台風19号が首都圏を中心に襲って一夜が明けました。
関東にお住まいの皆さん、ご無事でしょうか?
今朝の私がまず、したコトは...
このblogを書くより先に、Facebookの災害支援ハブで、友達になっている方々の安否確認をするコト🎵でした。
現在、台風は東北地方から太平洋に抜けるところでしょうか?
こういう時、以前、被害に遭った所が何故か再び被害に遭うんですね。
昨夜、Facebookを開いていたら、千葉で地震...という情報を見て、本当にビックリしました。
まさに泣きっ面に蜂?
【遅いんじゃないの?】
残念ながら、今回の台風で何人かの犠牲者が出ました。
川崎では浸水したマンション1階から60代の男性の遺体が...
避難所へ避難しようとは思わなかったのでしょうか?
あるいは何らかの障害があって、避難が難しかったのでしょうか?
実際には何が原因かはわかりませんが、Facebookの投稿を見る限り、どうも自治体の対応が、西日本に比べて遅いのでは?
と思わずにはいられません。
私が一番感じたのは、あれだけ「地球史上最大の」台風が関東を直撃する❗
と言っているにも関わらず、皆さんの投稿を見る限りでは、避難勧告、避難指示が出たけど、避難所がまだ開設されていません...
コレには呆れ果てた(*_*)
遅い、明らかに遅い、遅すぎる...
そして何より、避難指示のタイミングが...遅い(T-T)
コレから夜になって、文字通り"秋の夜はつるべ落とし"というくらい、すぐに真っ暗になるというのに...果たして各自治体が避難を呼び掛けたのは、いつ頃だったのか?
詳しくはわからないが、Facebookの皆さんの投稿を見る限り、「こんな真っ暗になってから言われても...」と書いているくらいだから、明らかに夜になってから、だったようです。
ひょっとしたら、前述の川崎の男性も、暗くなって外へ出るのは危険だ❗と判断し、自宅にとどまったのかもしれません。
【分かりにくい避難勧告と避難指示】
こうして漢字にして眺めると、あらためて違いがわかるのですが...
非難韓国?
なんて最近の日韓関係を思わせるような呼び方は、やはり分かりにくい。
いつも、この呼び方、もう少し分かりやすくした方がイイ、そう思うのだけど(^_^)
ちなみにコレは、昨年7月の集中豪雨で国道の橋桁に届きそうなくらいに溢れた遠賀川の様子...
金曜日の午後7時前...
7月初めなので、午後7時でもまだ明るい。
この時点で、市長自ら防災無線で市民に避難を呼び掛けていた。
つまり、コレから夜を迎えて暗くなるから、明るい今のうちに避難所へ行きなさい。
避難所は、○○と○○、○○...と飯塚市内に開設された十数ヵ所の避難所を読み上げていました。
そして最後に「自分で自分の命を守る行動をして下さい」と結んでいた。
そう、どんなに避難を呼び掛けても...
中には避難をしない人もいる。何らかの理由で(^_^)
だから、最終的には自分の命は自分で...
とりあえず、市長として出来る限りのコトはやっているつもりだ、そういう意思が防災無線を通じて感じられた。
幸いにも、この日は真夜中にかけて最大干潮時刻を迎えると共に、それに合わせるかのごとく雨も止んで、市内への河川の氾濫はま逃れた。
が、今回の場合は、夜中に最大満潮時刻を迎えている❗
河川が氾濫するのは目に見えている。
だからこそ、対応が「遅い❗」と言っているのダ。
【人は経験からしか学ばない】
学びには色々ある。
本を読んで学ぶ、人から聞いて学ぶ...
でも、一番、身によく付くのは...
自らが体験するコト🎵
そういう意味では、亡くなられた方及びその親族の方々には大変申し訳ないが、今回の台風で、普段はそこまで警戒しなかった首都圏の方々も、⬅もちろん、自治体関係者も...
よーくわかったと思う。
今度、大きな台風が来た時は、バッチリだね?
しかし、本当に怖いのは...
地震等の突発的な災害だ。
台風なら事前に「来るぞ、来るぞ...手強いぞ」
と予告があるから、それなりに準備するのだけど...
それでもこんなに被害が出てしまったのは、おそらく台風の怖さを知らない東日本だから?
【台風のメッカ、沖縄では...】
平成21年の夏から26年の春まで、約4年半、那覇に住んでいた。
那覇駐屯地に初出勤の日から、いきなり台風の洗礼を受けた(^_^)
人は風速25メートルまでなら外を歩けるコトを知った(^_^)
歩く時は、腰を低い位置に落として、がに股で...エリマキトカゲのようにして歩く(^_^)
空き地や建物と建物の間を通る時が一番危ない。
突風で足元からすくわれそうになる。
ちょうど波打ち際を歩いて引きの強い波に足元からすくわれるように。
ドアを開ける時は要注意❗
勢いよく開けると、そのままカラダごと持っていかれるし、閉める時も両手を添えて、そっと閉めないと...バタン❗と閉まって指を挟む。
挟むだけならいいが、骨折する。
駐車中のクルマのドアを開ける時も一緒だ。開けた途端、強風で隣のクルマの車体を傷つけてしまう、なんてコトも...
台風が来る、イコール停電、と思った方がイイ。
なぜなら、電柱が風でなぎ倒されるから...
信号機もあっち向いてホイ🎵
で、どの信号機を見たらイイのか、わからない(^_^)
宮古島や石垣島は、沖縄本島よりも、更に厳しくて、風車が根こそぎ倒れる、外にあった洗濯機が天に舞い上がって電柱に引っ掛かる...なんてコトも(^_^)
こんな時、沖縄の人たちはどうしているのか?
というと...
意外と平気でクルマを運転している。
沖縄は内地のようにあちこちに河川が無いから、土砂崩れや浸水の心配が無い、というのもあるかもしれない。
そして一番ビックリしたのは...
保育園や学校が休みになり、公共交通機関がストップしても、なぜか居酒屋は開いている❗
そう、皆さん、自宅で過ごすのは不安で寂しい?から、近所の居酒屋へやって来る🎵
風が吹けば桶屋が儲かる、じゃないけど(^_^)、台風が来ると沖縄の場合、居酒屋が儲かる?(笑)
誰かがFacebookで言ってた。
スーパーの品物が無くなっている写真に対して、沖縄だったら、真っ先に酒が無くなっている、と(^_^)
それくらい、台風に頻繁にさらされ、根性の座った沖縄県民ですが(^_^)、そもそも家の造りが違う。
木造ではなく鉄筋コンクリートだ。
そして今は数少なくなったが、みんなの憧れの琉球赤瓦の古民家は、内地の瓦と違って、瓦と瓦の間に漆喰でしっかりと繋ぎ止められている。
昔のレンガ造りの建物と同じである。
今回の台風による東日本の各自治体の対応を見て、実際に九州・沖縄で暮らす&暮らしてきた者として、感じた所を率直に書いてみました。
東日本の皆さん、次回の台風では、買い出しは少なくとも一日前までには完了、冷蔵庫は使えないと思ってクーラーボックスを準備、そして避難所を確認しておいて下さいね(^_^)