川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

花を咲かせよ

2024年06月27日 | 旅行記
沖永良部の、景勝地ウジジ浜に行こうと、黎明にホテルを出た。














ショートカットしようとしたら、、道に迷って、ジャングルみたいな蜜林の中を歩いたりした。

人気のない、本当に今後10年、誰も足を踏み入れないような岩場に来て、ふと足元を見ると、花が咲いてるのに気づいた。



なんて花ですかねこれ。






周りを見渡すと、たくさん咲いている。
















私が来なければ、私が道に迷わなければ、決して、人目に触れることのない、花。

誰かに見られることをつゆ思わなかった、花。

人知れず咲き、人知れず散る運命だった花。

何のために咲いているのか分かんない花。

誰の役にも立たなくても、自分の役目を果たしている花。

天に造物主がいるのであれば、何かの役割を与えられた花。

思った。

家庭連合さんじゃないか。

非難され、蔑まれ、いじめられ、差別され、人格を否定され、、、

それでも独り、誰に認められなくても、誇り高く生きている。

ルターは言った。

たとえ明日、世界が終わるとしても、私はりんごの木を植える

大平正芳も言った。

枯れると分かっていても、毎朝、朝顔に水をやる。

意味なくても、生きる。

意味があるからやるのではない。

意味は自分が決める。世間が決めるのではない。

成敗を離れる、というのが、日本人の誇るべき精神性の高さ。

世俗的な成敗に一喜一憂しない。

法人が解散しようがしまいが、真摯に生き続ける。

もちろん、解散しないように踏ん張るんですが。

花を咲かせましょう。

皆さんの心に、気高く、美しい、花を咲かせましょう。

この沖永良部の、誰にも見つけられない、誰にも認められない、美しき花のように。


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