川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

社会党の全盛期はいつか

2024年06月13日 | 政治
社会党の議席が1番多かったのはいつ頃かな、、、って思って調べたら、以下の通り、昭和33−34年(1958−1959)年でした。

◆ 衆議院
 昭和33(1958)年 166議席

◆ 参議院
 昭和34(1959)年 84議席

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浅沼稲次郎の全盛期ですね。彼の暗殺は昭和35(1960)年でした。

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念書やビデオ作成自体が、違法性を基礎づける⁉️

2024年06月13日 | 法律・海外法務
岸田首相は、2022年秋ころ、国会で、家庭連合問題について追及され、「返金を求めないという念書を信者が作成したり、宗教団体がビデオ撮影をしたりすれば、それで違法性が基礎づけられる」という、トンデモ答弁をしてしまいました。

ビデオ作成はともかく、念書作成なんて、弁護士が日常的にやっていること、、、 弁護士的には「血迷った」としか言えない答弁でした。

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この、岸田主張の血迷った答弁が元になって、被害者救済法のガイドラインで、岸田主張の答弁のまま、

 念書作成やビデオ作成が違法性を基礎づける

なんてガイドラインが作られちゃいました。消費者庁で。


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今回の、86歳老婆念書・軟禁事件@最高裁にも、この岸田首相答弁はある程度影響しているので、備忘のために記しておきます。
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仲裁者の資格

2024年06月13日 | 言葉
内田樹らしい表現。

落語で出てくる、長屋の大家の仲裁とかの文脈で。

引き受ける必要のない仲裁を、お節介で引き受ける、大家さんみたいな?人がいる。

必要がないのに、骨を折って尽力してくれる。

そこに「借り」ができる。恩義を感じる。悪いな、って思う。

そういうリスクをとっている人に対して、その人の顔を立てようかって思う。

だから、リスクを取る人に、その仲裁に、説得力が生じる。

日頃から水撒き、水やりをしている人の言動に、説得力が生まれる。

ってことを、内田樹が、「そういう<良いおせっかい>をしている人のみに仲裁者の資格が与えられる」という、内田樹っぽい表現で表している。

こういう文脈で「資格」なんて固い言葉を使うのも、内田樹が、若い頃にフランス語の翻訳で身を立てていた程の、外国語の使い手だからでしょう。

「⚪︎⚪︎しか△△できない」って言えばいいところを、「⚪︎⚪︎のみに△△する資格が与えられる」というスパッと切ったような、ちょっとキザにカッコつけた言い方をする。

英語とかにあるような表現ですね。

内田の文章に格調を与えているのは、内田の外国語能力からきている。



この「内田スタイル」は、私も無意識的に真似しているところがあると思う。昔、さんざん、内田センセイの本は読みましたから、、

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1976年 家庭連合 ワシントンモニュメント大会

2024年06月13日 | 宗教
48年前の1976年の、このワシントン大会では、家庭連合の大会に、20万人以上が集まったらしい。ググると30万人とも。

1976年だと、まだ、共産主義との戦いが危機感を持って語られる時代でした。

ちなみに、日本のあさま山荘事件が1972年、三菱重工ビル爆破が1974年。

 

なお、日本の家庭連合は来月で60年。

多くの人を短期間騙すことはできる。
少ない人を長期間騙すことはできる。
でも、多くの人を長期間騙すことはできない。

家庭連合は、それなりの規模で、それなりの期間、続いている。

本当に解散に値するほど「反社」なのか、研究に値する。
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1976年 ヤンキースタジアム 家庭連合大会

2024年06月13日 | 宗教
フランスの方にいただいた画像、備忘のため。



当時はヤンキースタジアムがいっぱいになっていますが、今、アメリカでアクティブな家庭連合信者は、まあ数え方にもよりますが、5000人くらい? との情報も。

ま、何をもって「アクティブ」と考えるかにもよりますが、、
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家庭連合86歳老婆の「念書」最高裁事件  ー念書というより「軟禁」事件

2024年06月13日 | 法律・海外法務
先日、最高裁で弁論があって、来月に判決が出る、86歳老婆の「念書が有効か」事件。

20年近くかけて、次女・三女とともに入信し、1億円以上を寄付した86歳の高齢女性がいた。長野県に。

長女がそれを知り、「お母さん、カルトに騙されてるのよ!」って信仰に茶々を入れてきた。

その長女から信仰を守るため、老婆は周りに相談し、

「真摯に信仰した結果として献金しました。裁判で返金を求めるようなことはしません」

と念書を書き、公証役場で認証してもらった。

その後、長女はこりゃヤバいと思って霊感弁連の山口広弁護士に相談し、老母を和歌山に拉致して親戚宅に監禁。携帯を取り上げたりして隔離。

86歳にして、長野から和歌山に拉致され、携帯を取り上げられ、親戚宅に軟禁された老婆の気持ちが、皆さんにも分かりますか、、、 その深い悲哀たるや、、

老母に連絡が取れない三女が家庭裁判所に家族関係調停を申し立てても、長女は調停を拒否。調停は不調ですぐ終了。

長女は老母を我がものにすべく、老母の認知症診断を得て、自分が後見人になるべく、任意後見を申し立て。

この後見人が認定されると、今度は長女は老母を長野県の老人福祉施設に移して、さらに隔離(監禁に近い)を強化。

なんとかして隔離場所の老人福祉施設を訪れた三女は、老母から「おっかない長女に脅されている、、、助けて、、、」とSOS。

しかし、長女は、後見人として老母を代理して、家庭連合に対して「金返せ」請求訴訟を提訴。

しかも、「献金が返ってきたら全部アタシ(長女)のもの」って遺言を書かせる、、、

地裁の一審では、老母を法廷に出さず、長女は敗訴。控訴してまた敗訴。その途中で老母は死去。

ーーーーーー

このように、隔離・認知症診断「前」に書いた「返金を求めない」という念書の効力が争われ、隔離・認知症診断「後」に無理やり提訴させられた「金返せ」訴訟が認められそうになっている。

老母を隔離・監禁し、老母を泣かせた長女が、独り1億数千万円を手にしてほくそ笑むのか。

これが「86歳老婆念書事件」のあらましです。

こうやって整理すると、「念書の合意の有効性」ではなく、むしろ、老母軟禁事件です。昭和の南京事件に匹敵する、とまでは言えませんが、令和の軟禁事件。






最高裁がどんな判断を下すか。日本に、良心が残っているか。

祈るばかりです。 

 ※ 詳細な分析は以下に書きました↓
家庭連合 老婆の「念書」最高裁事件(訂正版) - 川塵録

家庭連合 老婆の「念書」最高裁事件(訂正版) - 川塵録

最高裁で、家庭連合信者(事件当時、86歳を超える老婆)が作成した「念書(公正役場での認証)」の効力が問題になっている。「1億円以上献金したのは私の本意です。家庭連合...

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