軍人の子として厳しく育てられたから、私はよく戦ってきた。
多くは一人で。
30センチ超える刃物振り回し女性を抱えていた凶暴犯を2度も遭遇して戦って救助した。そのお母さんから娘と結婚してくれと頼まれたが、その場を去ってしまった。(すごい美人だった)
普段は強さ見せずに暮らして来たのに、なぜかその中にいた。
もう戦いはいいでしょう神様!
しかし、今はコロナと戦っている。
47人の赤穂浪士の中にいつもいたいと思って生きていた。
私は死ぬまで戦士なの
だろうか。
『たまきはる
命死(いのちし)なねば
この園(その)の
花咲く春に
逢(あ)ひにけらしも』(良寛)
死ぬこともなく、新しい年になって、私も命を長らえたので、このお庭の梅の花が咲く春の日に出逢うことができたよ。
花咲く春が、『命の節目』と呼ばれています。この先、咲くだろう梅の花や桜の花を何年見れるだろうかと、年を重ねるたびに、四季の美しさを身近に感じます。
この世を去るまで、いつでもどこでも、大自然の偉大なる生命力によって、生きることを
楽しんでいきたい。
いままで生きてこられたことに感謝し、人生て素晴らしい!とさらに生きることを楽しみたいと思います。
また、昨年三月一人淋しく亡くなった弟を思い出しています。
死ぬことは永遠の命を頂くものと思っています。
生きている時よりも、身近に存在を感じるからです。
神や仏になって復活するからだと思います。
悲しみの時を越えたら祈りましょう。
命の節目を一緒に楽しみましょうと。