へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

真に価値あるものに心血を注げ・・・!

2013-09-17 06:48:51 | 飲むこと・食べること
 昨日は日本列島の中央から東部を台風18号が猛威を振るった。

 まさか、大阪にいてそのような余波を受けるとは予期していなかったが・・・

 この日は、コーチングの最終試験・・・残念ながら、滋賀から参加の仲間は、とりあえず京都までタクシーで向かったが渋滞で身動きとれず、断念した。

 朝から新大阪駅構内でも切符の払い戻しの列ができ、報道陣がつめていた。その前に、安宿の薄い壁であちこちから緊急避難を告げるメールのアラームが聞こえてきた。
 
 沖縄では、この程度の台風ならほとんど問題なし、で過ぎてしまうのだが、これだけ交通網が発達した都市部だとそういうわけにもいかないのだろう。都会ならではの脆弱性を垣間見た。

 悪いことばかりではない。試験が終わっていつもの関空へ向かうJRに乗ろうとしたら運行見合わせ中なんで、もう一つの南海電鉄で空港へ向かったところ、搭乗便まで1時間半の待ち時間が生じてしまった。

 これを機に、いつも時間がなくて素通りしているワイン店に立ち寄った。なんと、このお店、全国の空港で試飲会を展開しているあのPJ社さん直営のワイン店だった。

 席に座ってグラスワインとつまみを注文したところで、店員の一人がやってきて「ワインはお好きですか?」と世界各地のえりすぐりのワインを試飲させてくれる。試飲といってもほんの一口だから、あっという間に10種類ほど試飲してしまう。

 その中で気に入ったのがあれば・・・というワケなのだが、1本のばら売りはせず、必ず3本から6本以上の箱詰めで郵送されてくるシステムだから、5000円以下のお手頃ワインでも結果としては自分へのクリスマスプレゼントのような結構な金額になる。

 結局、この日はドイツのフルーテイーで甘めの白を6本、エールフランスの機内で出されているフランスのコクと酸味が絶妙な赤を6本、そしてこちらはなぜか1本でも可能という、もうこれを飲んだらウイスキーなんて飲めないという、なぜかリンゴの味を思い出させるコニャックを1本買った。

 はたから見れば、酔っ払いの、しょうもない高額な買い物と思われるだろうか?
 
 しかし、酔っていない今、思っても、私は無駄な買い物をした、とは思っていない。本当にいいもの、自分にとって必要なモノ、一時でも自分を幸せにしてくれるものなら買った方がよい。

 消費税が8パーセントになるって騒いでいるけど、私はそれを聞いてこう思った。「いらない物は絶対、飼わないようにしよう。」「これで本当に自分にとって必要なモノは何か?精査できる。」って。

 行きたくない二次会や付き合いでのカラオケ、たいして美味しくもないのに「安いから」という理由で行く食べ放題に飲み放題、そして100均・・・

 確かに100均は安くてなんでもそろっている。だからって買い込んでいるとそれなりの額になる。果たして、その買い物は自分にとって本当に必要な買い物だったのか?安いからって、ただ、なんとなく買ったけど、結局、使わなかった。安すぎて、すぐ壊れた・・・なんて経験はないだろうか?

 人生は短い。使える資源(時間、お金)にも限りがある。ならば、本当に必要なモノに心血を注ぐべきである、そう私は思っている。

 ちょっと背伸びしたかもしれない買い物だからこそ、物の大切さをしみじみと感じさせてくれるのである。
コメント
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