なんとなくボヤっと感じていたことを、フランスに行く機内で、改めて言語化してみた。
紀藤正樹弁護士は、時代錯誤の、チョンマゲ男だな、と。
欧米では「マインド・コントロール」は、「エセ科学」(pseudo-science)として、学会とか裁判所で完全に否定されている。
アメリカでは1990年、欧州人権裁判所では2010年に、マインド・コントロールの意義を認めない判決がすでに出ている。
マインド・コントロールの定義は曖昧だし、法廷で使えるような理論ではないよ、と。
それを知ってか知らずか(知らないなら不勉強すぎ、知っているなら悪意溢れる)、紀藤正樹弁護士は、その著書で、
家庭連合はマインド・コントロール一本
って罵る。
日本でも、マインドコントロールを認めた裁判は一つもない(紀藤正樹弁護士らの主張はことごとく裁判所に否定された)のに、、、
嘘だと思ったら、島薗進とか櫻井義秀とかの、「紀藤派」の学者にストレートに聞いてください。
マインドコントロールってのがあるんですか。
世界の学者や裁判はどう言っているんですか。
日本の裁判ではマインド・コントロールはどう扱われたんですか。
って。お二方とも、ゴニョゴニョとお茶を濁す発言しかできないはずである。
メディアさんは、特に大手メディアさんは、こういう取材こそをすべきですが、、、
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いずれにせよ、日本の裁判ではマインド・コントロールは認められていないのに、紀藤弁護士が特定宗教をマインドコントロール呼ばわりするのは、これは許されざる「宗教ヘイト」。宗教的ヘイトスピーチ。
欧米では完全に否定されているマインド・コントロールを(少なくとも1990年のアメリカの判決は紀藤弁護士は十分に知っている)、日本でタイムマシン的に、時代錯誤的に、使い続けている。
魚谷俊輔さんが著書で最近も反論しています。
この紀藤正樹弁護士の時代錯誤っぷりは、なんと形容すべきか、、、
まるで、令和の世の中に、チョンマゲを結って、両刀刺しで、闊歩しているオッサンみたい、、
欧米で完全否定されているマインド・コントロールを、日本でさも有効のようにプロパガンダで使い続ける紀藤弁護士は、チョンマゲ男というか、、、
マインド・コントロールは、チョンマゲ理論です。
もっといい形容があれば教えてください。