V.E.フランクルの「態度価値」。
どんな状況でも、いやむしろ悲惨な状況であるからこそ、人が示す「態度」そのものに、価値がある。
- 自暴自棄になってもやむを得ないような状況。
- 人生を悲観せざるを得ないような状況。
- 天を怨むしかないような状況。
そんな状況で、「えっ、そんな聖人君子みたいな態度が取れんのか」と思わせるような、高潔で、美しい態度を取る。
フランクルの挙げる例は、死の数時間前に、自分に注射を打つ医師のことを考える患者。
____________
このフランクルの態度価値は、ヨブ記38:3の You shall answer me (あなたが答えよ) に由来するはず。
どんな境遇でも、我々は問われている。
天から問われている。神から問われている。
そちはどんな態度を示すのか
ということを。天から見られている。神から見られている。
今日、絶対に墓場まで持っていくような、一生に一度の、悪態つきたくなるような経験に遭った。
でも、私は、こんなときこそYou shall answer me だな、どれだけ美しい態度を示せるか、見せてやろうと思って、踏ん張ってきました。
我々は常に問われている。
いつ何時も、You shall answer me と、問われている。
どんな態度を示すかを。
どれだけ美しい態度を示せるかを。
どれだけ美しくあれるかを。
- その姿勢でいいのか。
- その目線でいいのか。
- その声色でいいのか。
- その表情でいいのか。
- その言動でいいのか。
- その笑顔でいいのか。
すべて、いつも、問われている。
今日の私の態度も、You shall answer meを知らなければ、できなかったかも。
それくらい、私の中では、You shall answer meは、大きい。この言葉に出会えてよかった。
聖句の中で一番好きな言葉に育ちつつある。