日本では、いやおそらく世界でも、管理職は疲弊している。
上からは、やれ、数字上げろ、とのプレッシャー。
それを下に命ずると「パワハラだ」と言われ、、、
仕方がないから自分でやる。
弁護士のみならず、検事・裁判官もそう。
そう、特捜部の友人弁護士が言っていた。
刑事事件だって、若手の左陪席が働かないから、部長(ボス)が判決書いている、、、
これじゃあ裁判官の教育上良くないですよ、日本の司法のレベルが下がりますよ、とその特捜部の検事。
そんな「管理職の疲弊」は、どの業界でもある。
でも、一番疲弊しているのは、官僚。
なぜか。
代わりがいないから。
退職されると、代わりに転職してくれる人がいない、、、 検事裁判官だと司法試験通っていなければなれない。キャリア官僚だと、国家公務員試験に受かっていないとダメ、、、
だから、官僚組織では、管理職は、部下が辞めないことに「戦々恐々」としている。
代わりがいない。
これがポイント。これを、先日会食した大手の弁護士が「ラテラルがいない」って表現していました。
「ラテラル」(横の、側面の、水平の)をそういう文脈(Alternativeって意味)で使うのね。この用法はググっても出てきません。
だれかが言っていた。
除草剤を撒くのと雑草抜きは違う。
自分の主張を強くするために本を読んだりして、適宜、公開する。
これは除草剤頒布戦略。
Twitterで匿名人を論破せんとする。
それは雑草抜き戦略。
ふむ。
言い得て妙。私は除草剤戦略に集中します。
鈴木みらいという26歳までバリバリ家庭連合信者だった人のご主張。
同調圧力で献金してしまったら、
返金請求できる世の中になって欲しい
ふむ。
同調圧力にはいい同調圧力もあって、それがあるから人は勉強し、努力し、いい学歴を目指し、結婚をして、子供を産んだりする。
人が献金するのにはいくつも理由がある。
打算。
見栄。
同調圧力。
神への貢献。
敬虔な信仰。
老後に財産を残したくないというポリシー。
子供に資産を与えることで子供をダメにしたくないという親心。
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「理由が一つしかない」と考えるのは、短絡的な「春秋な筆法」といいます。
人間の成長は、春秋の筆法をしなくなることです。
鈴木みらいさんの成長を祈念します。
僕は、心の弱さを隠さない人を信頼する
太宰治
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心の弱さを隠す人は信頼されない。
鈴木エイトさんとか紀藤正樹さんとかかなぁ。
彼らの言動から彼らの心の弱さは垣間見れない。
鈴木みらいさんもそうだね、私の知る限りは、、、
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今の時代のリーダーシップは、Authentic leadership 。自分らしくあること。
今の時代のリーダーシップのキーワードは、Vulnerability 自分の弱さを曝け出すこと。
太宰は、時代の先を行っていた。
真山さんのこの本、タイトルは軽いですが、さすが真山さん、内容はドシっと思いです。
私は真山さんを信頼しているんですが、彼の人格が行間に滲み出ている。
知の巨人・立花隆は、晩年、霊魂・神秘の世界へ出入りしていた。その方面のことをたくさん書いていた。
そのへんを掘り下げる本。
まだ読んでいませんが、どんな「言葉」との邂逅があるか、楽しみ。
IPBA(環太平洋法曹協会)って国際弁護士団体の、シンガポールの友人から紹介された、アメリカのSpace Xの方がいらっしゃる。
先日Web会議して、今日は、東京のORIGAMIでカフェ。
以下のような話をしました。
- 日本の宇宙飛行士は、飛ぶまでは騒がれるが、飛んで帰ってきた後の発言が、報道されない。
- 宇宙に行くことは「目的」であってはいけない。人類の課題解決の「手段」であるべきだ。
- 人類の課題解決という壮大な、Moonshot的な、Missionary的な、究極の目的を持ち、それを語れる人(Vocalな人)が、宇宙飛行士になるべきだ
- 宇宙に行って、何を感じたか。宇宙に行く前と行った後で何が変わったか。それをしっかり語ってもらう。
- このように、「宇宙に行くことが壮大な目的達成のための手段である」ってことを広めるのがいいのでは
ってことを私からSpace Xの方に提案してきました。
やっぱり立花隆『宇宙からの帰還』が私の宇宙観に与えた影響は大きい。
実際にSpace Xの方と会って宇宙談義をしたら、私も宇宙に行きたくなってきました。
10年後の60歳までに、お金を貯めて、宇宙に行こうかな。棒ほど願って、針ほど叶う。
先日書いた「ひっかかり」を感じる「感性」 こちら について深堀りしました。
トヨタ等の日本企業が陥っている「カビ」型の不正。みんな、まわりが、ずっとやってきた。それを疑わずに、正しいと信じちゃってきた、、、
ほんとうは、「ひっかかり」つまり違和感を感じなきゃいけないのに、その感性が鈍麻しちゃっている。
じゃあ、そもそも、どうやって「ひっかかり」を感じる感性を養うか。
…
「非日常」がKeywordだと思いました。
1 非日常的な場所に行く
…社員旅行等
2 非日常的な時間を過ごす
…グーグルや3Mの20%ルール
3 非日常的な人に会う
…異業種との交流
4 非日常的な情報に触れる
…文化・文物、本、演劇、絵画、映画、メディア
他に「非日常的な★★」ってありますかね、、、
この感性を養うために、Chief 感性(Sensibility)Officer が居たらいいですね。CSO。
CSOを設置している企業はないように思いますが、似たような取り組みをやっている企業をご存知であれば、教えて下さいませ!