから、スラムダンクを好きな方は(たくさんいますね)、この『三原脩の昭和35年』はきっと気に入っていただけるはずである。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする