生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

賢者の詩

2019-02-24 12:45:09 | 日々の暮らし

仏教のお経に「一夜賢者の偈(げ)」があります。 「過去を追ってはならぬ。 未来を願ってはならぬ。 過去はすでに捨てられ、未来はまだ来ていない。」 と書かれています。 お釈迦様は死後の世界について弟子に聞かれた時、「そんなことは役に立たないから答えない。」と断っている。 大切なのは、今この世で悩み苦しんでいる人を救うことであり、死後の世界や誰も知ることのできない事など論じても無駄だから答えないと述べました。 これを一夜賢者の偈(詩)といいます。 あの世は修行が終わった人が行くところ。 そう解釈して精一杯生きましょう。         合掌

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「よ」の愛

2019-02-24 03:34:16 | 日々の暮らし

童謡の基礎を築いた 児童雑誌「赤い鳥」が創刊して100年が過ぎました。 北原白秋が小田原に住んだのが1918年。 小田原市は朝夕に 屋外放送で 「揺籠のうた」を流しているとのこと。 私も仕事の関係で小田原に住んでいたので懐かしく思います。 「揺籠(ゆりかご)のうた」 に意味ある読点 (、)に気づきます。 ゆりかごのうたを、 カナリヤが歌うよ、 ねんねこ、ねんねこ、 ねんねこ、よ。 ゆりかごのうえに、 びわの実が揺れる、よ。 ねんねこ、ねんねこ、 ねんねこ、よ。 ゆりかごのつなを、 木ねずみが揺する、よ。 ねんねこ、ねんねこ、 ねんねこ、よ。 ゆりかごのゆめに、 黄色い月がかかる、よ。 ねんねこ、ねんねこ、 ねんねこ、よ。 なぜ、の次に  よ。 があるのか。 親が子を見ながら 「よ」 と言いなさいとの 思いがあるからと いいます。 親子の思いを「、」に 込めている。 間を大切にしている。 介護の世界も同じ 目を見て 「、」 思いが通じますようにと。 皆様も意識してみてはどうでしょうか。 今日の気づきになれば        合掌

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