グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

予測で買い事実で売り:ECBの発表の反応です、原油の値がネガテブに

2016年03月11日 | 株式
しょうてんはECBの新たな金融緩和政策に対する市場の反応です: ECBのドラギ総裁の言動に対する市場の反応と言えます、またWTIの原油価格が多少ネガテブ展開なのも動意のない市場の回答です: 月初めからのポジテブ展開に対する利益確定の売りも入る終了でした

アジア地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
NIKKEI 225 16,852.35 210.15 1.26% 7.25% -9.99% 1900/1/0
TOPIX 1,352.17 19.84 1.49% 6.89% -11.37% 1900/1/0
HANG SENG 19,984.42 -11.84 -0.06% 7.76% -15.74% 1900/1/0
CSI 300 3,013.15 -58.76 -1.91% 1.67% -14.51% 1900/1/0

欧州地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
FTSE 100 6,036.70 -109.62 -1.78% 6.42% -9.94% 1900/1/0
DAX 9,498.15 -224.94 -2.31% 5.33% -17.41% 1900/1/0
CAC 40 4,350.35 -75.3 -1.70% 7.12% -10.89% 1900/1/0

アメリカ地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
DJIA 16,995.13 -5.23 -0.03% 6.79% -3.78% 1900/1/0
S&P 500 1,989.57 0.31 0.02% 7.44% -2.67% 1900/1/0
NASDAQ 4,662.16 -12.22 -0.26% 8.84% -4.07% 1900/1/0

夜間取引では225の先物の6月の数値は16,380円 -1.79%です:東京市場は昨日の上昇分を失います:

ECBの金融緩和策は債券の買い上げによる800億ユーロの月間資金量の引き上げとマイナス金利の引き下げでした、正式な金利政策に対する先行きの展開が不透明なのも売りの要因でしょう:



FOMCを控えてサイドウエー動向、朗報はS&P500 2000P超え

2016年03月08日 | 株式


アジア地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
NIKKEI 225 16,911.32 -103.46 -0.61% -0.55% -10.86% 1900/1/0
TOPIX 1,361.90 -13.45 -0.98% -1.34% -11.61% 1900/1/0
HANG SENG 20,159.72 -16.98 -0.08% 4.52% -16.57% 1900/1/0
CSI 300 3,104.84 10.95 0.35% 4.76% -10.74% 1900/1/0

欧州地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
FTSE 100 6,182.40 -17.03 -0.27% 5.72% -10.55% 1900/1/0
DAX 9,778.93 -45.24 -0.46% 5.31% -15.34% 1900/1/0
CAC 40 4,442.29 -14.33 -0.32% 5.75% -10.52% 1900/1/0

アメリカ地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
DJIA 17,073.95 67.18 0.40% 5.36% -4.38% 1900/1/0
S&P 500 2,001.76 1.77 0.09% 6.47% -3.36% 1900/1/0
NASDAQ 4,708.25 -8.77 -0.19% 7.91% -4.45% 1900/1/0

日本市場のオープン」はー30-40で始まるか?



2月の動向は1月のマイナスを取り戻し3月の1週目は大きなプラス

2016年03月05日 | 株式


下記の数値を先月の数値と比較すれば2月は月間の変動が世界3主要市場すべてがポジテブにて終了しています:言い換えれば1月のマイナス部分を修復した形となり皆さんのポートフォリオの月末算に1月と2月には大きな変動がなくイーブンで終了しています:主たる要因は経済指数の内容にもよりますが最大の反発要因は原油価格の安定のためにOPEC vs NONOPECの会議にて一応は今後の生産量を1月の水準にとどめるとの内容にてイランを含めた合意に到達しWTI oil priceのUS$25-US$33-35の水準まで戻したことでしょう:原油価格の安定化が所見できれば米国のみならず世界のリスクテーカーは株式市場に参加してくると観測しています: 通貨市場の変動は新興国からの資金の流失が止まるかさらに加速するかによりUS$に還元されドルの上昇につながります:

アジア地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
NIKKEI 225 17,014.78 54.62 0.32% 1.16% -10.31% 1900/1/0
TOPIX 1,375.35 6.3 0.46% 0.47% -10.74% 1900/1/0
HANG SENG 20,176.70 234.94 1.18% 4.61% -16.50% 1900/1/0
CSI 300 3,093.89 35.47 1.16% 4.39% -11.06% 1900/1/0

欧州地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
FTSE 100 6,199.43 68.97 1.13% 5.10% -10.40% 1900/1/0
DAX 9,824.17 72.25 0.74% 4.59% -13.75% 1900/1/0
CAC 40 4,456.62 40.54 0.92% 5.39% -9.37% 1900/1/0

アメリカ地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
DJIA 17,006.77 62.87 0.37% 3.60% -6.02% 1900/1/0
S&P 500 1,999.99 6.59 0.33% 4.41% -4.70% 1900/1/0
NASDAQ 4,717.02 9.6 0.20% 4.72% -5.28% 1900/1/0


3月のスタート週間動向は下記となりました:2月29日も含みます

Index started week Ended week change %change YTD%
DJIA 16639.97 17006.77 366.80 +2.2% -2.4%
NASD 4590.47 4717.02 126.55 +2.8% -6.8%
S&P500 1948.05 1999.99 51.94 +2.7% -2.2%
R2000 1037.17 1081.93 44.76 +4.3% -4.8%
週間の回復率の高さが所見されます、無論3地区の数値は3月4日までの数値ですので上記の週間回復率が大きく貢献していることが観測できます:3月中に発表される経済指標はFRBの金利政策に反映します、しかし市場は原油を含む市場の変動に注目し、先行きのFRBの金利の引き上げ観測数値を引きあげてくるかもしれません:現在は52.0%から54%のチャンスで引き揚げと見ています: