睡眠力という言葉をつけました。
人によって睡眠時間は異なります。毎日8時間以上眠らないと寝不足の人もいれば、3〜4時間でも十分という人もいます。ただし、免疫学的に見ると、睡眠時間が少ないのは問題があるといいます。
アメリカ、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究では、睡眠時間が6時間未満の人は、7時間以上の人と比べて、風邪をひく確率が4・2倍であるとの結果が出ています。これは、睡眠時間が短いと自律神経が乱れ、免疫機能に悪影響が出るためです。
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるという生活サイクルを守ることは大切です。しかし、それが慢性的な睡眠不足につながるので健康面で逆効果になってしまうのです。
最低でも毎日4時間半、できれば7時以上の睡眠時間を確保しましょう。(私は20:00~3:00、7時間でOK)。休日の寝溜めはやめましょう。睡眠時間は長すぎても、自律神経が乱れてしまい免疫力の低下を招いてしまいます。
あとは、可能な限り夜の12 時前に眠りにつくように心がけましょう。
成長ホルモンは眠っている間に傷ついた細胞を修復して免疫力を高め、肌や髪を再生してくれる働きがありますが、これがもっとも多く分泌されるのが午後10 時から午前2時までとうことです。
若い人は良く寝ます。お年寄りは眠りが浅い。睡眠にはエネルギーが必要なのです。コロナ感染予防の免疫力がつけばいいのですが。「睡眠力」心がけましょう。