川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

武道とは

2024年06月21日 | 空手
武道とは。

ヨガで呼吸を教わった。

踵から地面・大地に向けて深く息を吐く。

根を下ろすように。

そうすると、下腹部に力が入り、反り腰にならなくなる。

そうすると、下半身と上半身が無駄なく連動する。

そうすると、どうなるか。

自分の身体が、「天地間の、氣の通り道」になる。

そういう感触になる。

空手も、合気道も。武道は、おそらく、「自分の身体を天地のの通り道にする」ことが目的なのではないか。

筋肉隆々になるのではなく。自分の力で相手を倒すのではなく。

天地の力、相手の力、自然の力を利用して、相手をいなすイメージ。

武道の目的は、「自分の身体を、天地のの通り道にする」。

今朝、ジムで呼吸法を鍛錬しながら、そう閃いた。こう言語化できた。

おそらく間違ってはいまい。
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偉くなっても、偉くなるな。

2024年06月21日 | リーダーシップ・コミュニケーション
偉くなっても、偉くなるな。
偉くなっても、偉ぶるな。

いつか子供たちに教えようと思っている。

私の知人にも、政治家になる前はとても礼儀正しかったのに、政治家になったとには尊大というかぞんざいになった方がいらっしゃる。

偉くなっても、偉ぶるな。
偉くなっても、偉くなるな。

拳拳服膺したい。




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道場の外が本番

2024年06月21日 | 空手
合気道を修める武道家の内田樹が言う。

道場は楽屋である。道場を一歩外に出たところが本場である。そこが勝負の場である。

しかり。

武道というのは、肉体的に強くなるだけが目的ではないはずだ。

精神的にも強くなる。

忍耐。協調。勇気。礼節。清廉。

そんな美徳を学ぶ場所が、道場。

すべては、人生という本番に備えるための、楽屋であり、準備場所。

いい心がけ。さすが内田樹さん。

私が四半世紀も信奉している新極真空手でも、道場訓の最後が、

生涯の修行を空手の道に通じ
極真の道を全うすること

となっている。私が1番好きな道場訓の一節。




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福田赳夫の潔さ

2024年06月21日 | 政治
1978年の自民党総裁戦。

総裁の座を譲るという密約を反故にして、現職の福田赳夫が大平正芳と対戦。

負けた福田赳夫が、記者会見で矢のような質問を受け、一言、

敗軍の将、兵を語らず、以上!

とだけ言った。

それを聞いた田村重信氏(先日の岸田1000シンポジウムにご出席いただいた政治評論家)は




潔さと清廉さを満天下に示すことができ、かつ、天下国家のために汗を流すことができる仕事

としての政治に、惚れた。

今はそんな政治家がいるのだろうか。




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